2022年のIPO件数は91件と、前年の125件よりかなり減少したものの、例年並みに戻った形で推移しました。
そこで、今回の公認会計士ナビ公式YouTube『公認会計士ナビチャンネル』では、2022年のIPOの概況やIPO監査の状況を振り返るため、IPOの専門家で「アドレナリン会計士」の愛称で親しまれている江黒崇史さんをゲストに迎えました。
江黒 崇史さんのご経歴です。
江黒 崇史(えぐろ たかふみ)
江黒公認会計士事務所 代表
公認会計士
1999年3月早稲田大学商学部卒業。2001年公認会計士二次試験合格。2001年10月から2004年まで監査法人トーマツにおいて製造業、小売業、IT企業を中心に多くの会計監査に従事。法定監査のみならず、株式公開業務や財務調査業務、アニュアルレポート業務も担当する。2005年にハードウェアベンチャー企業の最高財務責任者(CFO)として、資本政策、株式公開業務、決算業務、人事業務に従事するとともに、株式上場業務を担当。同社の財務体質改善に貢献。2005年より中堅監査法人に参画し、情報・通信企業、不動産業、製造業、サービス業の会計監査に従事。M&Aにおける買収調査や企業価値評価業務、TOBやMBOの助言業務も多く担当。 2014年7月より独立し江黒公認会計士事務所を設立。会計コンサル、経営コンサル、IPOコンサル、M&Aアドバイザリー業務の遂行に努める。
中小監査法人に訪れる転機。BIG4との違いは?
「中小監査法人での経験が独立につながる!? 会計士1年目から差がついたポイント、監査法人のIPO概況など【アドレナリン会計士と振り返る2022年】」では、江黒氏が、ここ3~4年で準大手監査法人や中小監査法人のIPO監査契約が増加していることに触れます。BIG4でなければ上場できないという噂が流れていた時期もありましたが、現在はどうなっているのか。証券会社などの生の声も紹介してくれました。
また、清和監査法人(現:RSM清和監査法人)でのパートナー経験を持つ江黒氏が、中小監査法人で働く魅力についても語ってくれました。
IPOについて詳しく知りたい方、BIG4で働くことに疑問を感じている方、そして今年合格した受験生の皆さんにとっても、キャリアに役立つアドバイスが満載の動画となっています。
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(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)