このコーナーでは、“くわえもん”こと高桑昌也氏が、厳しく、優しく、ユーモラスに公認会計士のみなさんのお悩みに答えます!
さあ、みんな!くわえもんに相談してみよう!
“くわえもん”とは?
高桑昌也 通称“くわえもん”
公認会計士・税理士、株式会社イーエスリサーチ 代表取締役社長
麻布高等学校・慶應義塾大学卒。大学在学中(2000年)に公認会計士2次試験合格、中央青山監査法人、金融庁、エスネットワークス取締役等を経て、現職。さそり座O型。秋田県男鹿半島出身。
趣味:写真、旅行、夜の麻布・六本木
今回のお悩み:女性会計士って結婚に不利ですか!?婚活のアドバイスをください!
今回の相談者
みそこんにゃくさん、女性、33歳、公認会計士
※写真はイメージです。
相談内容
くわえもんさん、こんにちは。
私は33歳、今年修了考査に合格した会計士の女性です。
今は、大手監査法人に勤めてます。
相談です!
結婚したいです!
どうしたらいいですか??
現在、婚活中ですが、出会いの場に行っても職業を言うと男性が引くことがあったり、結婚観を話し合うと完全な共働き(家事、育児を50:50で負担する)をすることに非賛同的だったり…
結婚しても私が仕事を続けられればそれで良いので、相手の職業や年収にもこだわっているわけではなく、私が働いて相手が主夫でも良いくらいに思っています。でも、私が出会う男性には会計士という肩書に恐縮してしまったり、女性は家庭に…といった人が多くて…
会計士という職業のせいでマイナス要素が増えてる気がします。
でも結婚したいのです。
仕事もプライベートも充実させたい!
アドバイス下さい!!
P.S.
くわえもんさんのまわりで素敵な方がいたら紹介してもらえると嬉しいです^^
くわえもんからの回答
本当に結婚したいのはどんな相手ですか?
暑かった夏も終わり、朝晩涼しい季節となってまいりました。
くわえもんです。こんにちは。
そして、みそこんにゃくさん、ご相談ありがとうございます。私の回りでも資格の有無に関わらず、結婚に悩んでいる女性は多くいらっしゃいます。
私の回りのみならず、全国的に女性の晩婚化は進んでいるようです。参考までにグラフを示しましたが、近い将来、男性よりも女性の晩婚化が進行するようです。
出典:http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/-/img_3ee974c443ac41b3a5b8e1052b5fac69260295.jpg
なぜこのような晩婚化が進んだか、調べてみました。
女性のほうの理由としては、「仕事に打ち込みたい」「必要性を感じない」「自由でいたい」ということです。
これは、昔に比べ女性の社会進出がすすんだのが背景にあるような気がいたします。また、「適当な相手がいない」という理由も高いパーセンテージとなっています。具体的に何がつりあわないのか、書いてありませんが、(男子の所得がそれほど高くなく)収入面で結婚するインセンティブが薄いのかも知れません。
出典:http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/mariage/13.html
このような世間の状況の中、結婚を志望するみそこんにゃくさんが、
- どのような男子をターゲットにするのか
- 結婚を実現させるためにはどうすればいいのか
考えてみました。
「どのような男子をターゲットにするのか」
1.ある程度所得にこだわる
例えば弁護士や医者、もしくは同じ公認会計士との結婚を考えてみます。特に文系の弁護士や公認会計士であれば、「将来は嫁さんと一緒に事務所を経営したい」という人も少なからずいます。旦那が弁護士で、奥さんが公認会計士であれば、法務・会計両方対応できる、バランスのとれた事務所になりますね。夫妻ともども公認会計士というのも、お互い理解がし合えてよいでしょう。旦那が医者、奥さんが公認会計士というのも、文理混ざっていて、子供がどうなるか楽しみですね。異世界への知的好奇心も刺激されます。
このような士業でも、合コン好きの人間はいます。その「ハブ」となるような人を見つけ、5、6回合コンでも開いてみてください。弁護士の合コン好きに頼めば、数人は紹介してくれるでしょう。公認会計士・医者の合コン好きは星の数ほどいます(笑)。繰り返していれば、1人くらいは良い人が見つかるのではないでしょうか。「数打ちゃ当たる」実践あるのみですね。
2.相手の所得にこだわらない
「所得にこだわらず、男なら誰でもいい」、という発想もあるでしょう。されど、世の中の男子はあなたが思っている以上に、高収入の女子に対して及び腰です。
公認会計士資格を取っている女子は、収入・学歴ともに高くなります。ですが「奥さんが自分より収入が高い」「奥さんが自分より背が高い」「奥さんが自分より学歴が高い」など、面子にこだわる男子は思ったより多いものです。
(で、そのような男子ほどDVに走りがちです。身の回りでもDVの話はたまに聞きますが、たいがい「女性のほうが男子よりも学歴が高い場合」です。そのようなこともあり、あまり所得格差・価値観の格差のあるような男子と結婚するのはお勧めしません)
また、「私が働いて相手が主夫でも良い」ということも仰られていますが、そのような柔軟な発想ができる男子はごく少数派です。仕事が無くなったら空っぽみたいな男子が圧倒的に多いのです。誰でもいいという発想はやめて、本当に誰と結婚するのがいいのか、ターゲットを今一度絞ってみましょう。
あとちょっと引っかかっているのが「会計士という職業のせいでマイナス要素が増えてる気がします」というお言葉です。これは果たして本当でしょうか。
私の回りには、女医・女性弁護士などおりますが、みな外見も中身も素敵で、幸せな結婚をしています。外見も中身も素敵な女子であれば資格の有無に関わらず結婚できるのではないでしょうか。むしろ結婚できないのを資格のせいにしていませんか。それだと何となく的外れな感じもいたします。
資格があってもなくても、みそこんにゃくさんにも素敵な点は必ずあるはずです(経営戦略におけるSWOT分析のようなもの)。自分の強みが何なのか理解することが大事ではないでしょうか。
今日のまとめ
- 「資格のあるなし」が本当に結婚の障害になっているのかどうか、自分なりに冷静に分析してみる。
- そして資格という縛りから自分を離してみる。自分にも必ず良いところが複数あるはずで、その魅力を再認識する(=自分に自信をもつ)。
- 自分の本当に結婚したい相手は誰なのか、考えてみる。結婚したいターゲットを定める。
- 高所得の男性であるなら、「ハブ」となる男性を見つけ、5、6回合コンしてみる。
【追伸】 私の回りには独身で素敵な男性は沢山おりますので、いつでもフェイスブック経由でご連絡ください。
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