PwCの2015年度の総収益は前期比10%増、354億米ドルに【PR】



【本記事はPwCあらた監査法人様からのプレスリリースです】

  • 過去8年間において最高の総収益増加率に
  • 中東・アフリカ(16%)、北米・カリブ海諸国(12%)、オーストラレーシア・太平洋諸島(11%)では2桁成長を達成
  • 新規採用53,000人を加え、2015年度のスタッフ総数は過去最高の208,000人に
  • ユニバーサム社による「ビジネス専攻卒業生にとって最も魅力的な企業」ランキングで、PwCは世界第2位に


PwC Japan

本プレスリリースは、2015年10月6日にPwCが発表したプレスリリースの翻訳です。英語の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。

2015年10月6日 ロンドン -PwC(プライスウォーターハウスクーパース)は、2015年6月30日終了の会計年度において354億米ドルの営業総収益を計上しました。PwCの営業総収益は、恒常為替レートベースで10%の増収となりました。前年度から大幅な収益増を達成するとともに、2007年度以来最高の総収益増加率も記録しました。すべての事業部門およびすべての地域において、収益が順調に拡大しました。

プライスウォーターハウスクーパース・インターナショナル会長のデニス・M・ナリ―(Dennis M. Nally)は、次のように述べています。

「世界のビジネス環境では厳しい状況が続いています。経済情勢はばらつきのある状態が続いており、地政学的な問題がビジネスに不確定性をもたらし、また、プロフェッショナルサービス市場は厳しい競争にさらされていることなどが挙げられます。これらの困難にもかかわらず、PwCネットワークは2015年度に10%成長という例外的な業績をおさめ、総収益は初めて350億米ドル超の水準に達しました」

「過去8年間において最も力強い成長が達成できたことは、最高の人材の確保、サービスの質の強化、およびデータアナリティクスなど新たなプロダクトの構築に対し大規模な投資を行ってきた結果です。またPwCの基幹事業を補完し拡大するための鍵となる戦略的買収も継続しています」

「テクノロジーが私たちの生活とあらゆるビジネスのすべての面において変革をもたらしていることを踏まえ、私たちはGoogleやその他のマーケットリーダーと提携し、最新かつ最高のテクノロジーに基づいた考えをクライアントに提供しています」

「PwCブランドは世界最強のプロフェッショナルサービスのブランドとして認識されていますが、この評価は208,000人のスタッフによるエネルギー、熱意、および業務の質に加え、これらのスタッフが、信頼を築き重要な課題を解決するためにすべてのステークホルダーとともに励んでいることによるものです」

「私たちには誇るべきものが数多くあり、2016年度に向けて、有意義な功績を数多く達成しようと大きく勢いづいています。すべての事業部門と地域は成長を続け、Booz & Company(現Strategy&)の統合によって私たちの能力は大きく高まりました。現在の私たちは戦略から実行までにわたるサービスを提供することにおいて非常に優れた組織となっています。昨年度には53,000人を採用しましたが、私たちのステークホルダーからの需要のさらなる多様化に応え、2016年度にはより多くの国々からより幅広いスキルを持つ人材を採用する計画です」

「世界では大きな変化が起こり、いくつかの国においてはまだ困難な状況が続いていますが、世界全体としては2016年に3.6%と、より大きな経済成長を見込んでいます」

地域別業績

北米・カリブ海諸国では大きな好調を継続し12%の収益成長を達成しました。最大のファームであるPwC米国は非常に優れた成果を挙げ、収益が10%増の122億米ドルに達するとともに、すべての事業部門において力強い成長が見られました。

南米・中米の成長率は、不振の続くブラジルの経済状況の影響により前年度から低下したものの、収益は引き続き好調で8%増を達成しました。

アジアでの収益も2015年度は好調で、9%増の41億米ドルとなりました。アジアでのサービス展開と拡大への継続的な注力が奏効し、中国・香港では8%、インドでは17%の収益増を達成しました。今後の中国経済はより困難なものになると予想されますが、私たちはなお楽観的な見通しを維持しており、来年度の成長を享受できる位置付けにあると考えています。

欧州も大きな成長を達成し、西欧では8%、中・東欧では6%の収益増となりました。PwCで2番目に大きなファームである英国ファームの収益も9%増の41億米ドルと好調な業績を計上し、アシュアランスとアドバイザリーサービスが特に大きな成長を達成しました。イタリアは11%、ドイツは8%、フランスは6%の成長をそれぞれ達成しました。

中東・アフリカの収益も16%の2桁成長を達成しました。

オーストラレーシア・太平洋諸島地域でも11%増の好調な成長を達成し、オーストラリアの収益成長率は10%でした。

図1:地域別 PwCメンバーファームの総収益 (単位:百万米ドル)
  FY15
(FY15為替レート)
FY14
(FY14為替レート)
増減率 増減率
(恒常為替レート)
アジア 4,109 3,902 5.3% 8.5%
オーストラレーシア・太平洋諸島 1,583 1,552 2.0% 10.9%
中・東欧 716 821 -12.9% 5.7%
西欧 12,651 12,777 -1.0% 8.2 %
中東・アフリカ 1,304 1,170 11.4% 16.3%
北米・カリブ海 14,035 12,704 10.5% 11.6%
中南米 958 1,026 -6.6% 7.7%
総収益 35,356 33,952 4.1% 9.9%
FY15の収益は、PwC全ファームの合計収益で、FY15の為替レートの平均で換算し米ドルで表示しています。FY14の合計収益はFY14の為替レートの平均で表示しています。収益にはクライアントに請求した経費も含まれます。会計年度は6月30日終了です。

事業部門別業績

アシュアランスサービスはPwCの基幹事業であり、また世界全体での業務と評価の基盤となっています。アシュアランスサービスからの収益は6%増の152億米ドルへと大きく成長しました。これは非常に厳しい競合環境に加え、欧州での監査法人交代制導入に伴う監査市場の変化の中で達成されました。

世界各国において監査市場が不安定であることに加え、より幅広いアシュアランスサービス、中でも事業リスクに関するアシュアランスへの需要が高まってきています。PwCはテクノロジーへの投資を通じ、IT、データアシュアランスやセキュリティなど新たな分野にもアシュアランスサービス市場の拡大を続けています。

サービスの質は世界中においてPwCの業務の根幹をなすものです。2015年度にアシュアランスサービスの品質のさらなる向上、革新的なツールとテクノロジーの開発、およびスタッフのトレーニングに4億5,000万米ドル(前年度と同水準)を投資しました。

アドバイザリーサービスは2015年度に非常に大きな成長を遂げ、収益は18%増の112億米ドルに達しました。アドバイザリーサービスは現在ではPwCの総収益のうち30%以上を占め、今後も大きく成長すると予想しています。

2014年4月のStrategy&(旧Booz & Company)の統合は、戦略から実行までのアドバイザリー業務を提供する優れた組織として、PwCの位置付けをさらに強固なものとしました。PwCは現在、Strategy&ブランドの下に3,000名を超える戦略コンサルティングの専門家を擁しています。

税務サービスも2015年度に大きく成長し、収益は7%増の89億米ドルに達しました。税務サービスには、吸収合併が活発であったことによる関連業務、および世界中での移転価格業務への需要好調が貢献しました。

図2: サービスライン別 PwCメンバーファームの総収益 (単位:百万米ドル)
  FY15
(FY15為替レート)
FY14
(FY14為替レート)
増減率 増減率
(恒常為替レート)
アシュアランス 15,177 15,137 0.3% 6.2%
アドバイザリー 11,235 10,002 12.3% 18.0%
税務 8,944 8,813 1.5% 7.1%
総収益 35,356 33,952 4.1% 9.9%
クライアントに請求した経費 (2,351) (2,025) 16.1% 21.8%
純収益 33,005 31,927 3.4% 9.2%
FY15の収益は、PwC全ファームの合計収益で、FY15の為替レートの平均で換算し米ドルで表示しています。FY14の合計収益はFY14の為替レートの平均で表示しています。収益にはクライアントに請求した経費も含まれます。会計年度は6月30日終了です。

PwCの人材

プロフェッショナルサービスの最大ネットワークであるPwCは最高の人材を必要としています。2015年度の採用数は過去最高の53,049名に達し、そのうち24,600名は新卒者でした。世界全体でのスタッフ数は6%増加して208,000名となり、これはPwCが提供する卓越した育成と昇進の機会を反映したものです。

「私たちは、スタッフ構成の多様化を高めることが今後のPwCにさらに大きな成功をもたらすと考えています。すべてのスタッフが成長し、自らの能力を最大限に発揮する機会を得られる環境を作り出すことが私たちにとって極めて重要です。PwCが男女参画の平等を求めるUN WomenのHeForSheを今年度支援し、また男女平等への障壁を取り除くためにPwCの男性スタッフによる取り組みを求めている理由です」とデニス・ナリーと述べています。

2015年度にPwCのファームおよびスタッフはおよそ5,800万米ドルをコミュニティ活動に寄付し、また58,000人近いPwCスタッフが、プロフェッショナルサービスとスキルを必要とするボランティア活動に延べ537,000時間を超える貢献を行いました。

以上

注記:

PwCのGlobal Annual Review 2015の全文レポート(英語)は、www.pwc.com/annualreviewから入手可能です。
Global Annual Reviewのビデオと図表を多数揃えたメディアライブラリーもご利用ください。

PwCについて
PwCは、社会における信頼を築き、重要な課題を解決することをPurpose(存在意義)としています。 私たちは、世界157カ国に及ぶグローバルネットワークに208,000人以上のスタッフを有し、高品質な監査、税務、アドバイザリーサービスを提供しています。 詳細はwww.pwc.comをご覧ください。
PwC Japanについて
PwC Japanは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称です。各法人は独立した別法人として事業を行っています。
複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、PwC Japanでは、監査およびアシュアランス、ディールアドバイザリー、コンサルティング、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。また、公認会計士、税理士、弁護士、そのほか専門スタッフ約5,000人を擁するプロフェッショナルサービスネットワークとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。

引用元:PwCの2015年度の総収益は前期比10%増、354億米ドルに



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【手塚佳彦/公認会計士ナビ編集長・株式会社ワイズアライアンス代表取締役CEO】 神戸大学卒業後、会計・税務・ファイナンス分野に特化した転職エージェントにて約10年勤務。東京、大阪、名古屋の3拠点にて人材紹介・転職支援、支社起ち上げ、事業企画等に従事。その後、グローバルネットワークに加盟するアドバイザリーファームにてWEB事業開発、採用・人材戦略を担当するなど、会計・税務・ファイナンス業界に精通。また、株式会社MisocaのアドバイザーとしてMisoca経営陣を創業期から支え、弥生へのEXITを支援するなどスタートアップ業界にも造詣が深い。 2013年10月、株式会社ワイズアライアンス設立、代表取締役CEO(Chief Executive Officer)就任、公認会計士ナビ編集長。

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