今回は「電子帳簿保存法」をテーマにしたYouTube動画2本をご紹介します。
2022年1月施行予定だった改正電子帳簿保存法に、2年間の猶予期間(紙での保存を容認)が設けられることになりました。ただし、複雑な制度であることに変わりはなく、どこから手を付けて良いのか分からない方もまだおられるのではないでしょうか。
そこで、今回の公認会計士ナビ公式Youtube『公認会計士ナビチャンネル』では、改正電子帳簿保存法義務化に向けてどのように準備を進めたら良いのか解説し、あわせてお役立ちアプリも紹介します。
今回は、kintone業務アプリとクラウド会計のスペシャリストである、株式会社アイティーフィット取締役の福住 仁志さんと、IT系上場企業で現役で経理を担当している田中さんをゲストにお迎えして、公認会計士ナビ編集長の手塚と一緒に、改正電子帳簿保存法で直面する課題や効率的な対応法など、様々な角度からトークを繰り広げます。
【ゲストコメンテーター】
福住 仁志 様(株式会社アイティーフィット 取締役)
『kintone』と各種クラウドツールの組み合わせで、業務プロセスのクラウド化、効率化、自動化のコンサルティングを行う。今回の【デモ編】では、株式会社アイティーフィットが提供する電子帳簿保存法対応の『証憑保存アプリ』を実演。
田中 様(IT系上場企業 経理部)
【解説編】なぜアプリと規定がセットで必要なのか?
『【解説編】なぜアプリと規定がセットで必要なのか?』では、福住さんが、電子帳簿保存法の改正点や、ソフトウェア導入だけではなく事務処理規定がなぜ必要になるのかについて解説します。
また、IT系上場企業の経理部で働く田中さんが、経理処理で迷いそうな取引について質問し、福住さんの回答に納得する場面も。会計ファームや企業内会計士として働いている方が、今すぐ使える情報がたくさん盛り込まれています。
【デモ編】アプリの使い方のデモ
『【デモ編】アプリの使い方のデモ』では、福住さんが、サイボウズのクラウドサービス『kintone』に追加して使える、改正電子帳簿保存法対応の「証憑保存アプリ」のデモを行います。
【デモの主な内容】
- 証憑アップロード機能
- 証憑プレビュー機能
- 訂正削除履歴のサブテーブルベースでの保存画面とCSVでの出力
- 変更履歴の絞り込み機能
- 証憑を訂正した場合の処理方法 ほか
デモの中で、訂正削除履歴が詳細に保存されるデモ画面が表示されると、田中さんや手塚編集長から称賛の声も上がりました。改正電子帳簿保存法の煩わしさを解決してくれる楽々アプリです。ソフトを検討中の方はぜひご参考になさってください。
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(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)</