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クーポン・ポイントのインセンティブ付与による三密を避けた観光の在り方を検証
2021年1月5日
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下、PwCコンサルティング)は、愛知県常滑市の中部国際空港と愛知県内の観光地・商業地を対象に、中部国際空港を起点とした観光型MaaSの実証実験を2021年1月8日から2月14日に行います。
本実証実験は、経済産業省が新しいモビリティサービスの社会実装に向けて進めている「地域新MaaS創出推進事業」の「先進パイロット地域」として選定された取り組みです。PwCコンサルティングは、本実証実験の実施主体として、空港から目的地までのMaaSアプリを活用した移動サービスを企画設計するとともに、クーポン・ポイントのインセンティブ付与による利用者の行動変容の効果を分析し、混雑状況に応じて観光客を分散する三密回避の観光の在り方を検証します。
本実証実験では、「遊ぶ」「食べる」「泊まる」など観光客の体験ごとに、対象地域内で観光施設・商業施設を選定し、高還元率あるいは低還元率のクーポン・ポイントを各施設に設定します。観光地については、各施設の入場者数実績と敷地面積から算出した混雑状況※に応じてクーポンの設定を行います。
中部国際空港第1ターミナル国内線到着口で観光客にクーポンを配布し、MaaSアプリで観光地・商業地に関する情報や交通情報を提供して、各種交通機関による観光客の移動を促します。
高還元率の施設と低還元率の施設の利用客数の増加率の比較や、前年同期の利用客数との比較分析を行い、インセンティブ付与による観光客の行動変容を検証します。
当社は、今後もさまざまなパートナーと連携し、新しいモビリティサービスの社会実装を支援することを通じて、移動課題の解決や地域経済の活性化に貢献していきます。
※混雑状況=入場者数(2020年1-9月)/敷地面積(立入り可能場所)
実証実験の概要
- 実証実験名:経済産業省 地域新MaaS創出推進事業
「中部国際空港を起点とした空港MaaS ~密を避けながら観光を楽しもう!~」 - 実施予定時期:2021年1月8日~2021年2月14日
- 対象地域:愛知県常滑市の中部国際空港と愛知県内の観光地・商業地※1
※1 野外民族博物館リトルワールド、日本モンキーパーク、南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国、博物館 明治村、名鉄グランドホテル、名鉄ニューグランドホテル、μPLAT金山、名鉄百貨店、名鉄イン - 検証内容:
インセンティブ付与による観光客の行動変容レベルを分析することで※2、混雑状況に応じて観光客を分散する三密回避の観光の在り方を検証する。
※2 当実証実験で収集・分析するデータと個人情報を関連付けることはありません。 - 実証実験のフロー:
1. 中部国際空港 第1ターミナル国内線到着口にてクーポンを配布。
2. デジタルサイネージ、MaaSアプリで観光地・商業地に関する情報や交通情報を提供し、各種交通機関での移動を促進。
3. 観光客は観光地・商業地にてクーポンを利用(一部施設にてポイントを提供)※3。
※3 天災や、新型コロナウイルス感染症拡大の状況などにより、上記施設の閉鎖・営業時間短縮などに伴い、クーポン・ポイントの利用対象・条件に変更の可能性があります。
6.各社の役割
プレーヤー | 役割 |
PwCコンサルティング合同会社 |
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中部国際空港株式会社 |
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株式会社 NTT ドコモ |
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名古屋鉄道株式会社 |
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※愛知県が事業方針策定などにおいて協力
以上
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