本コーナーでは、英語学習に興味のある公認会計士の皆様に向けて、プログリットによる英会話学習勉強法に関するコラムをお届けします。
英語をしゃべりたい英語初心者へ!話せる人が実際に行った学習方法でトレーニングしよう!
英語をしゃべりたいと思っていても、英語初心者の方はそもそもどうやって勉強すればいいのかわかりませんよね。英語を話せる人達はどうやって英語を習得したのでしょうか?今回は「英語をしゃべりたい初心者」から「英語を話せる人」になるための英語学習法をご紹介していきます。
「英語をしゃべりたい」英語初心者の方へ
大人になってから英語の勉強を再スタートした英語学習者の方の中には、スピーキング力をどう上げたらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。学生時代の英語の授業を思い出してみても、どれも英文法や長文読解の授業ばかりで、スピーキング力を上げるようなものではありませんでしたよね。「英語を話せるようになるにはどうしたらいいのだろうか?」と、途方に暮れている方もいるかもしれません。
では、実際に英語を話せる人たちは、話せるようになるまでに一体どのような学習をしたのでしょうか?
私も以前まで、この記事を読んでいるあなたと同じく、「英語が話せるようになりたいけどやり方が分からない」と悩んでいた、英語学習初心者の中の一人でした。ですが今では、英語を話せる人たちの一員になっています。この記事では、英語を話せるようになるにはどういう学習方法が有効なのか、話せるようになるまでに何をする必要があるのかを、私自身の経験をもとにご紹介していきます。
英語をしゃべりたいなら①:まずは英語に慣れよう
「習うより慣れろ」なんていう言葉をよく耳にしますが、初心者が英語を話せるようになるには、まず英語そのものに慣れることが必要です。まずは自分の周りの環境を英語だらけにしましょう。普段使っているスマートフォンの設定を英語にしたり、Facebookを英語表示に切り替えたり、スケジュール帳や日記を英語で書くようにしたり。そんな些細なところから全て英語に切り替えていきます。実際に英語が話せる人は、話せるようになるまでにこういった工夫をして出来るだけ英語環境に身を置いていた人が多いです。
とは言え、英語学習初心者の方がいきなり身の回りのもの全てを英語設定に切り替えてしまうのも少しストレスですよね。「早く話せるようになりたい!」と焦る気持ちは分かりますが、途中で嫌になってしまわないよう少しずつ進めていきましょう。
英語学習は、「これをやったら1週間後にはぺらぺら」なんていう魔法みたいな方法はありません。英語を話せるようになるまでには少し時間がかかります。スピーキング力をアップするには、焦らずに取り組むことが重要です。
英語をしゃべりたいなら②:単純な文から始めよう
英語を話せるようになりたいと思っている方の中には、言いたいことを思いのままに英語で話せる状態を目標の姿として描いている方がいますが、それはあまりおすすめできません。初心者の方がいきなりネイティブのような英語を目指してしまうと、今の自分に必要なトレーニングではない非効率的なトレーニングに走ってしまったり、また、目標の姿が遠すぎてモチベーションを維持できなかったりする可能性があります。
まずは、単純な文を使って話せるようになることを目指しましょう。ごくごく簡単な、たとえば中学校1年生が英語の授業で習うような「It’s a pen.」「He is my sun.」のようなシンプルな文を使いこなせるようになることを目標にするのです。「そんな簡単な英語くらい話せるよ」と思った方もいるかもしれませんが、実際これくらいの簡単な文でも、日本語を見て英語に直そうとすると案外難しいものです。英語が話せるようになるには、まずは単純な文を完璧に使いこなせるようになることが大切です。
英語を話せるようになるには、単純な文から始めよう
具体的なトレーニング方法としては、単純な日本語を英語に変換するという作業を繰り返します。もし中学校の教科書があればそれを使ってもいいですし、書店でもスピーキングのトレーニング教材として中学生レベルの英文を集めたようなものはいくらでもあります。それらを使って、英語で簡単な文を作る練習を繰り返しましょう。
英語を話せるようになるには、英語を声に出そう
単純な文からトレーニングすると言いましたが、ここで大事なのは、実際に英文を声に出してトレーニングするということです。日本語を見てそれを瞬時に英語で話せるようになるまで、「This is a pen.」「My name is…」と言った至極簡単な文でも、声に出して発音しましょう。そうすることで、耳や口からも英語を学習することができ効果的です。
英語を話せるようになるには、徐々に複雑な文にしよう
いつまでも単純な文を練習するわけではありません。単純な文が完璧になったら、徐々に複雑な文章を練習していきましょう。例えば、「This is a book.」を形容詞やthat節などを使って修飾し、更に情報を付け加えて話してみます。
This is a book that my father gave me.
これは父がわたしにくれた本です。
This is a book that my father gave me for my 12th birthday.”
これは12歳の誕生日に父がわたしにくれた本です。
単純な文のときと同じく、自信を持って話せるようになるまで何度も繰り返すことをおすすめします。この学習法は、実際に日本にいながら英語を習得したYouTuberも動画で紹介しているので、是非見てみてください。
3ヶ月で帰国子女を言い負かす How I learned English 3 (スピーキング編)
英語を話せるようになるには何が足りなかったのか、話せるようになるまでに実際に何を行ったのか、具体的に説明してくれています。
英語をしゃべりたいなら③:英語の発音を意識しよう
「英語を話せるようになりたい!」と一生懸命スピーキング練習をしても、いざ外国人の方と話してみたら「あれ?伝わらない?正しい英文をしゃべっているはずなのにどうして?」と絶望した経験はありませんか?私はあります。
実際英語を話せる人の中には、とても発音が良いとは言えないような人もおり、発音が違っていても何とかかんとか自分の言いたいことを伝えることはできます。しかし、せっかくなら正しい発音でスマートに話したいですよね。正しい発音を知らないとリスニングにも支障をきたすので、発音を正しておくことは重要です。
日本語と英語の音の違い
英語では、同じアルファベットでも単語によって違う発音になることがあります。例えば、日本語の「あ」は、「あした(明日)」と「あるく(歩く)」で同じ「あ」の音ですが、英語の場合「apple」と「awesome」では同じ「a」でも発音が違います。このように、英語には綴を見ただけでは分からない発音のルールがあります。英語を話せるようになるには、こうした発音についても習う必要があります。
発音矯正におすすめのフォニックスとは?
みなさんは、「フォニックス」という言葉を聞いたことがありますか?フォニックスとは、綴り字と発音との間の規則性を使って、正しい英語の読み方を学習する方法の一つで、発音矯正におすすめの学習法です。実際私も1ヶ月かけてフォニックスで発音のトレーニングを行いましたが、トレーニング後はネイティブスピーカーと話していても聞き返されることがほとんどなくなり、相手の言っていることも随分分かるようになりました。
フォニックスについては、文字で説明するよりも動画を見ていただいた方が分かりやすいかと思います。下の動画は、「フォニックスとは?」から始まり、実際にアメリカのプレスクールで行われている発音の学習方法も紹介してくれているので、英語初心者の方にもそうでない方にも是非見ていただきたいです。
フォニックス A-P l 子供から大人まで発音・リスニングに効果抜群![#134]
フォニックス Q-Zl子供から大人まで発音・リスニングに効果抜群![#135]
英語をしゃべりたいなら④:インプット量を増やそう
英語を話せるようになりたいという方の中には、スピーキング練習などのアウトプットトレーニングが1番大切だと思っている方がいます。もちろんスピーキング練習は大事ですが、そういったアウトプットトレーニングよりももっと重要なものがあります。それはインプットトレーニングです。話せるようになりたいという強い気持ちからアウトプットばかりに意識がいってしまうのも分かりますが、実際に話せるようになるにはインプットトレーニングは欠かせません。
特に英語学習初心者の場合、いきなりアウトプットのトレーニングをしようとしても、インプット量が少な過ぎてまったくできないですよね。インプットとアウトプットどちらも適切な量トレーニングを行うことが重要です。
話せるようになるにはインプットも大事①語彙力
英語を話せるようになりたいのならボキャブラリーを増やすことは重要です。単語帳を使ってしっかりインプットしましょう。新しく覚えた単語は、実際の会話の中で使ってみたり、日記の中で使ってみたり、アウトプット練習で実際に使いながら知識を定着させていきます。このようにインプットとアウトプットを組み合わせて学習するのが効果的です。
話せるようになるにはインプットも大事②文法力
いくら語彙力があっても、文法を知っておかなければ文を組み立てることはできません。ただし、英語を話せるようになるには難しい文法を知っている必要はありません。中学校で習うレベルの英文法をしっかりと理解できていれば、スピーキングする上で大きな問題はないので、基本的な英文法だけは覚えておきましょう。
話せるようになるにはインプットも大事③生の英語
スピーキングにおいては、基本的な英文法を使って単純な文で話すことができれば問題ありませんが、実際にネイティブと会話をするとなると、彼らの言っていることを理解する必要があります。ネイティブもそんなに難しい英文法を使って話すことはありませんが、彼ら独自の言い回しなど、基本の英文法や単語から逸れた表現を使うことはあります。そういった生の英語は、英文法や英単語の勉強とはまた別に、フレーズのインプットをしておく必要があります。自分が使えないまでも、相手が使った時に聞き取って理解できるようにしておくことは重要です。海外の映画やドラマ、アニメなどを使って、実際にネイティブが会話の中で使う表現をインプットしておきましょう。
英語をしゃべりたいなら⑤:外国人と交流しよう
日本に住んでいるから海外の人と友達になったり交流するのは難しいと思っている方。日本にいても、チャンスはいくらでもありますよ。英会話教室に通って外国人講師から英語を習うという手もありますが、そんなことをせずとも外国人の方と話す機会を作ることはできます。ここでは、スピーキング練習に打って付けの、外国人の方との交流の機会を作る方法をご紹介します。
Meetupで外国人の友達を作ろう
みなさんは、「Meetup」というサービスを聞いたことがありますか?Meetupとは、共通の地域や興味に関するコミュニティを作ったり、既存のコミュニティに参加したりすることができるサービスのことです。
Meetupには、英語を話せるようになりたい日本人と日本語を話せるようになりたい外国出身者のコミュニティなどがあるので、そういったコミュニティに参加することで簡単に外国人の友だちを作ることができます。多くの交流会はカフェなどで開催されており、とてもカジュアルな雰囲気でスピーキング練習することができます。
私も実際に参加したことがありますが、英語を話せる人も初心者の方も様々な英語レベル・日本語レベルの方が国際交流しながら言語学習を楽しんでいて、とても有意義な会でした。
英語を「話せるようになりたい人」から「話せる人」へ
この記事では、「英語を話せるようになりたい初心者」が、どうやったら「英語を話せる人」になるのか、その方法を私の実体験をもとにご紹介してきました。
英語を話せるようになるまでには、たくさんの苦労があると思います。ただ、今英語を話せる人たちも、同じように苦労しながら英語を習得しています。私だって何度も挫折しそうになりました。
しんどくなったときには、自分が英語を話せるようになりたい理由は何なのか、話せるようになったらどんな良いことがあるのか、そんなことを思い出してみてください。そして、英語の習得を成し遂げてください。英語を話せる人にしか分からない、たくさんの良いことが待っていますよ!
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引用元:英語をしゃべりたい英語初心者へ!話せる人が実際に行った学習方法でトレーニングしよう | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)