【本記事はPwCあらた監査法人様からのプレスリリースです】
プライスウォーターハウスクーパース株式会社
プライスウォーターハウスクーパース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:椎名 茂)は、8月31日、M&Aや事業再生・再編などを手掛ける当社のディールアドバイザリー部門内に、日本企業の海外子会社や海外事業の再生を支援する専門組織「Global Business Recovery Team」を設置しました。
当組織は、当社が過去10年以上にわたり、国内企業はもとより、数多くのグローバル企業の事業再生・業績改善を支援してきた実績・知見に加え、PwC Japanの各法人との緊密な連携によって強化した戦略思考、財務・数値面の専門性、PwCの海外ネットワークを駆使した現地での対応力を活用して海外事業の再生を支援します。
日本企業は、さらなる成長の足場を求めて、大企業から中堅中小企業に至るまで、業種を問わず、海外進出に積極的に取り組んでいます。一方で、海外市場の生産現場・販売市場は、魅力的であると同時に多様な難しさを抱えています。生産現場における品質や労務管理などに起因した混乱、大型買収により傘下入りした海外子会社の大幅な業績不振などの話題は後を絶ちません。また、海外子会社の不正など、ガバナンス面における課題も数多く表面化し、当社への相談件数が増加している背景を踏まえ、当組織の設置に至りました。
実際の支援にあたっては、海外子会社を訪問し、現地にて徹底した実態把握を行って課題の所在を明らかにし、解決策を検討します。その上で中長期的な事業・競合環境分析を踏まえ、当該事業の将来シナリオを見定めて数値化し、選択肢を比較検討しながらプランを確定します。検討の過程から、対象子会社はもとより親会社と緊密に協議しながら進め、各施策の実行、効果創出までを支援します。
「Global Business Recovery Team」の概要
【主なサービス】 | 海外子会社/海外事業の再生支援
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【リーダー】 | プライスウォーターハウスクーパース株式会社 事業再生部門 リーダー/パートナー 倉田 治 |
【体制】 | 約70名(事業再生部門およびM&Aにかかわる統合支援部門のプロフェッショナルを中心としたディールアドバイザリー部門のメンバー) |
当チームは、PwC Japanの一員であるPwCあらた監査法人、PwC税理士法人などとも連携し、会計、税務のノウハウを活用するとともに、世界157カ国に及ぶPwCのグローバルネットワークを駆使し、各案件に応じてPwCの海外法人と協働します。
以上
- プライスウォーターハウスクーパース株式会社について
- プライスウォーターハウスクーパース株式会社は、ディールアドバイザリーとコンサルティングを提供する国内最大規模のコンサルティングファームです。M&Aや事業再生・再編の専門家であるディールアドバイザリー部門と経営戦略の策定から実行まで総合的に取り組むコンサルティング部門が連携し、クライアントにとって最適なソリューションを提供しています。
世界157カ国、195,000人以上のスタッフを有するPwC(PricewaterhouseCoopers)のネットワークを生かし、国内約1,500名のプロフェッショナルが企業の経営課題の解決を支援しています。 - PwC Japanについて
- PwC Japanは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社(PwCあらた監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、PwC税理士法人を含む)の総称です。各法人は独立して事業を行い、相互に連携をとりながら、監査およびアシュアランス、ディールアドバイザリー、コンサルティング、税務、法務のサービスをクライアントに提供しています。
複雑化・多様化する企業の経営課題に対し、PwC Japanでは、監査およびアシュアランス、ディールアドバイザリー、コンサルティング、税務、そして法務における卓越した専門性を結集し、それらを有機的に協働させる体制を整えています。また、公認会計士、税理士、弁護士、そのほか専門スタッフ約4,000人以上を擁するプロフェッショナルサービスネットワークとして、クライアントニーズにより的確に対応したサービスの提供に努めています。 - PwCについて
- PwCは、世界157カ国に及ぶグローバルネットワークに195,000人以上のスタッフを有し、高品質な監査、税務、アドバイザリーサービスの提供を通じて、企業・団体や個人の価値創造を支援しています。詳細はwww.pwc.comをご覧ください。
引用元:プライスウォーターハウスクーパース、日本企業の海外事業再生を支援する専門組織を設置