会計士は事業承継コンサルに向いている!?大阪で活躍する会計士が語った会計士と地方でのチャンス【第5回・公認会計士ナビonLive!!(5)】

  • 2016/8/15

来る2016年8月20日(土)に東京・日本橋にて公認会計士と「FAS・コンサルティング」「ベンチャー・スタートアップ」をテーマに第6回・公認会計士ナビonLive!!が開催されます。

本記事では第6回の開催に向けて大阪で開催された第5回・公認会計士ナビonLive!!in大阪の内容を振り返ります。

第5回 公認会計士ナビonLive!!のトークセッションでは、「関西出身会計士たちが語る会計士のベストキャリアとは!?」をテーマに、関西出身の5名の公認会計士が、それぞれのキャリアや会計士の活躍フィールドについて語りました。

※本記事はセッションでの発言を一部補足・編集した記事となっております。

 第5回 公認会計士ナビ on Live!! in 大阪
  ~関西出身会計士たちが語る会計士のベストキャリアとは!?~

【開催日】 2016年2月20日(土)14:00~17:00
【場所】 HERBIS PLAZA(大阪)
【登壇者】
・有光 賢治(辻・本郷ビジネスコンサルティング株式会社 執行役員/公認会計士・税理士)
・大石 悠人(大石公認会計士事務所 所長/公認会計士・税理士)
・大野 拓海(株式会社クラフル 代表取締役社長/公認会計士試験合格)
・草地 崇浩(GEヘルスケア アジアパシフィック ファイナンスマネジャー/公認会計士 米国公認会計士)
・宮崎 良一(株式会社BridgeConsulting 代表取締役CEO/公認会計士・税理士)

会計士は事業承継コンサルに向いている!?大阪で活躍する会計士が語った会計士と地方でのチャンス

自身のキャリアを徐々に事業承継に特化、様々な業務に取り組む中で見つけた強み

実家が事業を行っていたことから、自身も何か専門性をつけようと公認会計士を目指したという有光氏、現在、国内最大手の独立系税理士法人である辻・本郷税理士法人の関連会社にて執行役員を務めるが、現在のキャリアに至った経緯を、自身が携わる事業承継コンサルティングや関西マーケットの特徴に交えて語った。 

有光 賢治

辻・本郷ビジネスコンサルティング株式会社 執行役員/公認会計士・税理士

1980年生まれ、神戸大学経営学部卒。2003年、公認会計士試験合格後、新日本有限責任監査法人(大阪事務所)にて法定監査やアドバイザリー業務を経験。2012年4月より国内最大の独立系会計事務所である辻・本郷税理士法人(大阪支部)にて、税務、会計、事業承継、資本政策などのコンサルティングなどの業務を経て、2015年7月、辻・本郷ビジネスコンサルティング株式会社に転籍。西日本エリアを対象としたコンサルティングサービスを提供し、企業オーナーの事業承継対策やIPO支援など多岐に渡る業務で活躍中。神戸市在住。

会計士試験合格後、新日本監査法人の大阪事務所に8年半ほど勤務した有光氏。製造業やサービス業などの一般事業会社や銀行、リース会社、保証会社などの金融業など多岐に渡る監査を経験し、J2時代にはIT監査関連のプロジェクトにも従事し、IT系コンサルタントやSIer出身者などと働き刺激も受けたという。

その後、金商法監査のインチャージも経験し監査法人内では順調なキャリアを歩んでいたが、このまま監査法人に残るべきか、新たなチャレンジをするか悶々と悩んでいた時期もあったという。

その後、キャリアチェンジをしようと決め、どういった進路に進むか考えていたところ、専門学校時代に親しくなった税理士の友人たちから、税務業務の中でも資産税業務は収益性が良いこと、業務が純資産評価など会計士にも向いた内容で構成されていること、また、実際に、辻・本郷税理士法人や税理士法人山田&パートナーズなど公認会計士が立ち上げ資産税で大きくなった会計事務所があることなどから、税務や資産税コンサルティングにチャレンジしようとの考えに至ったという。

結果、現在の勤務先の母体である辻・本郷税理士法人に入所し、法人の税務顧問、相続対策や相続税申告、財務デューデリジェンスや株価算定など多岐に渡る業務を経験することができたが、その中でも「会計士が携わるならここだ」と手応えを感じたのが事業承継だったと有光氏は語った。

最初は、税務やコンサルなどいろいろな業務に取り組ませてもらっている中のひとつとして事業承継の案件も手伝い始めたのですが、事業承継のスキームには組織再編が関わることが多く、再編スキームを考える時に会計・税務・法務のいろいろな論点が出てくるんですね。

また再編スキームだけでなく事業承継スキーム全般にわたって、譲渡制限株式の譲渡承認手続きの選択や種類株式の活用など(税理士試験の科目にはない)会社法の論点も多く出てくるので、「これは幅広の知識のベースを持つ会計士向きの分野だ」ということで手応えを感じて、ここを自分の強みにしようと徐々に事業承継に特化する方向でキャリアを積んできました。

大阪でやるなら大阪に固執してはいけない、さらにその先を狙え

有光氏は、事業承継のやり甲斐だけでなくその難しさも語った。

一番のやり甲斐は、お客さんの反応がダイレクトに伝わってくること。企業オーナーから感謝される仕事ができます。でも、そこが同時に難しいとこでもあり、例えば、監査だと相手は経理担当者で会計知識を持った人ですが、企業オーナーは会計のプロではありませんから、会計という共通言語はありません。

企業オーナーと信頼関係が築けると「判断は任せる」と言って頂けることもあるのですが、こちらの一存でそう簡単に判断できることでもありません。監査のようにこちらで策定できる重要性の基準値もないですし、常に細心の注意を払って仕事に取り組んでいます。プレッシャーも大きい仕事です。

また、有光氏は最後に、会場に集まった関西の会計士に向けて「大阪にはさらに先の地方マーケットを狙うチャンスがある」とアドバイスを送った。

大阪は日本第2の都市と言われますが、大阪だけだとそれほど企業が多いわけではないですし、また、東京の大手会計事務所が次の拠点を出す場合、だいたいが大阪で、マーケットの割に競合は多いのではないかと思っています。

一方で、私も中国、四国、九州など関西以外の地域も飛び回っているのですが、大阪から地方に営業に行くと、地方の会計事務所にはないノウハウや実績が大阪にはあることも認識できますし、大阪からわざわざ来てくれて…と感謝されます。

大阪の会計士のみなさんには、むしろ大阪に固執せずその先のマーケットを狙って欲しいと思います。

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