2014年・監査法人IPOランキング!件数ではトーマツが貫禄の首位、あずさ、新日本も猛追!【件数・時価総額・騰落率】

2014年1月1日~12月31日までの監査法人IPOランキングをまとめました。

2014年のIPO78件を担当した監査法人を『IPO件数』『時価総額』『騰落率』の3つの指標でまとめてあります。

⇒2013年のランキングはこちら

IPO件数 -トーマツが貫禄の首位!あずさ、新日本も猛追!

まずはIPO件数でのランキングです。

IPO件数ランキング

 法人名件数件数(前年)
1位有限責任監査法人トーマツ28件27件
2位有限責任あずさ監査法人22件13件
3位新日本有限責任監査法人18件6件
4位太陽有限責任監査法人4件0件
5位Ernst&young LLP1件0件
あらた監査法人1件0件
京都監査法人1件2件
三優監査法人1件2件
優成監査法人1件1件
合計 77件54件

※鞍替え、指定替え、TOKYO PRO MARKETを含まないランキングです。

IPO件数は前年に引き続きトーマツが貫禄の1位となっています。また、昨年13件であったあずさも22件に、6件であった新日本も18件へと大きく件数を伸ばしています。

また、Ernst&Yoiung LLP(外国監査法人としてアキュセラを監査)をEYグループとして新日本に加えれば19件、PwCグループであるあらたと京都の実績を合計してもPwCは2件となり、IPOマーケットにおいては例年通り3大監査法人が高いシェアを誇っています。

気になるのはシェアの推移!?トーマツは昨年からの伸びが小さかった

例年通り件数で首位に立ったトーマツですが、件数がほとんど伸びなかったため、シェアに関しては残念ながら大きく低下しています。

三大監査法人の件数とシェアを2013年と比較すると以下のとおりです。

2013年との件数比較

 2014年2013年増減
有限責任監査法人トーマツ28件27件+1件
有限責任あずさ監査法人22件13件+9件
新日本有限責任監査法人18件6件+12件
IPO総数 77件54件+24件

IPO件数が2013年から2014年にかけて23件増と大きく伸びたことに伴いあずさ、新日本は件数を大きく伸ばしましたが、トーマツに関しては1件にとどまっています。

2013年とのシェア比較 

 2014年2013年増減
有限責任監査法人トーマツ37%50%-13%
有限責任あずさ監査法人29%24%+5%
新日本有限責任監査法人24%11%+13%

シェアに関しては、あずさと新日本がそれぞれシェアを伸ばした一方で、トーマツが50%から37%へと13%減となっています。

トーマツベンチャーサポートによる多数のベンチャー・スタートアップイベントの開催など、IPOマーケットで高い存在感を誇っているトーマツですのでこのままシェアを落とすイメージは湧きにくいですが、2015年の動向が気になります。

時価総額(初値) -合計額、平均額ともに新日本が首位!

次に初値時価総額での比較です。

初値時価総額の合計額でのランキング

 法人名時価総額(合計)
1位新日本有限責任監査法人2,937,985百万円
2位有限責任あずさ監査法人762,018百万円
3位有限責任監査法人トーマツ686,985百万円
4位Ernst&Young LLP81,931百万円
5位あらた監査法人16,953百万円
6位太陽有限責任監査法人16,513百万円
7位優成監査法人12,521百万円
8位三優監査法人6,561百万円
9位京都監査法人2,865百万円

初値時価総額の合計では、件数の多いトーマツ、あずさ、新日本の三大監査法人が引き続き上位です。Ernst&Young LLPはIPO件数はアキュセラの1件であったものの、時価総額が819億円と大型であったため、5位となっています。

また、新日本に関しては、リクルートホールディングス(初値時価総額1兆8,196億円)のIPOを担当したことから他を大きく引き離した1位となっており、あずさもジャパンディスプレイ(初値時価総額4,624億円)を担当したことから、時価総額ランキングではトーマツを上回る結果となっています。

2015年も複数の大型上場の噂がありますので、それによってランキングにも影響が出てくるでしょう。

では、次に時価総額の平均(1件あたりの初値時価総額)ランキングを見てみましょう。

初値時価総額の平均額でのランキング

 法人名時価総額(平均)
1位新日本有限責任監査法人163,221百万円
2位Ernst&Young LLP81,931百万円
3位有限責任あずさ監査法人34,637百万円
4位有限責任監査法人トーマツ24,535百万円
5位あらた監査法人16,953百万円
6位優成監査法人12,521百万円
7位三優監査法人6,561百万円
8位太陽有限責任監査法人4,128百万円
9位京都監査法人2,865百万円

新日本有限責任監査法人がリクルートホールディングスの影響もあり、1件あたりの時価総額でも1位となっています。また、Ernst&Young LLPもアキュセラ1件の時価総額が大きかったため2位となっています。

初値騰落率 -優成が1位、件数と騰落率はトーマツが安定感を発揮!

では、最後に監査法人ごとの初値騰落率の平均を見てみましょう。

騰落率の平均(1件あたり騰落率)でのランキング

 法人名初値騰落率(平均)
1位優成監査法人126.27%
2位有限責任監査法人トーマツ 120.23%
3位有限責任あずさ監査法人88.53%
4位新日本有限責任監査法人71.18%
5位三優監査法人51.51%
6位京都監査法人46.15%
7位太陽有限責任監査法人38.89%
8位Ernst&Young LLP27.77%
9位あらた監査法人11.19%

※騰落率の平均=騰落率の合計/IPO件数で算出しています。

初値騰落率の平均では、優成監査法人が1位となっていますが、IPO件数がジャパンインベストメントアドバイザー(初値騰落率126.27%)の1件のみですので、件数とのバランスを考慮するとトーマツの監査先が平均的に高い騰落率を誇っていると言えるでしょう。

なお、本年は公募価格割れ(騰落率0%未満)のIPOが15件ほどありましたが、平均騰落率が0%を下回った監査法人はありませんでした。

昨年より活気づいてきているIPOマーケットですが、2015年のIPOマーケットや監査法人ランキングはどのような結果になるでしょうか?

⇒2013年のランキングはこちら

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