月次決算レポート、経理の工夫と経営者の“本音”にズレ──1,000人調査で見えた改善の糸口:経営支援クラウド bixid【PR】



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レポート作成の仕組みの見直しが、経理担当者と経営層のギャップを埋めるカギ

株式会社YKプランニング(所在地:山口県防府市、代表取締役社長:岡本 辰徳)は、①月次決算レポートを作成している経理担当者/②月次決算レポートを作成している企業の経営層を対象に、「月次決算レポート」に関する調査を実施しました。

月次決算レポートは、経営状況を迅速に把握し、的確な経営判断に活かすために欠かせない資料です。
しかしその作成は、経理担当者に大きな負担がかかっているのが現状です。

本調査では、月次決算レポート作成における経理担当者の負担と、経営層が月次決算レポートに求める要素を比較することで、両者の間に存在する“ギャップ”を明らかにしました。

さらに、そのギャップを埋めるための改善の方向性についても考察いたします。

調査概要:「月次決算レポート」に関する調査

  • 【調査期間】2025年3月6日(木)~2025年3月7日(金)
  • 【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
  • 【調査人数】1,006人
  • 【調査対象】調査回答時に①月次決算レポートを作成している経理担当者/②月次決算レポートを作成している企業の経営層と回答したモニター
  • 【調査元】株式会社YKプランニング(https://bixid.net/
  • 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

データの収集・集計作業や情報の整理、経営層向けの資料作成が負担に

はじめに、月次決算レポートを提出するタイミングについて月次決算レポートを作成している経理担当者にうかがいました。

「経営層に月次決算レポートを提出するのは翌月以降のどのタイミングですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

『10日以内(23.2%)』
『11~20日以内(31.3%)』
『1か月以内(35.9%)』
『2か月以内(6.8%)』
『3か月以上(2.8%)』

提出時期として最も多かったのは『1か月以内(35.9%)』、次いで『11~20日以内(31.3%)』という結果となり、半数以上が20日以内には提出していることがわかりました。経営層への迅速な情報提供が求められている傾向がうかがえます。

では、月次決算レポート作成においてどのようなことに苦労しているのでしょうか。

「月次決算レポートの作成で苦労していることは何ですか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『売上・経費データの収集と集計(43.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『月次決算処理の情報収集(39.7%)』『経営層への報告資料作成(34.3%)』となりました。

この結果から、月次決算レポート作成においてはデータの収集・集計作業や情報の整理、さらには経営層向けの資料作成に負担がかかっていることがわかります。

続いて、経理担当者はどのような点を意識して月次決算レポートを作成しているかをうかがいました。

「月次決算レポートを作成する際に意識していることは何ですか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『予算との比較分析が簡単にできるようにする(41.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『注視すべきポイントを簡潔に伝える(40.7%)』『キャッシュフローの状況を把握できるようにする(35.5%)』となりました。

単なる数値の報告ではなく、予算の比較分析や注視すべきポイント、キャッシュフローの状況把握など、経営判断に役立つ視点を盛り込むことを意識して月次決算レポート作成に取り組んでいる様子がうかがえます。

では、月次決算レポート作成を少しでも楽にするにはどのような改善が有効なのでしょうか。

「どのようなことが改善されると月次決算レポート作成が楽になると思いますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『異常値検出の自動化(44.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『データ集計の自動化(44.7%)』『グラフ・図表作成の自動化(43.3%)』という結果でした。

具体的な回答の中からも、次のような声が寄せられました。

月次決算レポート作成が楽になると思う理由とは?

  • 一番時間がかかる作業だから(30代男性/回答3)
  • 打ち合わせの時間を短縮出来るから(50代男性/回答1,3,5)
  • 分析は様々な資料から読み取る必要があり手間がかかるから(40代男性/回答1,4)
  • 月末の試算が綺麗に固まったら、自動でレポートを作成できたらとても楽だから(40代女性/回答2)
  • リアルタイムで経営陣が数字を共有してくれるとわざわざ資料を作らなくて良いと思う(50代女性/回答3,5)

※回答項目:

  1. 異常値検出の自動化
  2. データ集計の自動化
  3. グラフ・図表作成の自動化
  4. 増減分析の自動化
  5. 経営数値のクラウド共有

このように、作業負担の大きさやミスのリスク軽減の観点からも、業務の自動化を求める声が多く挙がっていることがわかります。

経営層の月次決算レポートの活用目的は「経営状況の把握」が約7割

次に、月次決算レポートを受け取る経営層側の視点を見ていきます。

「月次決算レポートをどのようなことに役立てていますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『経営状況の把握(70.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『予算と実績の比較分析(44.0%)』『的確な経営判断(39.6%)』となりました。

月次決算レポートは経営層にとって、経営状況をタイムリーに把握し、経営判断に活かすための重要な情報源となっていることがわかります。

では、経営層は月次決算レポートの提出スピードにどの程度満足しているのでしょうか。

「月次決算レポートが提出されるスピードに満足していますか?」と質問したところ、約8割の方が『とても満足している(27.5%)』『やや満足している(52.9%)』と回答しました。

しかし、「月次決算レポートを確認したいのは翌月以降のどのタイミングですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

『10日以内(41.8%)』
『11~20日以内(30.5%)』
『1か月以内(20.6%)』
『2か月以内(5.9%)』
『3か月以上(1.2%)』

実際には4割以上が『10日以内』に確認したいと考えていることが明らかになりました。満足という回答の裏にある「もっと早く知りたい」という本音が垣間見える結果です。

では、月次決算レポートにおいて改善してほしい点などはあるのでしょうか。

「月次決算レポートのどのような点を改善してほしいと思いますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『予算との比較分析を簡単にできるようにしてほしい(39.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『注視すべきポイントを簡潔に伝えてほしい(35.3%)』『グラフや図表をもっとわかりやすくしてほしい(32.9%)』となりました。

前述の質問で、経理担当者が月次決算レポートを作成する際に意識しているポイントとして「予算との比較分析が簡単にできるようにする」「注視すべきポイントを簡潔に伝える」という回答が上位を占めているにもかかわらず、経営層が求める改善点としてこの2つが挙がっています。
経理担当者は経営層が見やすいように意識して月次決算レポートを作成しているものの、経営層にとっては満足には至っていない点が課題として浮き彫りになっています。

月次決算レポートを改善してほしい理由とは?

  • スピーディーで正確な経営判断に役立てたいから(40代男性/回答3,4,5)
  • 必要な情報を探すのに手間がかかっているから(50代男性/回答3)
  • 数字の羅列で見にくい(60代男性/回答1,2,3)
  • 見逃しやすいところを指摘してほしい(60代男性/回答2)
  • 新規事業に飛び込めるかの指標が必須だから(50代男性/回答1,3,4)

※回答項目:

  1. 予算との比較分析を簡単にできるようにしてほしい
  2. 注視すべきポイントを簡潔に伝えてほしい
  3. グラフや図表をもっとわかりやすくしてほしい
  4. キャッシュフローの状況を把握したい
  5. 経営判断に必要な情報を網羅してほしい

経営課題の早期発見や、円滑な資金繰りを実現するために、より視認性の高い月次決算レポート作成が求められていることがわかります。

まとめ:経理担当者と経営層の間にある“意識のズレ”を埋めるには?

今回の調査で、経理担当者と経営層の間には、月次決算レポートに対する認識やニーズにギャップがあることが明らかになりました。

経理担当者が月次決算レポートを提出するタイミングは「1か月以内」が最も多く、その提出スピードについて経営層の約8割は満足していると回答していますが、月次決算レポートを確認したいタイミングをうかがうと「10日以内」が4割以上と最多であり、10日以内に提出してほしいというのが本音であることが示されました。

経理担当者は月次決算レポートの作成で「予算との比較分析が簡単にできる」「注視すべきポイントを簡潔に伝える」ことを意識していますが、経営層に月次決算レポートの改善点をうかがうとこの2つが上位になり、経理担当者は意識して月次決算レポートを作成しているけれど、経営層は満足できていないという現状が浮き彫りになりました。

このギャップを埋めるカギは、“月次決算レポート作成の自動化”にあります。

調査では、経理担当者の多くが、異常値検出やデータ集計、グラフ・図表作成の自動化によって、月次決算レポート作成業務が楽になると感じていることがわかりました。これらを自動化することで、作業負担を軽減し、提出までのスピードを短縮することが可能になります。
さらに、経営層が求める「視覚的にわかりやすく、分析しやすい月次決算レポート」を実現するためには、グラフや図表の工夫が欠かせません。しかし、これを手作業で行うのは非効率であり、やはりツールを活用した自動化が現実的な解決策となります。

経理担当者の負担を軽減しながら、経営層の期待に応える月次決算レポートを継続的に提供していくためには、月次決算レポート作成を効率化するツールの導入と、それによる業務の仕組み化が今後ますます重要になってくるでしょう。

経営管理体制を構築するなら『経営支援クラウドbixid』

今回、「月次決算レポート」に関する調査を実施した株式会社YKプランニングは、経営支援クラウド『bixid(ビサイド)』https://bixid.net/)を提供しています。

『bixid(ビサイド)』

月次決算やキャッシュフロー把握、資金繰り対策、予算管理などの多岐にわたる経営管理を一元化し、スピーディーな経営判断を可能にします。会計データを活用することで、過去の実績を基にした経営計画を効率的に作成でき、予算管理においてもデータのアップロードにより自動反映することが可能です。

bixidの特徴

  • 月次経営報告
    30種類以上のレポートを自動作成できるだけでなく、重要ポイントが一目でわかるため、数字が苦手な経営者でもわかりやすいレポートとなっています。
  • 経営分析
    コスト分析による収益改善だけでなく、定量・定性の両面から経営課題やリスクを明確にすることで、安全経営を実現するための経営判断にお役立ていただけます。
    売上・利益・納税・キャッシュの4つの視点でシミュレーションが可能です。
  • 経営管理
    自動アシスト機能により、最短30分で経営計画の作成が可能です。
    また、資金繰り表はもちろん、会計データを活用した資金繰り予測を作成し、将来のキャッシュ残をシミュレーションすることもできます。
  • コミュニケーション
    アカウントを招待することで経営数値やレポートを共有することが可能です。
    共有範囲や権限はアカウントごとに設定できるため、経営層や部門長、社員、会計事務所、金融機関など、社内外へのスムーズな情報共有にご活用いただけます。
  • 会計データチェック
    会計データが適切に登録されているかを自動チェックし、漏れなくエラー・確認事項を検知し提示します。専門的な項目については会計事務所とチェックを分担することも可能です。

料金プラン

  • まずはお試しでbixidを利用したい方
    • フリー:1社0円/月
  • 月次状況の把握と将来予測したい方
    • スタンダード:1社6,000円/月(税抜)
  • 経営計画と予算管理をしたい方【おすすめ】
    • プランニング:1社15,000円/月(税抜)
  • 経営計画と部門管理をしたい方
    • プロフェッショナル:1社30,000円/月(税抜)

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引用元:月次決算レポート、経理の工夫と経営者の“本音”にズレ──1,000人調査で見えた改善の糸口 株式会社YKプランニングのプレスリリース





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