マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与 – マネーフォワード クラウド 導入事例【PR】



マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与

ソーシング・ブラザーズ株式会社

ソーシング・ブラザーズ株式会社 管理部長 伊藤 賢様、管理部 中田 真依様


ソーシング・ブラザーズ株式会社

ソーシング・ブラザーズ株式会社

「日本のアップデート」をビジョンに、世界と伍するイノベーション・エコシステム創出の実現に向けて、大企業・スタートアップを支援している企業です。大企業の【CVC支援】を通じスタートアップ投資を促進することで、オープンイノベーションの実現を目指し、投資先スタートアップの【採用支援】や【M&A支援】までをワンストップで提供しております。
https://sbro.co.jp


課題

  • 新設会社のため会計業務や勤怠管理、給与計算などの業務フローが整っておらず、紙やExcel管理も多く工数がかかっていた
  • IPOの内部統制強化に欠かせない「証跡」を残せていない状態。旧会計ソフトに承認機能がなく、債務債権管理も不十分だった
  • 給与明細を手作業で送付したり、給与計算のチェックに時間がかかるなど、IPOに影響する労務管理においてもリスクを抱えていた

結果

  • 会計Plus、経費、給与、勤怠、年末調整の複数プロダクトを導入して連携させることで、一連の業務をシームレスにつなげて業務フローを構築できた
  • 会計の月次決算は最短で4営業日に、勤怠の締め作業から給与明細発行の業務時間は3営業日から1.5営業日に短縮し、大幅に業務効率化できた
  • 内部統制に欠かせない「証跡」を残せる体制を構築。クラウドERPにより必要な指標をリアルタイムで可視化できるようになった

管理部の業務体制を整えてIPO準備を進めたい

CVC運営支援とスタートアップ採用支援、スタートアップM&Aの3つの事業を展開するソーシング・ブラザーズ株式会社は、IPO準備のために内部統制の強化や、管理部の業務フロー体制を整備する必要がありました。2019年の設立から日も浅く、各種申請ルールが未整備で紙やExcelによる業務対応も多く、業務効率に課題を抱えていました。

その後、監査法人出身の伊藤様と、税理士事務所出身の中田様が中途入社したタイミングでマネーフォワードクラウドを導入。管理部の体制を整え、IPO準備を大幅に進められました。そこで今回は、マネーフォワードクラウドの導入前に感じていた課題と導入後の変化について詳しくお話をいただきました。

IPO準備が導入のきっかけに。内部統制で必要な証跡を残すためにマネーフォワードを活用。

――会社の概要と事業内容について教えてください。

マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与

伊藤様: 当社はCVC運営支援とスタートアップの採用支援、スタートアップM&A支援の3本柱で事業展開をしています。昨今のオープンイノベーション促進の流れを受けて、CVCに興味を持った大企業に対してCVCの立ち上げをサポートし、運用ノウハウを提供しています。また、CVCの投資先であるスタートアップの成長には人材確保が欠かせません。そこでスタートアップの採用支援を2つ目の柱にしています。

3つ目の事業はスタートアップのM&A支援です。日本のスタートアップのイグジット先の9割はIPOと言われるものの、米国ではM&Aをゴールにすることも多いです。大企業とスタートアップをつなげるCVC運営支援、投資先スタートアップの人材支援とスタートアップのM&Aを連携して行い、イノベーションのエコシステムを作ることを掲げて事業に取り組んでいます。

――伊藤様、中田様の担当業務と経理財務領域のチーム体制について教えてください。
伊藤様: 私は管理部の部長を務めています。経理担当として中田、財務担当としてもう1人在籍しており、合計3人体制となっています。

中田様: 私と伊藤は中途入社なのですが、私が入社した直後に会計Plus、給与、勤怠のプロダクトの導入を進めて、伊藤が入社した頃に経費、年末調整の導入も行いました。

――IPOに向けて、管理部のチーム全体で掲げている目標があれば教えてください。
伊藤様: 現在当社はIPOを目指して、それに向けた内部統制の構築が現在掲げている目標です。私は監査法人で約15年のキャリアを経験する中で、上場会社としてあるべき内部統制については理解しています。上場会社としての内部統制は、「証跡」を残せるワークフロー体制が必要であり、そのためにはマネーフォワード経費が活用できるなと感じました。

外部から求められたときに証跡となるデータや資料をすぐに提出できる体制をつくり、内部統制を強化する必要がありました。

――マネーフォワード クラウド導入前に感じられていた課題について教えてください。
伊藤様: 会計業務に関しては、以前利用していた他社システムに承認機能がないのが1番ネックだったと思います。

中田様: 私たちの入社前は税理士に記帳代行をアウトソースしていたため、必要な会計情報をすぐに確認できない状態でした。そこで税理士のアウトソースの内製化を検討していたと聞いています。

伊藤様: 承認機能と債権債務管理に加えて、情報をリアルタイムに確認できないのも不便でした。以前はインストール型ソフトを使用していたため、今後はクラウドERPに切り替えてリアルタイムでPLなどの指標を確認したいと考えていました。

――勤怠管理や給与計算業務で感じられていた課題についても教えてください。
伊藤様: 今まで他社システムで勤怠を締めたのち、税理士に給与計算を依頼して社内で再計算をしてから社労士に最終確認してもらう流れをとっていました。工数がかかるのが1番の課題でしたね。

中田様: 給与計算に関しては、給与明細の送付を手作業で行っていたため、非常に手間がかかる上にヒューマンエラーのリスクもあり悩んでいました。

以前は、税理士からいただいた支給控除一覧表をこちらで再計算し、間違いがないか確認してから給与明細のPDFを一人一人の社員の業務用の個別チャットで送付していたんです。給与明細の送付作業に午前中いっぱいを費やしていて、間違いがないよう、毎月緊張しながら給与明細を送付していました。

なかでも、税理士から送られてきた支給控除一覧表を再計算して確認する作業に最も時間がかかっていました。万が一のミスを防ぐためにダブルチェックが必要でしたし、念のため最後に社労士チェックも行っていました。

その結果、勤怠の締め、給与計算アウトソースと社内確認、給与明細の送付まで、ヒューマンエラーのリスクと隣り合わせの悩みも抱えながら、トータルで3営業日ほどの工数がかかっていました。

伊藤様: 中田や私が入社する以前は、記帳代行や給与計算業務をアウトソースする部分が多く、業務効率が総じて悪かったと思います。正確かつスピーディーな業務体制の再構築が不可欠でした。

――その他、経費精算や年末調整、ワークフローに関しての課題はありましたか。
伊藤様: マネーフォワードクラウドの導入前は経費システムを利用せず、Excelにタクシー代などを入力させて給与システムに反映する方法をとっていました。アナログな管理で手作業が多く不便でしたね。

中田様: 休暇申請は口頭で上長に申し出る方法で管理が不十分でしたし、有休残日数や残業時間もリアルタイムで確認できない状態でした。年末調整に関しては、私たちが入社した年度にマネーフォワードクラウドを導入したのですが、50人を超える社員の書類回収は骨が折れる作業だったと思います。

伊藤様: 紙の書類を手書きして提出するのは社員の負担にもなります。回収する管理部の工数だけでなく、社員が直観的に入力できるシステムが必須だと思いました。

IPOに必要なものが全て揃っているのが魅力

――マネーフォワード クラウド導入の背景についてお聞かせください。

マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与

伊藤様: 実際に使ってみると、マネーフォワードのアカウントを監査法人に付与すればスムーズに監査対応ができるので非常に便利だと感じています。CSVでデータを出したり、求められた請求書などをいちいち送付する手間が発生しないのがいいですね。

――マネーフォワード クラウド導入後の効果を教えてください。
伊藤様: 会計Plusは承認機能がついていて、タイムリーに情報を確認できるので便利です。元監査法人時代に会計システムを触った経験がない私でも、とくに困ることなく操作ができています。

業務効率に関しては、会計の月次作業が5営業日ほどに短縮でき、最短4営業日で締められるようになりました。月次の締めがスピーディーになって役員も喜んでいます。IPO準備では予実管理が不可欠のため、可能な限り早く締めて数字を確認できるよう取り組んでいます。また、見方さえ覚えれば役員自身で推移表などをすぐに出せるので助かっています。

経費のプロダクトはワークフローシステムの代わりになり、内部統制にも役立っています。履歴を見やすくカスタマイズもできるので、監査対応として証跡を残す体制が整いました。 経費精算に関しては、今までExcelで社員に提出させていた手間を削減でき、申請内容が会計システムにも自動で反映されるので便利です。

経費精算業務ももちろん効率化できましたが、どちらかといえば内部統制を強化できたのが嬉しいポイントです。ワークフローの申請フォーマットを柔軟に変更できるため、経費ではなくワークフロー単体でプロダクトがあってもいいくらい、使い勝手の良さを感じています。

――勤怠管理や給与計算、経費精算、年末調整の業務でどのような効果を実感していますか。
伊藤様: 勤怠管理や給与計算に関しては正確性が担保されました。本人にとっても管理側にとっても間違いのない給与支給は重要なテーマです。勤怠や給与にまつわる法改正は多いですが、システムを導入すれば自動で法改正にも対応できるのもありがたいです。今では、社員がきちんと勤怠打刻さえしてくれれば、システムの自動計算により正確な給与計算ができるようになりました。

中田様: 勤怠、給与、会計管理までシームレスに連携できて大幅に時間短縮ができました。3営業日かかっていた給与計算業務が1日半ほどまで短縮でき、給与明細送付のヒューマンエラーのリスクも回避できました。

現在は勤怠を締めたのち、伊藤が勤怠に抜け漏れがないか確認をしてからマネーフォワード給与で計算して、社労士が最終チェックを行う流れとなっています。業務フローがシンプルでわかりやすくなったので業務効率もアップしました。 また、社労士にもマネーフォワードのアカウントを付与しているので、給与計算の確認も非常にスピーディーで手離れも良いです。

伊藤様: 導入後はマネーフォワード勤怠から申請して、休暇、遅刻早退、欠勤などの申請を行うようになり、ワークフロー申請の体制構築が実現しました。上場時は労務管理も重要なため、36協定や残業管理、休暇申請なども体制を整えられて良かったです。年休残日数も可視化できるようになりました。

中田様: 年末調整もとくに大きな問題なく完了しましたし、全ての管理業務が滞りなく進むようになりました。

――他にマネーフォワード クラウドを利用してみての感想をお聞かせください。
伊藤様: 給与の仕訳計上を行う際に、マネーフォワードでは部門別の給与情報を出して会計Plusと連携できる部分は便利だなと感じました。こうすることで、必要以上の個人情報が会計に反映されないからです。 導入前は細かな社内フローが整っておらず、証跡も残らないし労務管理も不十分でしたから、もしマネーフォワードを導入していなければIPO準備が進まなかったと思います。

また、細かい話になりますが、当社の事業の特性上クライアントとの契約日と役務開始日のあいだにタイムラグが発生します。手動で管理していたころは請求書の発行漏れリスクがありましたが、マネーフォワードの活用により請求漏れを防ぐことができました。 マネーフォワードクラウドは情報の検索性に優れており、一定の申請フォーマットでソートをかければ簡単に請求書未対応のデータをピックアップできます。自社の事業特性や事情にあわせて、柔軟に情報を検索したり、設定できたりできるのは便利だと思います。

情報をリアルタイムで可視化できるクラウドERPが内部統制を強化に役立った。

――今後のチームや業務についてお考えになっていることがあれば教えてください。

マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与

伊藤様: 業務を属人化させずに、人に依存しない管理部を目指していきたいと思います。マネーフォワードクラウドを使えば誰でも迷わずに業務ができる状態にしていきたいです。

中田様: 強いて言えば、マネーフォワードにより細かな勤怠管理の機能が実装されると嬉しいですね。例えば、勤怠時間と実態に乖離がないか確認できる機能があると助かります。今後もマネーフォワードクラウドですべての管理業務を効率化していきたいです。

――最後に、マネーフォワード クラウドの導入を検討されている方々に向けてメッセージをお願いいたします。
伊藤様: マネーフォワードを導入すれば、IPO準備におけるバックオフィス業務、特に内部統制の整備などに必要な要素は網羅できると思います。内部統制に取り組むならぜひマネーフォワードを導入してみてほしいです。クラウド型で使いやすいし、リアルタイムで必要な情報がすぐに確認できる。マネーフォワードを入れるだけで、IPOに必要な準備、社内フローが構築できるのでぜひ試してみていただきたいです。

中田様: 私は税理士事務所で働いていた際に他社製品も使ったことがありますが、マネーフォワードクラウドのUIが断トツで見やすいと感じています。また、税理士事務所時代に、「ここをもっと見やすくしてほしい」など、細々した意見をマネーフォワードクラウドに伝えていたのですが、要望を伝えればスピーディーにプロダクトを改善してくれて好印象でした。これからも必要な機能をバージョンアップしてくれることを期待しています。

※掲載内容は取材当時の情報です。

公開日:2024年10月17日 公開当時の情報となります

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引用元:マネーフォワードクラウドがあればIPO準備は一通り実現できる。内部統制の強化や体制構築に寄与 – 「マネーフォワード クラウド会計Plus」導入事例





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