これがPwCあらた有限責任監査法人の働き方!リモートワーク、服装、残業、産休・育休のリアルを聞いてみた!【PR】



これがPwCあらた有限責任監査法人の働き方!リモートワーク、服装、残業、産休・育休のリアルを聞いてみた!

皆さん、こんにちは。
公認会計士ナビ編集長の手塚です。

今日は、大手町にあるPwC Japanグループ(以下、PwC Japanさんの新オフィスから、お送りしています。

2022_PwC_手塚

Otemachi One タワーにあるこちらのオフィスは、「ニューノーマル時代の新しい働き方を実現する新オフィス」をコンセプトにしており、「えっ!?ここ本当にオフィスなの!?」と感じるほど、斬新な設計になっています。

各フロアは「スポーツ」「アート」「アカデミック」と、それぞれ異なるコンセプトで設計されており、執務、コラボレーション、カフェなどのスペースを配置。スタッフの回遊性を高めて、出会いや自発的なコラボレーションを生み出しやすい設計になっています。

デザイン面でもPwCさんのロゴに使われているカラーをベースとしており、例えば、このようなヴィヴィッドな色を基調としたフロアがあったり。

PwC有限責任監査法人_オフィス3

それとは逆に、黄色や橙色をベースに、木製家具を合わせた落ち着いたイメージのフロアも。

PwC有限責任監査法人_オフィス1

高層階のため、夜には窓の向こうに素敵な夜景を見ることもできます。

PwC有限責任監査法人_オフィス2

また、デザインの斬新さだけでなく、デジタル化も徹底されています。

会議室の予約が、Google Workspace*と連動し、カレンダー上で会議室の空室状況やレイアウトマップを確認しながら予約が可能です。
*PwCはグローバルで、Google 社が提供するクラウド型オフィスアプリケーションサービスGoogle Workspaceを利用しています。

202203_PwCあらた_会議室予約画面

Google Workspaceでの会議室予約画面

また、スマホからリアルタイムで各フロアの混雑状況や、当日会う予定のメンバーの場所も確認できるなど、まさにテクノロジーを活用し、新しい働き方の実現を目指すオフィスとなっています。

202203_PwCあらた_会議室予約画面2

スマホからフロアの混雑情報や会いたいスタッフの位置検索も可能

PwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)のオフィスはその隣に位置する大手町パークビルディングになりますが、このオフィスは、PwC Japanで利用しているため、PwCあらたの皆さんも、日常業務やPwC Japanのメンバーファームとの共同プロジェクトの際などに利用しているそうです。

というわけで、冒頭からPwC Japanさんの先進性の一端をお届けしたわけですが、とは言え、「監査法人はもっと堅いイメージあるよね」と思われる方は、少なくないと思います。

そこで今回の記事では、PwCあらたの若手会計士の皆さんとの座談会を通じて、PwCあらたさんが導入する新しい働き方やキャリアパスについてご紹介。

リモートワークや最近の監査現場の実情、柔軟性の高いキャリア制度などなど、皆さんがまだ知らないBIG4監査法人の姿をお届けします!

本記事の目次

PwCあらたのリモートワーク、服装やランチ実情は?

会計士がスーツで仕事していたのも、今は昔

公認会計士ナビ編集長_手塚佳彦今回、こちらの3名の公認会計士の皆さんにお話を聞かせていただきました。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木氏_片山氏_疇地氏

鈴木さん(左)、片山さん(中央)、疇地さん(右)

2022_PwC_手塚_icon皆さん、今日はよろしくお願いします!

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconよろしくお願いします!

2022_PwC_手塚_icon本日は皆さんに、PwCあらたさんでの働き方やキャリアについて、現場のリアルな声を聞かせてもらいたいと思います。
早速ですが、最近の監査法人業界は、働き方改革と監査のデジタル化、そしてコロナ禍も相まって、リモートワークが当たり前になっていますが、PwCあらたの皆さんはどうですか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_icon最近はリモートワーク中心で、往査やオフィスへの出社は週に1回程度でとても少なくなりましたね。今日も何日ぶりというのも忘れてしまうくらい、久しぶりにオフィスに来ました。

疇地 恭央(あぜち ゆきひさ)さん

  • 所属:保険・アシュアランス部(INS
  • 職位:マネージャー
  • 資格:公認会計士PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏

2012年、公認会計士試験合格。20144月に定期採用であらた監査法人(現:PwCあらた有限責任監査法人)に入所し、国内大手金融機関や外資系金融機関などの監査およびIFRS導入支援等のアドバイザリー業務に従事。マネージャー昇格後、育休を取得。その他、部門のAccounting supportチームにも所属し、会計監査の品質改善活動に関与したり、法人が主催する男性育休勉強会にパネラーとして登壇したりするなど、法人内の各所で幅広く活動している。

2022_PwC_手塚_iconもしかして、スーツを着るのも久しぶりですか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconそうなんです。自宅だともちろん私服、私の場合、担当しているクライアントがカジュアル勤務なので、クライアントへの往査もビジネスカジュアルです。スーツを着るのは、クライアントの役員の方に会う時くらいでしょうか。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon私もリモートワークが基本で、在宅時はラフな服装が多いです。まだ1年目なので、現場で勉強するために、週に1、2回はクライアントのオフィスに行く日を意図的に作っていますが、その際もクライアントの職場環境に合わせた服装で訪問しています。それがオフィスカジュアルであることも多いですね。

鈴木 遥(すずき はるか)さん

  • 所属:テクノロジー・エンターテインメントアシュアランス部(TMT
  • 職位:アソシエイト
  • 資格:公認会計士試験合格

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏

2020年11月、公認会計士試験合格。大学卒業後の20213月、PwCあらた有限責任監査法人に入所。テクノロジー・エンターテイメント・アシュアランス部門にて監査業務に従事する一方で、定期採用の部門担当リクルーターとして、採用活動にも関与している。

2022_PwC_手塚_icon在宅勤務の際も、オンラインでミーティングがあると思うのですが、カジュアルな服装で大丈夫なんですね。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconそうですね。プロフェッショナルとしてTPOに合わせ、周囲に不快を与えない服装であれば、ある程度服装には自由があります。オンラインミーティングでも、カメラをオンにすることを強要されず、オフのままでも大丈夫な場合もありますので、気にせず働くことができます。

2022_PwC_手塚_iconそれは良いですね。せっかくのリモートワークなので、服装に気を使わなくて良いと、のびのび仕事できますね。
片山さんは、社内の方々とのやりとりがメインの仕事をされていますし、育児と両立しながら仕事をされていますから、カジュアルで勤務できて良いのではないですか?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconはい、カジュアルな服装で働けるのは助かっています。ただ、油断していると、お昼休みに晩御飯の支度をして、エプロンしたまま働いてしまっていることもあるので、気をつけています(笑)。

片山 恵(かたやま けい)さん

  • 所属:アシュアランス・イノベーション&テクノロジー部(AIT
  • 職位:シニアアソシエイト
  • 資格:公認会計士

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_片山恵氏

新卒で人材サービス業界に営業職として就職した後、家族の看病・介護のため退職。201311月、公認会計士試験合格。同年12月、PwCあらた有限責任監査法人に入所。
TICE(現:TMT)部門にてゲーム会社や総合家電メーカー等の監査業務に従事し、その間、2度の産休・育休を経験。2019年よりアシュアランス・イノベーション&テクノロジー部(AIT)に異動し、監査を中心としたデジタル関連全般の広報を担当するとともに、監査やその関連業務の標準化・効率化を担当するテクニカル・コンピテンシー・センター(TCC)の企画運営業務および社内への浸透活動も担当。復職後は、フレキシブル・ワーク・アレンジメント制度(FWA)を利用し、原則残業なしで勤務している。

リモートワークの1日、自由な過ごし方あれこれ

2022_PwC_手塚_icon皆さんは、リモートワークでの1日を、どんなスケジュールで働いていますか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_icon私のところは子どもがまだ小さくて、朝6時ぐらいには泣いて目を覚ますので、一緒に起きています。その後、12時間ほど子どもの世話をしてから、業務を開始します。

2022_PwC_手塚_icon朝からお子さんとの時間が持てているんですね。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconリモートになってから家族との時間が増えましたね。夜は仕事を中断し、子どもをお風呂に入れてから家族そろって食事をして、その後22時頃まで働くのが1日の流れです。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon私もリモートワークになってから、朝はのんびりできています。通勤がないので7時近くに起きて、子どもたちを保育園に預けて、定時の915分から働きはじめます。

2022_PwC_手塚_icon片山さんは、フレキシブル・ワーク・アレンジメント制度(FWAを利用しているんですよね。

フレキシブル・ワーク・アレンジメント制度(FWAFlexible Work Arrangement

短時間勤務・短日数勤務が可能な勤務制度。
原則残業なしの勤務や、週当たりの出勤日を34日に減らすといった、育児や介護、資格取得などにより働き方に制約がある場合でも、能力・適性を活かして組織に貢献することができるように設けられた制度。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconはい、FWAを活用して残業なしで働けています。出社していた頃も定時ちょうどに退社はできていたんですが、保育園のお迎えまで1時間しかないですし、ミーティングが延長することもあったので、意外と大変だったんですよね。

2022_PwC_手塚_iconわかります。「残業なしだから育児と両立できるでしょ~」って言われますけど、けっこう大変なんですよね。  実はプライベートでは子どものお迎え担当の編集長。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconそうなんです。リモートワークになって、保育園のお迎えにも焦らなくなって、働きやすくなりました。

2022_PwC_手塚_icon鈴木さんは、2021年入所なので、入所してからずっとリモートワークですか?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconはい。私の場合は、朝8時過ぎに起床して、シャワーを浴びて、部屋で少し身体を動かしてからストレッチと筋トレをして、プロテインを飲むことから、1日がはじまります。

2022_PwC_手塚_iconPwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconストイック!(笑)

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon適宜休憩と夕食をとりながら業務を中断した場合でも、遅くても22時までには業務を終了します。深夜12時頃に就寝するので、夜の自由時間もかなりとれていますし、朝は8時まで寝ているので、睡眠もバッチリです。

2022_PwC_手塚_iconめちゃめちゃ充実していますね。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon自由時間で言うと、リモートワークのおかげで息抜きしやすくなった部分もありますね。

2022_PwC_手塚_iconと言うと?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon私はドラマを見るのが好きなので、業務が立て込んでいない時期は昼休みの時間を使い、昼食をとりながらドラマを見ることもありますし、時々近所でランチの美味しいお店を開拓することもあり、仕事と家事の合間に楽しみを見つけられています。

2022_PwC_手塚_icon監査法人ではチームのみんなでランチが定番でしたが、それも昔の話ですね。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconそうですね。以前は、みんなでゆっくり楽しく会話しながらランチする日もありましたね。懐かしい(遠い目)。ランチと言えば、どうしても忙しくてランチの時間をとれないときは、食べながら参加OKの社内ミーティングもありますね。カメラオフで良いので、会議中でも食べやすいです。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏

2022_PwC_手塚_icon鈴木さんはどうですか?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon私はお昼休みはとりますが、昼食はあまりとりません。集中力を高い状態で維持したいのに、食べると眠くなってしまうので。朝にプロテインを飲んだ後、飲むヨーグルトなどで夕方まで乗り切ります。

2022_PwC_手塚_iconPwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconストイック!(笑)

数字で見るPwCあらたのリモートワーク

  • リモートワーク導入率…100%
  • 平均出社率…20%以下(オフィスおよびクライアントへの出社率)

リモートワークのデメリットは?コミュニケーション不足や残業は?

2022_PwC_手塚_icon皆さんリモートワークを満喫していますね。一方で、リモートワークには働こうと思えば何時まででも働けてしまうという難しさもありますが、実際のところはどうですか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらたでは、平日の夜23時から朝6時までと休日はパソコンにアクセス制限がかかるので、仕組みで過度な残業は抑えられているんですよ。

2022_PwC_手塚_iconなるほど。最近の監査法人は、制限がかかっているところが多いですね。でも、監査法人って、昔は、繁忙期に徹夜することもあったと思うのですが、アクセス制限があると仕事に支障はありませんか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconそうなんです。そこで、アクセス制限がかからない時間帯で効率よく業務を進めるよう心掛けています。
それと、私の場合、グローバル企業を担当しているので、アメリカにある海外子会社の監査チームとミーティングが頻繁にあり、14時間程度の時差があるため、時間調整には苦労していますね。

2022_PwC_手塚_icon鈴木さんは入所1年目ということで、作業に慣れたり、勉強したりと、もっと時間がほしいと感じていませんか?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconそうですね。日々わからないことだらけなので、勉強の時間も必要ですし、大きな監査チームに配属されていて、作業量も多いので、もっと時間があればとは思います。
とはいっても、遅い日でも22時までには仕事が終わるようにしていますし、定時後に歯医者の予約を入れて、終わったらまた仕事に戻ったりと、1年目でもわりとうまく働けているとは思います。
繁忙期はまだ経験したことがないので、今からドキドキしていますね

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏

2022_PwC_手塚_icon片山さんは残業のない勤務形態ですが、どうですか?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon私の場合、残業は気にしなくて良いのはメリットですが、リモートワークだと、家庭と仕事の境界が曖昧になったと感じる部分はあります。
以前なら、子どもが風邪で休んだときは、私も仕事を休んで看病に専念できました。しかし、今は手元にパソコンがあるので、子どもにテレビを見せている間や子どもが寝ているうちに、急ぎの作業をできてしまうんですよね。そのため、仕事の話を家庭に持ち込まないようには気をつけています。

2022_PwC_手塚_icon確かにそれはありますね。
リモートワークだと、他にも、コミュニケーション不足が心配とも言われたりしますが、疇地さんは、マネジメント職としてどうですか?メンバーのマネジメントはしづらくなったりしていませんか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_icon実は、私の場合は、リモートワークになってむしろ、コミュニケーションの頻度が増えたんですね。以前は現場の雑談で済ませていたことも、オンラインミーティングの予定を立ててじっくりと話を聞くようになったので、以前よりもメンバーの意見にしっかり向き合って、キャッチアップすることが多くなったと思います。

2022_PwC_手塚_icon鈴木さんはどうですか?世間では、社会人の初めからリモートワークで職場になじめない新入社員の話が話題にあがったりもしますが。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconオンラインで移動時間を節約できたりする利点がある一方で、やっぱり会ったことあるかどうかで働きやすさは全然違うとは感じていますね。
私の場合、チームの上司や先輩がそういったやりにくさをわかってくれていたので、最初にメンバーの皆さんと事務所で顔合わせをする機会を意識的に作ってくれるなどして、とても助かりました。

2022_PwC_手塚_icon同期との交流はどうですか?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon同期とはゴルフや食事に行ったり、事務所で話したり、けっこう交流があるんですよね。
あと、PwCあらたには、「コーチ」と「バディ」という制度があります。コーチは管理職の方が、バディはひとつ上の先輩が、自分のペアとして相談にのってくれるので、それを活用しています。

コーチ・バディ制度

PwCあらたには、キャリアの先輩がコーチとなり、業務上のさまざまな課題へのアドバイスや将来のキャリアに対するフィードバックを行う人材育成の取り組みである「コーチ制度」、そして、仕事はもちろん、何でも気軽に相談できる年次の近い職員が相談役となる「バディ制度」があります。
PwC
あらたでは、個人を尊重しながら聴くことを大切にしています。若手職員(バディ)は相談しやすく、経験豊かな社員(コーチ)は若手職員を見守り育成する、そんな関係性によるフォローアップ体制で若手職員の成長とキャリア形成を促進し、最大限の成果を上げられるような文化が根付いています。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconあと私は、そもそも入所前からあまり不安はなかったんですよね。

2022_PwC_手塚_iconPwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon…!?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon同じ大学出身の4人で仲が良かったのですが、他の3人が先に試験に合格したので、受験生時代からいろいろ話を聞くことができたんです。

2022_PwC_手塚_iconそこは友達たちが先に受かって、焦るところでは…!?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconいえ、友人たちのおかげで、どの法人に入所するか、就職先選びの際も心強かったですし、監査法人の仕事はどういうものか、良い点も悪い点も含めて話が聞けてむしろ有り難かったですね。

2022_PwC_手塚_icon監査法人の新人あるあるを聞きたかったのに、めちゃポジティブやん

PwCあらたのキャリア、産休・育休のリアル

昔とはまったく違う?!仕事と家庭の両立、産休・育休は当たり前

2022_PwC_手塚_icon次は、仕事と家庭との両立というテーマで、お話を聞いてみたいと思います。疇地さんはつい最近、育児休暇を取得されていますよね。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconはい。PwCあらたでは配偶者の出産休暇と育児特別休暇の制度があり、それに年次有給休暇を組み合わせて、1カ月間の育児休暇を取得しました。

2022_PwC_手塚_iconPwCあらたでは、男性の育児休暇取得は珍しいですか?

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_icon実は、最近は男性も普通に育休をとるようになっているので、珍しくはないんですよ。私と同じ監査チームだけでも、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクターの3人の男性が育児休暇を取得しています。育児休暇や子育てへの配慮も、法人の文化として根付いている感じがします。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon私のチームでも、マネージャーのスケジュールにお子さんのお迎えの予定が当たり前に入っていますね。私の場合は、育休や子育てをまだ意識していなかったんですけど、新人の頃から先輩や上司のそういった姿を見ているので、プライベートも尊重しながら働くのは当たり前というか、自然なものとして受け止めています。

2022_PwC_手塚_iconなるほど。そういった風土なら、疇地さんもスムーズに育休がとれたんですね。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconそれが、子どもが生まれたのが5月で

2022_PwC_手塚_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon繁忙期!!

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconそういった意味で育休の話が切り出しづらかったです(笑)。でも、「金商法の監査はチームでサポートするから、会社法監査が終わったら育児休暇をとっても大丈夫だよ」と快く送り出してもらえました。休みづらい時期だったので、みんなの配慮がうれしかったです。

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木氏_片山氏_疇地氏

PwCあらたの育児特別休暇

  • 育児特別休暇
    PwCあらたでは、育児特別休暇として男女ともに、育児のために連続15営業日の休暇(有給)を取得できます。
  • 男性の育休取得率
    PwCあらたでは男性の育休取得率100%を目標としていて、2021年度は取得率77%となっています。

育休を取得できれば解決ではない、子育てとキャリア形成の悩みとは?

2022_PwC_手塚_icon片山さんは入所後に2回のご出産を経ていますが、育児休暇はスムーズに取得できましたか?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon休暇自体はスムーズに取得できました。ただ、上の子を出産した5年前は、私のまわりで育児休暇を取得しているのは、マネージャー以上の方が多かったので、アソシエイトだった私が、育児休暇や復職後の働き方について、同じ目線で相談できる人は少なかったです。

2022_PwC_手塚_icon確かに、同じ育休や育児との両立と言っても、経験も裁量権もあるマネージャーと、まだ経験も浅いアソシエイトだと仕事への悩みや向き合い方も違いますよね。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconそうなんです。残業ができないことや、クライアント側の突発的な事案に対応できないといった、子育てとの両立でよくある悩みを同じ目線で相談できる人が少なくて、悩みも多かったです。
最近は、私も先駆者のひとりになったので、アソシエイトで産休・育休をとる人がいると、私が相談を受ける側として呼ばれることも多いです。

2022_PwC_手塚_iconなるほど。そうやって経験が、後輩たちにも伝えられていっているのですね。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconまた、産休や育休って、取得して仕事と育児を両立できればOKというものではなく、キャリアの悩みもついてくると思うんです。

2022_PwC_手塚_iconというと?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_icon私は、ひとり目の出産後は、やっぱり公認会計士だし監査でキャリアを積まないと、と考えて、監査部門に復帰したんですね。
チームのみんなは状況を配慮し、私が働ける時間が限られて参加できないミーティングあれば、内容や進捗共有をしてくれていたのですが、これで良いのかな?とモヤモヤし、少し働き方を考えるようになりました。
そこで当時新設されたばかりの監査事業変革部(現AIT)への異動を考えるのですが、「これは監査からの逃げなのでは?」とか考えてしまう部分がありました。でも、子どもにももっと手をかけてあげたいとの気持ちもあるし。ジレンマでしたね。

2022_PwC_手塚_icon確かに、会計士である以上、誰でも少なからずキャリアのことは意識しますし、子どものことも気になりますもんね。

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconそうなんです。私の場合は以前一緒に働いたことのあるメンバーがAITという監査のデジタル化や効率化を推進する部署早い段階で異動していて、クライアント業務以外での活躍の仕方について話を聞く機会があったので、異動を検討するようになりました。
私自身もちょうど、監査業務のあるべき姿に対して課題意識が芽生えていたこともあり、AITなら経験も活かせて監査を変えられるし、子育てと両立しながらも働きやすそうだと考えて、ふたり目の育休から復帰するタイミングで異動しました。
結果的には、あのまま監査で頑張りすぎて家庭がギスギスしてしまうよりも、いったん離れて子どもが可愛い時期に手をかけられたので、良かったです。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_片山恵氏

2022_PwC_手塚_icon部門異動の希望は伝えやすかったですか?

PwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconはい、伝えやすかったです。PwCあらたは、そういった話を聞いてもらいやすい雰囲気がある法人だと思います。
あと、今までは異動は年1回、71日からと決まっていたのですが、最近は時期を問わず異動できる制度に変わったので、より目指すキャリアに向けて動きやすくなったと思います。

2022_PwC_手塚_icon自分が目指している方向に、フレキシブルに部門異動ができるのはうれしいですね。
さて、まだまだ話は尽きませんが、今日はこの辺で。皆さん、楽しいエピソードを聞かせていただきありがとうございました。

PwCあらた有限責任監査法人_公認会計士_疇地恭央氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_片山恵氏_iconPwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconありがとうございました!

2022_PwC_手塚_iconそして、なんと、今回の座談会の原稿を読んで、PwCあらた有限責任監査法人 執行役副代表 アシュアランスリーダーの久保田正崇さんから、PwCあらたさんの働き方について、読者の皆さんへメッセージを頂きました!

PwCあらた有限責任監査法人_執行役副代表_アシュアランスリーダー_久保田正崇氏

PwCあらた有限責任監査法人
執行役副代表 アシュアランスリーダー
久保田 正崇

本記事をお読みの皆さまへ

PwCあらたでは働く場所、時間、服装のいずれも基本的には自由です。
真のプロフェッショナルとは、インプットではなくアウトプットで評価されるべきです。一人ひとりがパフォーマンスを最大限に発揮できる状態であることは、良いアウトプットにつながると考えています。
個人の価値観、それに基づくプライベートを重視することは当たり前、というのがPwCグローバルネットワークで共通の価値観です。私自身も子どもが小さい頃、長期休暇をとって家族で北海道をフェリーと車で一周したり、オーストラリアを鉄道で横断したりしました。そこで得た新しい経験や視点が仕事にもよい効果をもたらしています。
プロフェッショナルとして能力を発揮できる環境で最高の仕事をする、という私たちの考えに共感してくださる人との出会いを、楽しみにしています。

執行役副代表 アシュアランスリーダー
久保田 正崇

2022_PwC_手塚_iconというわけで、PwCあらたさんからお送りしましたが、いかがだったでしょうか?日々の働き方からキャリア形成まで、リアルな情報をお届けできたのではないかと思います。
PwC
あらた有限責任監査法人さんでは、定期採用も中途採用も積極的に募集中ですので、今回の記事で興味を持った方はぜひ採用情報ものぞいてみてください。

PwCあらた有限責任監査法人の採用情報はこちら

PwCあらた有限責任監査法人では、監査やアドバイザリー部門で公認会計士(USCPAなど海外の会計士含む)を積極採用中です!
すぐ応募してみたい方はもちろん、「まだ応募するほどではないけど、PwCあらた有限責任監査法人が気になる」という方も気軽に参加できるカジュアル面談会やセミナーも随時開催しています。

2022_PwC_手塚_iconせっかくなので、定期採用ではリクルート担当も務めているという鈴木さんからもひと言お願いできますか?

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_icon定期採用のリクルートをしていて気づいたのですが、PwCあらたに対して「外資だからハードワーク」「英語ができないといけない」というイメージを持って、応募先から外している人が一定数いるんですね。

2022_PwC_手塚_iconそう思っている人、中途採用の転職相談でもいますね。そもそも外資ではないですからね(笑)

PwCあらた有限責任監査法人_鈴木遥氏_iconそうなんです。外資ではなく、他のBIG4監査法人と同じく、グローバルネットワークを持つメンバーファームという体制ですし、今日の雰囲気からもわかっていただけると思いますが、PwCあらたは、実際は働きやすくて、若手の話もしっかり聞いてくれる風土です。
英語力に関しても、グローバルネットワークとの連携が強いため英語が必須という印象を持たれる方もいらっしゃるようですが、最初からバリバリ英語を使う業務があるわけでなくて、むしろ将来、英語力を伸ばした時に活躍できるフィールドが、大きく開けているということだと思うんです。
そういった点に魅力を感じて、応募してくれる人が増えると良いなと思っています。

下記、PwC Japanグループの採用ページでは、PwCあらた有限責任監査法人さんの採用情報を掲載しています。今回の記事で興味を持って頂いた方は、下記の採用ページからぜひお申込みください!

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【大津留ぐみ:公認会計士・税理士/会計士・税理士専門ライター】 大学在学時にシェイクスピアを学んだことをきっかけに劇作家を目指すも挫折。編集プロダクションで編集やライティング業務に従事した後、公認会計士試験にチャレンジし合格。大手監査法人の東京事務所にて監査業務、財務デューデリジェンスなどに従事。 その後、フリーランスの公認会計士として非常勤監査、税理士法人の社員税理士として税務業務に従事しつつ、大津留ぐみのペンネームでライターとしての執筆活動にも従事。ライターとして、お金、社会保障、会計、税務などに関する記事を執筆。また、2児の母となったことをきっかけに、子どもの貧困や教育格差、子どものイジメに関する記事なども執筆。現在は、株式会社ワイズアライアンスの専属ライターとして会計・税務の記事を執筆しつつ、会計事務所にて内部統制業務にも従事するパラレルワーカー。公認会計士・税理士。

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