皆さん、こんにちは。
公認会計士ナビ編集長の手塚です。
今日はこちら、PwC税理士法人さんのオフィスにおじゃましています。
ほら、このオフィス、どうでしょう?
オシャレですよね!
他にもこんなフロアや…
こんな会議室もあります。
どれも、よーくみると、内装はPwCのロゴのカラーで統一されています!(気づきました!?)
ところで、公認会計士にとって税務のキャリアは有力な選択肢のひとつです。
実際、監査法人で働いた後に、転職や独立をして税務業務に携わる人は珍しくありませんし、中には試験合格後にファーストキャリアで税務分野を選択する人もいます。
具体的な数字で見てみると、全国81,280名の税理士のうち、約14%にあたる11,349名が公認会計士から税理士登録を行っています*。
また、日本公認会計士協会に登録している公認会計士は35,532名**であるため、公認会計士として登録した人の3分の1近くが税理士登録をしているという見方もできるでしょう。
*税理士界より(日本税理士連合会発行/2024年3月31日時点)
**日本公認会計士協会WEBサイトより(会計士登録を済ませている人数/2024年3月31日時点)
そんな中、今回ご紹介するPwC税理士法人さんは、約830名の役職員のうち約140名が公認会計士または会計士試験の論文式試験合格者*であり、毎年、中途採用でも定期採用でも公認会計士や論文式試験合格者が多数入所している税理士法人です。
*2024年7月時点
なぜ、そんなに多くの公認会計士や論文式試験合格者がPwC税理士法人を選んでいるのでしょうか?そこを掘り下げてみたところ、皆さんがご存じない事実や想像以上の魅力がいろいろと明らかになりました。
というわけで今回は、税務の仕事、そしてPwC税理士法人で働く魅力についてたっぷり聞いていきます。会計士試験の受験生の方から、税務キャリアに興味のある公認会計士の方まで、ぜひご覧ください!
今回お話をうかがった3名
(左から)Fさん、Nさん、Jさん
本記事の目次
- 約140名も!?多数の公認会計士や試験合格者が在籍
- 監査法人からの転職者も在籍、監査経験は税務にどう活きる?
- 会計士試験に合格後、ファーストキャリアで税理士法人へ。修了考査や実務要件は?
- 公認会計士登録も税理士登録も、両方できてお得!公認会計士は昇進に有利?不利?
- 監査法人と比較した働き方は?オープンな風土やワークライフバランス、拠点をまたいだアサインなど
- PwC税理士法人はキャリアのプラットフォーム、自身の価値を高められる場所
約140名も!?多数の公認会計士や試験合格者が在籍
本日はPwC税理士法人の公認会計士のお三方に「公認会計士がPwC税理士法人で働く魅力」について聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
公認会計士の方は、試験合格後の勤務先として監査法人を選ぶ方がほとんどですよね。
そんな中、PwC税理士法人では毎年、「定期採用」でも「中途採用」でも、多数の公認会計士の方々が入社していると聞いています。社内には公認会計士の資格をもつ方はどの程度いるのでしょうか?
PwC税理士法人では、約830名いる役職員のうちの15%超、約140名が公認会計士試験の論文式試験合格者か公認会計士登録者*です。
*2024年7月時点
J.Mさん
ITS/Deals Tax(国際税務/ディールズタックスグループ)
パートナー/公認会計士・税理士
1999年、公認会計士試験2次試験合格、2000年、中央青山監査法人(当時)に入所。上場企業・外資系企業の会計監査業務、内部統制支援業務、M&Aに係る財務アドバイザリー業務に従事。
2006年にPwC税理士法人に転籍後は、日系企業・外資系企業に対してクロスボーダー投資やM&Aに係る税務アドバイザリー業務、グループ組織再編・連結納税コンサルティング業務などを一貫して提供。2010年から2012年までシンガポールに駐在し、日系企業の東南アジアへのクロスボーダー投資に係る税務アドバイザリー業務を提供。現在、PwC税理士法人における国際税務 /ディールズタックスグループのリードパートナーを務め、PwC日系企業支援ネットワーク東南アジア・オセアニア地域税務共同統括責任者も兼任している。
PwC税理士法人さんは、昔から公認会計士の方々が活躍している税理士法人という印象はありましたが、830名中140名とは思っていたより多い印象です。
そうなんです、実は公認会計士もたくさん在籍しています。毎年、定期採用でも中途採用でもそれぞれ5~10名程度はコンスタントに入社しています。
とはいえ、社内において公認会計士と税理士で何か差があるわけでもなく、私も公認会計士ですが普段働いている中では特に両者を意識したことはないですね。
それだけ公認会計士の方がいると、定期採用でも中途採用でも安心して入社できますね。
そうですね。ちなみに、公認会計士ではない税理士は200名弱、税理士試験の科目合格者も同じく200名弱が在籍していますよ。
監査法人からの転職者も在籍、監査経験は税務にどう活きる?
Nさんは監査法人と事業会社の経理職を経てPwC税理士法人に入所されていますね。監査の経験は税務にも活きていますか?
はい、監査の経験も活きています。
例えば、監査法人から税理士法人にタックスレビューの依頼をしますよね。監査からみたタックスレビューの勘所がわかっていることが、税理士法人での業務にも役立っています。また、最近導入されたPillar2(グローバル・ミニマム課税)は会計が起点の制度なので、会計の知識が役立っていますね。
N.Nさん
ITS/Deals Tax(国際税務/ディールズタックスグループ)
シニアアソシエイト/公認会計士
2012年、公認会計士試験論文式試験合格。2013年、大手監査法人に入所。メーカー、商社等の監査業務を経験後、2016年から日系自動車部品メーカーの経理部門で決算業務を中心に会計の経理実務を経験。2019年、PwC税理士法人に入所。ローカルファイル/マスターファイル/CbCRの作成、APA対応等の移転価格業務経験後、現在は税務申告業務、グループ通算制度、国際税務アドバイザリー等の業務に従事。
近年は会計士試験や修了考査でも税務がカバーされていますが、会計の知識や監査の経験が役立つ部分もあるんですね。
そうですね。私の場合は事業会社での経理経験もあるので、監査も経理も経験として役立っています。移転価格税制や連結上の税効果会計への対応には、監査法人や事業会社で培った知識や経験が活かされていますし、事業会社の決算や監査スケジュールがわかっているという点も、税務の仕事に役立っています。
逆に、税務の仕事をする上で、監査や経理の知識では足りなかった部分はありますか?
もちろん足りていないものはいろいろありますが、やはり公認会計士が最初に苦労するのは税務申告書の作成だと思います。普段、公認会計士は税務申告書を作ることはありませんからね。
監査法人から転職してくる人も多いと思いますが、事前にしっかり税務の勉強をしておいたほうが良いですか?
もちろん税務の知識はよりあるほうが良いですね。ですが、入所前に時間をかけて勉強する必要まではないとは思います。公認会計士試験や修了考査の試験科目には税務が含まれていますし、前述のように監査で一部触れる機会もありますから、仕事を始めてから必要な知識をしっかり学んでいけば十分だと思います。
会計士試験に合格後、ファーストキャリアで税理士法人へ。修了考査や実務要件は?
Fさんは、銀行員として働いて、その後、公認会計士試験に合格されていますよね。多くの方が選ばれる監査法人というキャリアを経ずに、定期採用でPwC税理士法人へ入所されていますが、会計士試験の知識だけで税務の仕事に臨むのに不安はありませんでしたか?
正直、入所前に不安はありました。またNさんがお話されたように、入所後に勉強が必要なのも事実です。ただ実際に実務をこなしてみると、公認会計士試験で得た知識は税務でもかなり活かせることを実感しています。
もちろん、会計士試験の租税法の網羅性は、税理士試験と比べれば劣るのでしょうが、税務の軸となる部分はしっかり押さえていますし、不足分を補えば、実務に耐えうるレベルに達するベースはあると感じています。
F.Jさん
PBS(プライベートビジネスサービス)
アソシエイト /公認会計士論文式試験合格
新卒で地方銀行に入行。中堅中小企業向けの融資や資産運用業務に従事。公認会計士試験にチャレンジするために銀行を退職後、2021年、公認会計士試験論文式試験に合格。
2022年1月にPwC税理士法人に入社。PBSに配属後、オーナー企業の税務申告業務や、税務コンサルティング業務に従事。
他に会計士試験での知識が活きていることはありますか?
日本の税務は確定決算主義を採用していることもあって、そのベースは会計です。その点で会計の深い知識が税務に活きています。
また、例えば、私はコンサルティング業務で組織再編に関わる機会があるのですが、そこでも会計士試験の知識が役立っていますね。
組織再編税制というと複雑な制度で、税務未経験者には特にハードルが高いイメージがあります。どういった点が役に立っていますか?
もちろん税制自体は複雑で高度です。けれども、組織再編は当然のことながら会社法のルールに則って行わるものになります。そのため既に会社法の勉強をしていて、組織再編についてある程度の知識を習得しているということも、実務では大きなメリットになっていますね。
なるほど。公認会計士試験で学んだ会計、税務、そして、会社法などの法務面と総合的な知識が税務に活きる部分もあるのですね。
ところで、定期採用で入所する人の場合、公認会計士登録についても気になると思います。Fさんは今年修了考査を受ける予定で、現在、補修所に通っている年次ですよね。問題なく通えていますか?
はい。監査法人の同期と同じように通っています。
実務要件はどうでしょう? PwC税理士法人の仕事を通じて、公認会計士になるための実務要件も満たせるのでしょうか?
年に数週間ほどメンバーファームであるPwC Japan有限責任監査法人で監査業務のアサインに入ることができますので、それによって満たすことができています。
では、修了考査についてはいかがですか?修了考査の前に試験休暇を設定している監査法人は少なくありませんが、PwC税理士法人にも修了考査のための休暇はあるのでしょうか?
Fさんはまだ修了考査を経験されていないので、ここは私から説明しますね。
PwC税理士法人では、1回目の受験では「試験日+直前の10営業日」を試験休暇として取得できます。
修了考査も簡単な試験ではありませんので、万が一、1回でうまく行かなかった場合、2回目以降の受験でも休暇を取得することができます。その場合は「試験日+直前5営業日」が取得できます。有給休暇と合わせて20日ほど休んで試験に臨まれる方が多いですね。
監査法人と同じく、修了考査休みもしっかり取れるのですね。
なお、修了考査に関しては、監査実務を経験していることが試験に活きる部分もあると聞きます。監査ではなく税務の実務を行いながらだと、修了考査の勉強は大変ではないのでしょうか?
私は税理士法人での勤務経験しかないので監査法人で働く人との比較は難しいのですが、修了考査は5科目で構成されるので、科目によって違いがあるかと思います。
当法人にいる先輩の話を聞いていても「会計実務」は公認会計士試験の延長なので不利になるほどではないと感じています。同様に「監査実務」も監査法人の同期に比べれば苦労はする部分は多少ありそうですが、心配するほどではないようです。
逆に、「税務実務」については当然のことながら税務を経験している方が有利な部分はあるかと思います。
「経営実務」と「職業倫理」については大きく変わらないはずですし、そう考えると、トータルでは監査法人に所属する方と比べても、少なくとも大きなハンデはないのかなと思っています。
お話を聞いていると、監査法人に就職した場合と比べても、実務要件、修了考査ともに遜色ない印象がありますね。
そうですね。もし公認会計士試験の合格者で税務に興味がある場合、当法人でしたら公認会計士登録まで見据えて働けるという点でもお勧めできるかと思います。
ちなみに、Fさんは会計士試験合格後、すぐにPwC税理士法人に就職されていますよね。監査法人への就職は考えなかったのでしょうか。
本音を言うと、監査は公認会計士の独占業務ですし、公認会計士の資格を取ったのだから監査をやってみたいという気持ちはありました。ただ私は、銀行員時代の経験から、経営者の方の相談にのる仕事がしたいと思っていたんです。
また、私は社会人になってから公認会計士を目指したので、年齢面も考慮して、監査を数年経験してから希望の分野に転職するのなら、最初から自分が興味ある分野で経験を積んだ方がいいとも考えたんです。
現在所属しているPBS部門は「プライベートビジネスサービス」といって、その名の通りオーナー経営者をサポートする部門で、公認会計士になったらやりたいと思っていた仕事なので、ここを選びました。この決断をしてよかったなと思っています。
公認会計士登録も税理士登録も、両方できてお得!公認会計士は昇進に有利?不利?
税理士法人で働くということは、公認会計士の方々も税理士登録をされますよね。PwC税理士法人に勤務される公認会計士の皆さんは、どのタイミングで税理士登録するケースが多いのでしょうか。
マネージャーになる前の職階(アソシエイト、シニアアソシエイト)では任意で、マネージャー以上の職階では税理士登録を推奨しています。もちろん、いずれの職階でも税理士登録とその維持費用はPwC税理士法人が全額負担しています。
私の周りでも、マネージャーに昇進する際に税理士登録される方が多いですね。
税理士法人なので仕事内容は「税務」ですが、公認会計士登録や資格維持のための費用も法人が負担してくれるのですか?
もちろんです。
では、資格登録を維持していくための公認会計士のCPDや、税理士の認定研修はどうなのでしょうか?
CPD単位は法人内の集合研修やe-learning研修を受講することで、年間の必要単位をすべて満たせるようになっています。 税理士資格維持のための認定研修については、所属法人主催の研修で取得できる上限(18時間/年)までは社内の研修を使って満たすことができます。
なるほど。公認会計士の方からすると、公認会計士と税理士の両方の資格の費用負担をしてもらえて、かつ、法人内の研修で単位も取得でき、税務経験も積める。これは大きなメリットですね。
ちなみに、もうひとつ聞きたいことがあります。税理士法人というと、「税務」が主要なサービスであり、「税理士」が多い法人ということで、公認会計士出身者だと昇進に不利にならないのでしょうか?
その点はご心配不要です。実は、PwC税理士法人のパートナーのうち約半数は公認会計士なんです。公認会計士から税理士登録してパートナーになったメンバーがたくさんいますし、公認会計士だからといって昇進が不利になることはありません。
ただし、逆に、公認会計士だからといって有利になることもありません。冒頭でも触れましたが、法人の各種制度や施策においても公認会計士と税理士で差があるわけではありませんし、昇進に関しても平等に成果や実績で評価されます。
公認会計士の方も、努力しだいでパートナーを目指していくことが可能なのですね。
もちろん税務スキルを磨く大変さはあると思いますが、近年は監査法人も昔と比べて昇進の難度も上がっていますので、税務に興味のある方であればPwC税理士法人でパートナーを目指すキャリアもありかも知れませんね。
そうですね。当法人でパートナーを目指しながら、長く勤めてもらえると嬉しいです。
なお、先程、NさんやFさんから「公認会計士の試験や監査実務で得た知見が税務に活かせる」とのお話がありました。パートナーレベルだとどうなのでしょうか?公認会計士であることが強みになる部分はありますか?
はい、たくさんありますよ。会計のバックグラウンドがあることは、パートナーとしてお客様と接していくときにも活きてくるんです。
PwCでは、部門や法人を越えたPwCメンバーがOne teamとなって協力してビジネスに取り組み 、お客様の課題を複合的に解決していくことを大切にしています。
例えば、私が所属するITS/Deals Tax(国際税務/ディールズタックスグループ)とFさんが所属するPBS(プライベートビジネスサービス)が連携したり、法人を跨いで、 PwC Japan有限責任監査法人や、M&A業務をメインとするPwCアドバイザリー合同会社と連携したりしてプロジェクトに望むケースも多くあります。
そのため、お客様が税務以外のどんな課題を抱えているのか、また、PwC Japanグループ内でも他の会社や部門の業務やケイパビリティを理解して動けるかどうかは、パートナーにとって非常に重要なんです。
私であれば監査の経験があるので、お客様の会計面での課題や監査法人の状況が理解しやすいですし、会計に限らず税務以外のバックグラウンドがあることで、より相手の理解が進むのは間違いないと思います。
なるほど。税務の専門家といえども、税務以外の視点や知見を持っていることが強みになってくるんですね。
そうなんです。お客様も必ずしも「この人には会計の相談をしよう」「あの人には税務の相談をしよう」と考えているわけではないんですね。
ですので、お客様が困っている際に、税務、会計・監査…など他分野の論点を踏まえながらコミュニケーションを取れることで、お客様により一層寄り添うことができます。こういった観点でも、税務の現場に公認会計士がいることは非常に有益ですね。
監査法人と比較した働き方は?オープンな風土やワークライフバランス、拠点をまたいだアサインなど
PwC税理士法人の働き方についても聞かせてください。Nさんは以前、監査法人で働いていましたよね。当時と比較して、今の忙しさや働き方はいかがですか?
監査法人は4〜5月が最大の繁忙期なので、その期間に業務が集中し、とても忙しかったです。一方で、税理士法人の繁忙期は1〜6月と長期に及ぶものの、忙しさが平準化されていて、ゴールデンウイークや土日も休めます。総じて、私は今の方が働きやすいですね。
あと、今はリモートワークを取り入れている監査法人も増えてきたと思いますが、PwC税理士法人もリモートワークを基本としているため、柔軟な働き方ができています。私の場合、監査法人の時より出張や往査が少なくなったので、プライベートの時間が確保しやすくなりましたね。
税理士法人は出張が少ないんですか?
部署や業務によりますが、私の部署では多くありません。マネージャー以上では、大阪事務所所属の者でも東京に出張する機会もありますが、アソシエイトやシニアアソシエイトは年に1~2回、研修で東京に行くくらいですね。
昔は「その場所にしか資料がない」ということもあったので出張もそれなりにありましたが、今はほとんどの資料がデータになっていて、リモートでも仕事はできますからね。
私の所属するPBS(プライベートビジネスサービス)部門は、オーナー経営者の方々にサービスを提供しており、直接お会いすることも多いため、所内でも出張やお客様への訪問は多い方です。それでも監査ほどの出張はなさそうに感じています。
なるほど。リモートワークというと、Nさんは大阪事務所の所属とのことですが、仕事は関西の案件が中心なのでしょうか。
いえ、実は東京や他の地域の仕事もリモートで関与しています。最近でこそ対面ミーティングも復活してきたとはいえ、お客様とは依然としてオンラインでミーティングすることがほとんどです。そのため、大阪にいながら東京の仕事をしても、特に不都合はありませんし、お客様も、私たちがどこにいるかは、あまり気にされてはいないのではないでしょうか。
拠点を跨いでのアサインでは、どのようにチームメンバーを決めるのですか?例えば「東京の案件で10名のスタッフが必要なのに7名しか集まらないので、他の拠点から3人補充しよう」というように、ある拠点で足りない枠を他拠点のメンバーから補充するのでしょうか?
いえ、ITS/Deals Tax(国際税務/ディールズタックスグループ)の場合は東京、大阪、名古屋のメンバーが所属している拠点は初めから関係なく、フラットにアサインを考えています。例えば、ある案件に関して、まずはマネージャーやスタッフの人数を決めます。その後、スタッフのスキルや稼働状況、キャリアの志向を踏まえて、適切なメンバーをアサインします。
それはメンバーの方々のキャリア面でも良いですね。東京事務所の人が出身地の案件に関与する、東京にしかないような案件に他の地域から関与するといった形で経験の幅も広げられそうです。
PwC税理士法人はキャリアのプラットフォーム、自身の価値を高められる場所
ここまでいろいろな話を聞いてきました。最後に税務という仕事の面白さや、それを体現するPwC税理士法人の魅力について教えてください。
公認会計士には監査や税務に限らず、さまざまな仕事の選択肢がありますが、PwC税理士法人の良いところは、各自のキャリアや関心に沿って、専門知識や経験を習得できる機会が用意されているところだと思います。実際、私の周りだけでも、自分の興味のある分野に積極的に手を挙げて、専門性を高めている方は 多いように感じます。
確かに、手を挙げたら仕事を任せてもらえるのは良いところですよね。もちろん法人や部署の人員状況もあるので何でもすぐに実現するわけではありませんが、少なくとも希望はしっかり聞いてくれます。
また、スキル・経験のみならず、ライフステージの変化などプライベートを考慮した仕事のバランスに関しても希望が反映されやすいのは良い文化だなと感じています。
これまでにPwC Japanグループの他法人のインタビューもさせていただいたことがありますが、いずれの部署や法人でもそういったお話はでていて、風通しの良さはPwCのカルチャーですよね。
私たちは、PwC税理士法人は、自分がやりがいを感じる仕事を見つけることができるプラットフォームだと考えているんですね。これはPwC税理士法人で働くことの大きなメリットだと考えています。
ひと言に「税務」と言っても、申告業務はもちろん、組織再編やPillar2、移転価格、相続税など、専門分野が細分化されています。この仕事を完璧にこなすためには、会計や会社法、また、国内だけでなく海外の税務など、あらゆる領域に対応しなくてはなりません。また、税制は国家の政策そのものです。グローバルな情勢も鑑みて制度が決まり、しかも毎年変わります。
そこに対応するために社内にはいろいろな専門性を持ったプロフェッショナルたちがいますし、税務の仕事はとても奥が深いんです。
新しい税制などのキャッチアップが大変なのは事実ですが、このダイナミックな環境では飽きる暇がありませんし、毎日新しい発見や学びがあって、刺激的でもあります。やることが尽きないというのも魅力のひとつであり、自分の付加価値を高めたい方には、きっと良い成長の場になると思います。
また、PwCにはフラットで風通しの良いカルチャーがあり、優秀な方や異なる専門性を備えた方に出会える場所となっているので、成長機会や出会いを求めている方に興味をもってもらえたら嬉しいですね。
もしPwC税理士法人でのキャリアに興味があって、転職後のイメージを深めたい方がおられましたら、採用イベントやカジュアル面談などで遠慮なく聞いてください。
PwC税理士法人には公認会計士の先輩もたくさんいますし、自分自身の成長に繋がる機会を与えてくれます。ぜひ一緒にお仕事をしましょう。
本日は税務という仕事、そしてPwC税理士法人で働くことの魅力についてたっぷり聞けました。ありがとうございました!
ありがとうございました!
最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございます。PwC税理士法人さんの魅力をご理解いただけたでしょうか?
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