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【連載】主要論点をピックアップ 収益認識のポジション・ペーパー記載術(後編第5回)追加の財又はサービスを取得するオプションの付与
高田康行 企業会計 2020年11月号
本連載では、ポジション・ペーパーを12項目で定義している。12項目は収益認識における会計処理と内部統制の検討のためのフレームワーク(考え方の枠組み)として活用することを意図している。
今回は、「追加の財又はサービスを取得するオプションの付与」の更新オプションが対象論点である。当該論点は「履行義務か否か」が重要なポイントであり、収益認識の5つのステップのステップ2に分類されることが多いが、その判定結果が、同じステップ2の「別個の財又はサービスか否か」、また、ステップ3の「取引価格の決定」および「独立販売価格の見積り」とステップ5の「進捗度の見積り」にも影響を与える。ステップ2の他のステップに与える影響の整理の仕方が今回のポイントである。
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