【再掲載】立ち上がった4人の会計士たち!新進気鋭の会計士が考える成功の秘訣と会計業界の課題とは!?

  • 2018/11/5

本年9月に開催が予定されておりましたが、台風のため残念ながら延期となった「第1回 若手会計人サミット」、この度、2019年1月22日(火)での開催が正式発表されました。

8月1日に掲載しました本記事を再度アップしますので、イベントにかける4人の若手会計士のみなさんの想いをぜひお読みください!

若手会計人サミット_サムネイル

会計業界もIT化の取り組みが始まり、転換期を迎えようとしています。会計士の仕事がAIに淘汰されるという報道に、危機感を感じた方は多いのではないでしょうか。そのほかにも監査法人への声も厳しくなるなど、会計業界をとりまく話題はあまり明るくはありません。

そんななか、公認会計士、税理士、それらを目指す受験生を応援し、会計業界を盛り上げて行こうと、新進気鋭の若手会計士たち4人が立ち上がりました。

今回、その4人を代表して、税理士法人チェスターの代表社員である福留正明氏(公認会計士・税理士)にお話を伺いました。

税理士法人チェスター 代表社員公認会計士・税理士 福留 正明氏

税理士法人チェスター 代表社員
パートナー事業本部 営業戦略室長
公認会計士・税理士
福留 正明

相続専門の税理士法人チェスターの代表社員。年間1000件以上の相続税申告を行い、従業員130名超、全国5拠点に展開。2008年に監査法人時代の同期である荒巻善宏氏と共に設立した税理士法人チェスターを相続税に専門特化した事務所としては業界トップクラスに育て上げる。2005年、公認会計士試験合格、有限責任監査法人トーマツ出身。

なぜ彼らは立ち上がったのか?業界への問題意識と課題

現在の会計業界には、かつてほどの魅力はあるのでしょうか?

以下の課題のなかに、みなさんも思い当たる理由があるのではないでしょうか。

  • 監査が厳格化され、監査法人での仕事に魅力がなくなってきている。
  • かつては独立したらすごく儲かりそうで夢があったが、現在は独立しても昔のように稼げなさそう。
  • 監査法人では上が詰まっているし、AIに代替されそうな漠然とした危機感がある。一方で、監査法人の年収はそこそこ良いし外に出てもすごくおいしい話があるわけではないので、監査法人でモヤモヤしている人も多い。
  • 会計事務所にはAIに代替されそうな業務が色々あるので、将来的に仕事が減っていきそう。
  • 公認会計士や税理士受験生が減少していて、優秀な若い子が会計人を目指さなくなってきている気がする。

このような業界に、閉塞感を感じている若手会計人や受験生は多いかもしれません。

こういった現状に対して福留氏はこう語ります。

「確かに、会計業界にはかつてほどの魅力はないのかもしれません。

しかし、実は若手にとってはチャンスに溢れているのではないかと思っています。

例えば、会計業界にはいまだに非効率な会計作業が溢れていて、我々としてはIT化が進まないことに問題意識がありました。AIの登場で会計業界に悲観的な雰囲気が広がっていますが、むしろAIをはじめとしたテクノロジーを活用できる時代になったともいえます。

テクノロジーを利用すれば、非効率な会計作業はなくなり生産性を上げられます。仕事を一層楽しいものにすることもできますし、報酬を上げるチャンスが到来したと考えることもできます。

その一方で、会計人はビジネスに対する知見や将来予測が弱い部分もあり、ITの進化についていけていない人が多いように感じます。この先5年から10年で私たちの業界は大きく変わり、テクノロジーを活用するかどうかで、勝ち組と負け組が2極化することになるでしょう。

けれども、そういったことに対して声を挙げ、行動に移す人たちがほとんどいません。

それであれば、同じ会計業界にいる者として、ITに限らず生の成功談を共有して、私たち自身の手で若手会計人が活躍できる業界にしていこう、そう感じました。」

業界のために動きたい、立ち上がった新進気鋭の会計士たち

福留氏とともに立ち上がった発起人はこの方々です。

汐留パートナーズグループCEO・公認会計士(日米)・税理士・行政書士・前川 研吾氏

汐留パートナーズグループCEO
公認会計士(日米)・税理士・行政書士
前川 研吾

新日本有限責任監査法人出身、2008年に公認会計士・税理士・弁護士・社会保険労務士等がワンストップでサービスを提供する汐留パートナーズグループを設立。わずか10年で100名以上のメンバーを有するプロフェッショナル集団へと育て上げ、2018年6月より国際的な会計ネットワークであるPKF Internationalへの加盟も実現した前川氏。

虎ノ門会計代表取締役・虎ノ門有限責任監査法人 理事長・公認会計士・税理士・渋佐 寿彦氏

株式会社虎ノ門会計 代表取締役
虎ノ門有限責任監査法人 理事長
公認会計士・税理士
渋佐 寿彦

前川氏と同じく新日本有限責任監査法人出身、2007年9月に虎ノ門会計グループ設立に参画し、グループ代表に就任。虎ノ門有限責任監査法人の理事長を務める渋佐氏。

日本公認会計士協会東京会の青年部の立上げにも尽力し、現在では東京会の広報・総務担当役員も務めるため、東京の会計士の方であれば渋佐氏をご存知の方も多いでしょう。

税理士法人チェスター 代表社員・公認会計士・税理士・荒巻 善宏氏

税理士法人チェスター 代表社員
公認会計士・税理士
荒巻 善宏

有限責任監査法人トーマツ出身、2008年、同期であった福留氏とふたりで、相続税申告専門に取り扱う税理士法人チェスターを設立。現在では従業員130名を擁し、税理士業界トップクラスの相続税取扱件数と品質を誇る会計事務所へと育てあげました。

いずれのメンバーもここ10年で急速に規模を拡大した会計事務所を率いる新進気鋭の若手会計士です。

彼らが独立して成功した3つの共通点

税理士法人チェスターの荒巻氏・福留氏と汐留パートナーズグループの前川氏は、インターネットマーケティングを効果的に取り入れて、仕事を拡げています。一方の虎ノ門会計の渋佐氏は、公認会計士協会で青年部を立上げ、若手で業界を盛り上げて行こうと尽力してきた方です。

「成功」といっても、会計業界はたくさんの税理士や公認会計士が開業していて、後発で開業してもシェアを伸ばすのは難しいと考える方もいるでしょう。

ですが、税理士法人チェスター、汐留パートナーズ、虎ノ門会計は、いずれも設立後わずか10年で100名規模まで事務所を拡大させました。彼らが成功した秘訣はなんだったのでしょうか。福留氏は3つのポイントがあると言います。

1:“真面目にクオリティーの高い仕事を行うこと”

1つ目は、“真面目にクオリティーの高い仕事を行うこと”です。

「クオリティーが高いといっても、何か特別なことをしているわけではありません。

例えば、“税金を間違えずに計算する”ことは、お客様から見れば、税理士なら出来て当たり前だと思うところですが、意外とできていないケースが多いのです。

当たり前のことを当たり前にすることでお客様から信頼を寄せていただき、次の紹介につながります。コツコツと真面目に積み重ねた結果、事務所拡大につながりました。」

2: “働きやすい組織づくり”

秘訣の2つ目は、“働きやすい組織づくり”です。

「事務所を拡大するためには優秀な方に多く入ってもらうことが必要ですが、そのためには働きやすい環境が必要です。しかし、会計業界では、一般企業であれば常識と言えることから乖離した感覚や制度で経営されている会計事務所も少なくありません。

私たちは、組織づくりにおいて、待遇面や条件面を整えて、風通しの良い組織風土になるようにこころがけてきました。

例えば、税理士法人チェスターでは、正職員でも9時から5時までの残業無しの勤務プランを用意していて、女性税理士の割合が高くなっています。また、福利厚生をはじめとした制度が、一般企業と遜色ない形になっている点も特徴的です。」

3: “20代で独立開業”

実は4人とも、1981年生まれで、20代で独立開業しています。

「独立してやりたいことが決まっている人は、なるべく早く独立したほうが享受できるメリットは大きいと感じます。時代の流れが急激に変化していく中で、十分に経験値を積んで独立したからといって、成功確率が大きくあがるとは言い切れません。むしろ、変化を恐れず柔軟性があり、アップサイドのリスクをとれるうちに、そして体がおもいっきり動く間に独立したほうが成功確率が高まるともいえます。」

彼らのこれまでの成功体験と業界の抱えてきた課題がうまくマッチして、会計業界のこれからを変えようとしています。

『第1回 若手会計人サミット』を開催!

そんな4人の若手会計士が、成功の秘訣と会計業界の課題について語る無料イベントを、1月22日に六本木ヒルズで開催します。

若手会計人サミット 概要

  • 開催日:2019年1月22日(火)
  • 時間:19:00~20:30(受付18:15~)※懇親会はセミナー終了後21:00~
  • 会場:東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F タワーホール
    (アクセス:http://forum.academyhills.com/roppongi/access/index.html
  • 参加費:無料
  • 参加資格:会計士及び税理士(受験生も可)
  • 定員:先着300名
  • パネルディスカッション60分:ファシリテーターにアールパートナーズ代表の平林亮子氏(公認会計士)を迎え、独立開業からこれまでの4名の歩みを紐解きます。「独立して本当に良かった?」「今の会計業界に対して言いたいことは?」「会計業界の未来像とこれからの会計人」という大きな3つのテーマに沿って、それぞれがホンネで語りつくします。

第1回 若手会計人サミットWEBサイトを見る

今回のイベントでは、発起人のうち、汐留パートナーズグループの前川氏、虎ノ門会計の渋佐氏、税理士法人チェスターの荒巻氏がパネリストとして登壇し、実体験をもとに、Face to Faceでコミュニケーションを取りながら語ります。

独立のノウハウなど普段聞けない情報が満載の貴重な機会です。また、セミナー後の懇親会では、発起人である4人の会計士から直接話を聞くことができます。

将来独立したい人だけでなく、会計士や税理士の仕事に夢と希望を持ちたいと思っている人、会計業界を盛り上げていきたいと思っている人にも役立つ情報が聞けそうです。

アールパートナーズ代表平林亮子氏

ファシリテーターを務めるのはアールパートナーズ代表の平林亮子氏(公認会計士)

若手会計人サミットの設立趣旨に賛同して、メンバーとして一緒に活動してくれる方も募集しているそうなので、セミナー後の懇親会にも参加してみてはいかがでしょうか。

今後のキャリアの参考として、また、会計人ネットワークを構築する機会としておすすめです。

第1回 若手会計人サミットWEBサイトを見る


 

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