【本記事はPwCあらた有限責任監査法人様からのプレスリリースです】
G Suite の利用履歴から、社員の働き方を可視化し、改善案の策定から実行まで
2016年12月22日
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社(本社:東京都千代田区、代表執行役:足立 晋)は、12月22日、データアナリティクスの手法を活用した、企業の働き方改革を支援するサービスを開始します。Google の法人向けグループウェア「G Suite(旧Google Apps for Work)」の利用履歴データを分析することで、社員の働き方を可視化し、人事データと紐付けて分析することで課題を抽出し、改革の推進を後押しします。
本サービスは、G Suite のメール、カレンダー、オンラインチャットなどから得られる行動データを分析し、時間配分、他者との協働傾向、社内外での人的ネットワーク構築状況など、個々の社員の働き方を可視化します。続いて、勤怠、人事評価、満足度調査などの人事データと紐付け、パフォーマンス、満足度、メンタルヘルスの差異と働き方との関係を分析し、最適な労働環境を整備していく上での課題を明らかにしていきます(図1)。当社は、データアナリティクスによって各企業での望ましい働き方を明確化し、全体に浸透させるための施策を立案します。制度設計、インフラ整備などの実行、定着フェーズまで一貫して支援します。
昨今、在宅勤務、テレワーク、クロスボーダーワークの増加など、企業における従業員の価値観や働き方は多様化する一方です。企業は多様な価値観に対応するとともに、より効率的な仕事の進め方を生み出していくことが求められています。改革を成功させるには、単に制度やIT環境の見直しをするだけでなく、現場での個々の働き方を的確に理解し、変革していく取り組みが重要であると私たちは考えています。
当社は G Suite を用いたワークスタイル変革の準備、実行、定着の各フェーズを支援しており、今回、新たに開始するサービスは、定着フェーズの「ビヘイビア変革支援」のサービスに含まれるものです(図2)。PwC Japanグループでも G Suite を活用した働き方改革に取り組んでおり、得られた知見を活用し、企業の働き方改革を支援するサービスを今後も随時、開発していきます。
図1 データアナリティクスによるワークスタイル把握と人事施策への活用例
図2 G Suite を活用したワークスタイル変革のサービス体系
以上
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