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公認会計士のキャリアが多様化する中、活躍する会計士たちのルーツはどこにあるのか?
今回はシンガポールにて日系企業の東南アジア進出支援を行う会計事務所「CPAコンシェルジュ」を立ち上げ、独立会計士として活躍する公認会計士・萱場玄氏にフォーカスする。
あずさ監査法人から東京共同会計事務所へ転職し、その後アジアという新たなフィールドへ飛び出した萱場氏。彼の現在のキャリアに大きく影響を与えたのは、監査法人の次に経験を積んだ東京共同会計事務所だと言う。
東京共同会計事務所で学んだ専門的な金融知識や、代表の内山氏から受け継いだプロフェッショナリズムが、現在の独立会計士としてのキャリアにどう活きているのか。
そして、東京共同会計事務所を卒業したOBとして客観的に見て感じる強みや、同事務所で活躍できる人材の条件について、公認会計士ナビとも長年の付き合いがあるからこそ引き出せる「本音」を聞いた。
今後のキャリアを模索する若手会計士や、東京共同会計事務所という組織に関心を持つ方にとって、多くのヒントになればと思う。
萱場 玄(かやば げん)
CPA CONCIERGE PTE LTD 代表
公認会計士・税理士(日本)
1978年生まれ。兵庫県西宮市出身。2002年に公認会計士2次試験合格後、現あずさ監査法人大阪事務所へ入所し、主に製造業の会計監査に従事。その後、2008年に東京共同会計事務所に入所。SPC決算、SPC監査、DD、各種評価、ストラクチャードファイナンス、国際税務、IFRS、その他会計税務コンサルに携わった後、2012年よりシンガポールへ移住。TMF GROUPシンガポールオフィスのジャパンデスク責任者を経て2014年にシンガポールの会計事務所CPA CONCIERGE PTE LTDを創業。シンガポールにおける法人設立、ビザ申請、記帳・税務申告、カンパニーセクレタリー業務などを手がける。
目次
- 国際的なキャリアを志し、東京共同会計事務所へ
- 優秀な仲間とのハードワークから得た「壁」と「成長」
- どこへ行っても通用する「金融知識」と「プロフェッショナリズム」
- ニッチを突き詰め、チームで戦う東京共同会計事務所のカルチャー
- 昇進の鍵は「人間力」、卒業生だから語れるリアルな評価基準
- 公認会計士なら一度は東京共同会計事務所で金融を学ぶべき
※本記事は東京共同会計事務所によるPR企画です。
国際的なキャリアを志し、東京共同会計事務所へ
萱場氏が東京共同会計事務所へ入所したのは今から18年前の2008年に遡る。あずさ監査法人の大阪事務所での勤務を経て、「海外で仕事をしたい」という思いを抱いていた彼は、次のキャリアとして東京共同会計事務所を選択した。その決め手は何だったのだろうか。
当時、海外に出て、英語を『勉強する』のではなく、英語で『仕事をする』という経験を積みたいと考えていました。そのため、アメリカでの就職活動をしたのですが希望叶わず、東京で就職活動を行ったところ、『英語で仕事ができる案件にアサインする』と言ってくれた東京共同会計事務所に入所を決めました。
正直なところ、当時は東京共同会計事務所が証券化に強い事務所だという先入観すらなく、相談した転職エージェントに勧められるがままに面接を受けたというのが実情でした。
しかし、タイミング良く当時の東京共同会計事務所は、証券化からM&Aなども含めた税務・会計コンサルティングへと事業を拡大しようと試みていたところであり、萱場氏にも国際案件を始めとした様々なプロジェクトに携わる機会がまわってきたのだった。
また、面接で代表の内山隆太郎氏の圧倒的な論理的思考力に触れたことも、入所の決め手になったという。
面接の際、内山さんがホワイトボードを使って、当時の組織体制や考えていることを瞬時に構造化して書き出して説明してくれました。若かった私にとって、頭の中にあるものをいきなり構造化してアウトプットできる姿は非常に衝撃的で、『こんなすごい人が代表をやっている事務所なのか』と驚かされたことを今でも鮮明に覚えています。
かくして萱場氏の東京共同会計事務所、コンサルティング部でのキャリアがスタートする。
本記事内の写真はすべて現在の東京共同会計事務所のオフィスにて撮影
優秀な仲間とのハードワークから得た「壁」と「成長」
入所後、萱場氏は希望通り英語を使う案件に多数アサインされることになった。特に、シンガポールや香港などの海外投資家が日本の不動産に投資する証券化案件に多く携わったことが、後にシンガポールへ渡る大きな原体験となっている。
実際に案件に入ってみて、アジアの資金が日本の不動産を買っているというダイナミズムを肌で感じることができました。また、シンガポールのファンドとのやり取りなどに関して、インバウンドの証券化案件だけでなく、東京共同会計事務所が力を入れ始めていたアウトバウンド側の国際税務やデューデリジェンスの案件も経験させてもらいました。
一方で、監査法人から未知の領域へと飛び込んだ萱場氏にとって、東京共同会計事務所での業務は決して平坦な道のりではなかったという。
金融商品取引法、不動産特定共同事業法、資金決済法など、それまでまったく知らなかった法律や制度をゼロから勉強するのは本当に大変でした。
また、東京共同会計事務所のメンバーには、同期も含めて非常に仕事ができる優秀な人材が集まっていました。当時はコンサルティングやアドバイザリーと言えばどこもハードワークな時代でしたが、東京共同会計事務所も例外ではなく、みんなバリバリと働いていました。
私は、能力面で叶わない相手にも「量」、つまり「時間」を投下して勝負するのですが、そういった能力の高い同僚たちが優秀なだけでなく圧倒的な量(時間)も投下してくるので、まったく差が縮まりませんでした。同僚たちに負けまいと必死に食らいついていましたね。
英語での会議中に、自分の知識不足と連日のハードワークによる眠気と闘いながら、必死にメモを取っていたのも今となっては良い思い出です。

どこへ行っても通用する「金融知識」と「プロフェッショナリズム」
東京共同会計事務所で過ごした約4年の日々は、その後の萱場氏のキャリアにおいてどのような「武器」をもたらしたのだろうか。
現在、シンガポールでCPA CONCIERGEの代表として日系企業の進出を支援する中で、「東京共同会計事務所での経験が間違いなく活きている」と萱場氏は語る。
東京共同会計事務所で学んだ『金融の知識』と『国際税務の知識』は、私のキャリアにおける大きな財産です。
会計や税務の仕事をしていると、事業会社の支援においても必ず『金融』の概念が登場します。資金調達における株価の評価、シニアローンやメザニンといったストラクチャーの理解、キャッシュフローや割引率の概念など、東京共同会計事務所で実務を通じて叩き込まれた知識があるからこそ、クライアントへのアドバイスに圧倒的な説得力を持たせることができます。

また、知識だけでなく、会計人としてのマインドセットも東京共同会計事務所で醸成されたという。
内山さんが常に口にしていた『プロフェッショナルであること』という教えは、今でも私の仕事の根底にあります。
期限を守る、責任を持って成果物を出すといった基本的なビジネススキルはもちろんですが、実務上の制約の前に、まずは『あるべき論』を徹底的に突き詰めて考えるという姿勢は、東京共同会計事務所で身についたものです。この内山さんのイズムは、現在私が経営する会社の行動規範のひとつにもなっています。
ニッチを突き詰め、チームで戦う東京共同会計事務所のカルチャー
現在では自らも経営者として会計ファームを率いる萱場氏から見て、東京共同会計事務所という組織の強みはどこにあるのだろうか。
東京共同会計事務所の凄さは、競合が少ない『ニッチな領域』を徹底的に突き詰め、そこで市場ナンバーワンになるという戦略を貫いている点にあります。
国際税務や事業承継、関税など、誰もが簡単にできるわけではない専門性の高い分野にピンポイントで参入し、そこから事業を広げていく。この内山さんの卓越したビジネスセンスと戦略眼こそが、東京共同会計事務所の強みだと思います。
さらに、個人主義ではなくチームワークを重視するカルチャーも東京共同会計事務所の特徴だという。
「専門性が高い」「プロフェッショナルであることを大事にする」といっても、東京共同会計事務所は決して個人主義というわけでもありません。
コンサルティング部内だけでなく、フィナンシャル・ソリューション部(編集部注:SPCの税務・会計を担う部門)など、異なる専門性を持つ部署のメンバーと連携してプロジェクトを進めるため、高いチームワークを実現するためのコミュニケーションも大切にされているのも特徴だと思います。

昇進の鍵は「人間力」、卒業生だから語れるリアルな評価基準
東京共同会計事務所にフィットする人物像について、萱場氏は「知的好奇心」と「人間力」の大事さを挙げる。
ここで、同事務所のリアルな評価基準を物語る興味深いエピソードを披露してくれた。
それは評価のタイミングで、同期がマネージャーに昇格した際のことだ。萱場氏自身は昇格が叶わない中、同期はマネージャーへと昇格し、この上ない悔しさと同時に学びを得たという。
私とほぼ同時期に入所した公認会計士、現在では東京共同会計事務所のパートナーを務めている方がいます。
彼は私以上にハードワークをこなし、仕事も抜群にできる人でしたが、何より私と違ったのは『愛想が良く、人間的な魅力に溢れていた』という点です。
当時の私は『プロの会計士なのだから、愛想なんて関係ない。仕事さえできれば評価されるべきだ』と尖っていた部分がありましたが、彼はどんなに忙しくても周囲にニコニコと柔らかく接し、結果的に私より先に昇格していきました。
萱場氏は「今となっては当然のことなのですが⋯」と続けながら、この経験からプロフェッショナルファームにおける「人間力」の重要性を痛感したと語る。
周囲に良い影響を与え、コミュニケーションを円滑にできる人間を正当に評価し、上に引き上げる。東京共同会計事務所のその評価軸は、組織として大正解だと思います。代表の内山さんご自身も、いつもニコニコと穏やかで、声を荒らげているところを見たことがありません。
高い専門性を持ちながらも、決して冷たい個人主義ではなく、温かみがあり人間力も求められる。それが東京共同会計事務所という組織の面白さです。

公認会計士なら一度は東京共同会計事務所で金融を学ぶべき
最後に、萱場氏に、将来のキャリアを模索する公認会計士や税理士に向けて、東京共同会計事務所をアピールして欲しいと依頼した。
すると、「丸の内のスタイリッシュなオフィスに移転して、ワークライフバランスや労務管理も整っていると聞いていますので、今はさらにお勧めできますね」とおどけつつ、こう語ってくれた。
ビジネスパーソンとして、そして公認会計士や税理士として高みを目指すのであれば、『金融の知識』は絶対に身につけておくべき必須科目です。
特に、普段から大手企業をクライアントにすることの多い公認会計士や税理士の方には、一度は東京共同会計事務所に入所し、実務を通じて高度な金融知識とプロフェッショナリズムを学ぶことをお勧めします。
退職して十数年経っても、こうして温かく迎え入れてくれる東京共同会計事務所には本当に感謝しています。これからも、卒業生として少しでも事務所に貢献していきたいですね。
萱場氏の言葉の端々からは、厳しい環境で鍛え上げられたからこその自信と、古巣である東京共同会計事務所への深い愛情が感じられた。
東京共同会計事務所というプロフェッショナルファームは、高度な専門性と豊かな人間力を育み、公認会計士の可能性を世界へと広げてくれる場所なのだろう。

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