公認会計士試験といえば、医師、弁護士につぐ日本3大難関資格。中でも論文式試験では、求められる知識の範囲が広い上に、質問に対して矛盾なく理論展開しながら正解を導かなくてはなりません。合格した方も、論文試験対策にかなり勉強時間を費やしたのではないでしょうか。
そんな超難問の公認会計士試験の問題を、今話題の「ChatGPT」が解答したらどうなるのでしょうか???
今回の公認会計士ナビ公式YouTube『公認会計士ナビチャンネル』では、レギュラーメンバーで自身も会計士試験の合格者である「ぺーたろー」さんが、「公認会計士試験の問題をChatGPTが解いたらどうなるのかみてみたい」ということで、実際に検証してみました。
修了考査まで合格し実務要件も満たしているけど、会計士協会からは退会したぺーたろーさん、何だかんだで会計士試験が気になるようです笑
※ぺーたろーさんが会計士を辞めた経緯が気になる方は下記の動画をご参考ください。
→日本公認会計士協会の準会員を退会しました【ゆるト~ク】
そして、今回、ChatGPTの解答について解説していただくのは、なんと、現役の大学院の教授!大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部准教授の廣瀬 喜貴さんです。
廣瀬 喜貴(ひろせ よしたか)
大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部准教授
博士(商学)(同志社大学)
専門は、テクノロジーと実験研究の手法を用いた行動会計理論。
2009年同志社大学商学部卒業、2011年早稲田大学大学院会計研究科修了、2015年同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)修了。2015年高崎商科大学短期大学部講師、2018年大阪市立大学大学院経営学研究科・商学部准教授を経て、2022年より現職。
主な著書・業績に、『人事評価の会計学:キャリア・コンサーンと相対的業績評価』(分担執筆、中央経済社、2021年)や、「MD&A情報の可読性が将来業績に及ぼす影響:テキストマイニングによる分析」『年度経営分析研究』(共著、2017年、日本経営分析学会学会賞(論文の部)受賞論文)など多数。
ChatGPTは公認会計士試験に受かるのか!?
『ChatGPTに公認会計士試験を解かせてみた!』では、会計士試験の実際の問題をChatGPTに聞いてみて、その解答に対して、廣瀬准教授に、解答の精度や課題を指摘しつつ採点していただきました。
100点満点の完璧な解答がでてくるかと思いきや、「ちょっとここ覚えていないから、これでどうだ!(苦し紛れ)」のような、まるで人間のような解答の仕方も見られたようです。今回の実験では、ツッコミどころの多い解答も見られましたが、使い方次第でいろいろな活用方法がありそうです。終盤では、ChatGPTの使い方のヒントも示されます。
どんな解答が出てきたかは、ぜひ動画でご確認ください。
公認会計士ナビチャンネルでは、今後も会計士業界やキャリアの情報をお届けしていきます。ぜひチャンネル登録してご覧ください!
(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)