今回のテーマは、「会計士の仕事はブラックなのか」です。
ネットや雑誌で、公認会計士や監査法人の特集記事を見かけますが、公認会計士ナビ読者の皆さんは、「これって…自分が働く監査法人の環境とは違う感じがする。」、「一部は合っているけど、こんなにひどくない。」と感じたことはありませんか?
先日、1月20日付けの週刊東洋経済では、公認会計士や監査法人について特集されていましたが、公認会計士ナビ公式Youtube『公認会計士ナビチャンネル』では、「会計士の仕事はブラックなのか」と題して、公認会計士ナビ編集長の手塚が、監査業界に関する特集記事に対して持論を展開。違和感のある箇所について、軽くつっこみながら反論しています(おすすめの記事も紹介しています)。
きっかけは東洋経済のネット記事
きっかけは、東洋経済オンラインに掲載されている以下の記事でした。
冒頭に「ブラック」と書かれていて、タイトルを見てドキッとさせられました。タイトルの付け方に少しの悪意を感じつつも、不安を煽られてつい読んでみたくなります(こういうタイトルなので、手塚編集長や会計士の仲間内で話題になったわけですが)。
先述の週刊東洋経済2022/1/22号で公認会計士の特集が組まれており、上記の東洋経済オンラインの記事は、本誌への誘導記事となっています。
ちょっと実状と違うところがあるので反論
はじめに、東洋経済オンラインの記事で感じた疑問を、手塚編集長が鋭く切り取ります。
「監査法人って残業規制や働き方改革をしたけど、まだかなりブラックだよね。」(←業界全体がそんな感じなわけじゃないよね?)
「最近の監査法人は収益性重視になっていて、顧客をどんどん切っている。あと、金融庁が上場企業を監査する監査法人の登録制を変えようとしているけど大丈夫なの?」(←そんなに危機的な状況ではないと思うよ?)
そして、気になる雑誌についても、手塚編集長からツッコミが。
本誌の中の『不正会計の歴史年表』については、公認会計士ナビの企画会議に上がっていたけど実現できなかったもので、非常に良い内容だと、手塚編集長が絶賛する一幕も。
一方で、金融庁による監査法人の登録制やに関する記事など、手塚編集長が雑誌を握りしめながら、異論を熱く展開する場面もあります。
このほかにも、たびたび公認会計士や監査法人が特集される理由について、業界の裏話も紹介したりと、楽しみながら見れるポイントが盛りだくさんです。
公認会計士ナビチャンネルでは、今後も会計士業界やキャリアの情報をお届けしていきます。ぜひチャンネル登録してご覧ください!
(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)