今回のテーマは、「監査法人の設立」です。
現在、監査法人にお勤めの方は多くおられますが、自分で監査法人を新規に設立した経験があるという方は少ないのではないでしょうか。
公認会計士ナビ公式Youtube『公認会計士ナビチャンネル』では、今回、2021年4月に南富士有限責任監査法人を設立したばかりである大庭 崇彦さん(公認会計士)をゲストにお迎えして、監査法人設立の趣旨やメンバーの集め方、また、有限責任監査法人という特殊な組織の設立手続などについてもお聞きしました。
今回、ゲストに来ていただいた大庭 崇彦さんのプロフィールはこちらです。
大庭 崇彦(おおば たかひこ)
南富士有限責任監査法人
理事長/公認会計士
同志社大学法学部卒。2006年有限責任監査法人トーマツにて上場会社並びに上場準備会社の監査、株式公開支援業務、投資事業組合、主に日系クライアントのアジア進出企業の支援業務に従事。
2011年に株式上場 並びに ベンチャー支援を目的としてコンサルティング会社を創業し、2020年までの約10年間で計1,000社を超えるベンチャー企業に対する支援を行い、累計約50社の上場会社を輩出。主なトラックレコ ードとして、すかいらーく、ホットランド、U-NEXT他。
2021年 株式会社テトラワークスを創業し、上場会社向けに時価総額の向上にコミットした支援を展開している。趣味は、読書と登山、スポーツ観戦 、ジム通い。
静岡県出身、東京都在住、公認会計士協会東京会IPO支援PT 副委員長。
【社外役員】AuB株式会社、株式会社テクノスピーチ、株式会社ラカラジャパン、 コロンビア・ワークス株式会社
参考:
なぜ監査法人を設立したのか?:南富士有限責任監査法人 Part1
Part1の『なぜ監査法人を設立したのか?』では、南富士有限責任監査法人設立の趣旨や今後の構想について触れます。
ブリッジコンサルティンググループ株式会社の取締役CSOとして、コンサルティング分野でも活躍されていた大庭さんが、なぜ今「監査」なのか。そして「南富士」という法人名の通り、富士山の麓という都心から離れた場所にあえて本店を置いた理由とは何なのか。
監査法人の設立メンバーの話題になると、大庭さんのユニークなメンバー集めに、編集長も手塚も思わず大きく頷く場面もあり、感動あり驚きありのトークが展開されます。
有限責任監査法人を設立するには?:南富士有限責任監査法人 Part2
Part2の『有限責任監査法人を設立するには?』では、大庭さんが実際に有限責任監査法人を設立した経験をもとに、設立の手順や、手続にかかる期間、設立手続を行った感想などについて、詳しくお聞きします。
設立事例の少ない有限責任監査法人の設立方法に関して、有限責任では必要な供託金について、金融庁や公認会計士協会とのやりとり、監査法人の名称の許可の取り方など、大庭さんが、具体的な情報を分かりやすく説明してくれます。これだけ知っていれば、読者の皆さんも、スムーズに監査法人が設立できるかも!?
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(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)