本コーナーでは、英語学習に興味のある公認会計士の皆様に向けて、プログリットによる英会話学習勉強法に関するコラムをお届けします。
英語の人気の歌を使ったおすすめ勉強法!簡単な歌で効率よく英語を学ぶ!
英語学習には様々な方法がありますが、リスニング・発音・語彙力を一度に学べるのが英語の歌を使った勉強法です。3分程度の歌なら、時間のない方でも毎日の生活に取り入れやすく、続けやすい勉強法と言えるでしょう。この記事では英語の歌を使った効果的な勉強法をご紹介します。
英語の歌を使って学習したいあなたへ
英語の勉強をしたいけれど「まとまった時間が確保できない」「すぐ挫折してしまう」という方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、英語の歌を使った勉強法です。
歌には日常で使える英語表現がぎゅっと詰まっており、ネイティブの発音も自然と耳に入ってくるので、短時間でリスニング・発音・語彙力の習得が期待出来ます。そして、何よりも楽しく学べるので長続きしやすいというメリットがあります。
英語の歌で勉強するのは楽しそうだけど「本当に効果があるのかな?」「洋楽を聴いていても歌詞を聞き取れた事がないし、、、」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から言うと、効果はあります!
英語に限らず、歌を使った学習法は昔から親しまれてきました。受験生が歴史の年代や日本地図を語呂合わせや替え歌で覚える事はよく知られていますね。リズムで覚えると簡単に脳にインプットされ、また繰り返して聴く事で長期に渡って記憶を定着させる事ができるのです。
英語の歌を使った勉強法にはいくつかの抑えておくべきポイントがあります。そこで、この記事では効果的な英語の歌を使った勉強法をご紹介していきます。
英語の歌を使った勉強法①簡単な曲を選ぶ
何度も繰り返して聴いてもストレスにならず楽しく続けられるように、自分の好きなアーティストやグループの曲を選びましょう。ただし、難易度の高い曲を学習教材として選んでしまうと、どうしても挫折しやすくなってしまいます。自分のレベルに合ったものを探してみましょう。
またスラングが多用された歌や、テンポが早いものは初級者の英語学習の教材としては向いていません。英語に自信の無い方は、比較的ゆっくりしたテンポで、はっきりと発音された歌を選ぶのがポイントです。
英語初級者に人気の英語学習ソング「Let It Go」
幼児向けの歌は簡単でありながらも日常生活に必須なボキャブラリーが多く含まれているので、初級者の英語学習に非常に適しています。
中でもおすすめは、ディズニーもの!子どもだけでなく大人にも人気のディズニーソングは、キャッチーなメロディーに単語の繰り返しが多いので、何度か口ずさむうちに英単語や英文を覚えてしまうでしょう。お子様がいらっしゃるご家庭なら、親子でも楽しく英語学習に取り組めそうです。
英語中級者に人気の英語学習ソング「Shake It Off」
幼児向けでは物足りない、という方には定番のビートルズやカーペンターズ、最近の人気曲ならテイラー・スウィフトなどの分かりやすく、クリアな発音で歌われるポップ・ミュージックがおすすめです。
一度聞けば忘れられないメロディーは脳への定着率も抜群。まずはサビの部分だけでも歌えるようになると、英語学習もぐっと楽しくなる事間違いなしです。
英語上級者に人気の英語学習ソング「Numb/Encore」
英語上級者が挑戦したい英語の歌は、ずばり、ラップです!日本語でも難易度が高いジャンルですが、これを制覇すればかなり高度な英語力が身に付きます。
ラップを歌うメリットはたくさんあります。まず、英語特有のリズムをラップに乗せて練習できる事。そして、早口で言葉を並べていく事で、英語を話す際に使う筋肉が自然と鍛えられるので、英語の上達の早道となるのです。
まずは、日本でも大ヒットとなったリンキン・パークの人気曲で練習してみてはいかがでしょうか。
英語の歌を使った勉強法②歌詞を理解する
英語学習に使用する歌を決めたら、歌詞の内容を確認しましょう。
オンラインで曲の歌詞を探したり、字幕付きのミュージックビデオを使い、登場人物は誰か、どんなストーリーで、どんな感情が表現されているか、などを簡単に理解しておくと、歌を聴いた時にイメージが頭に浮かびやすく、英語表現の理解が深まります。
その後で1つずつ単語を見ていきましょう。知らない単語があればノートに書き留めたり、FlashCardや単語暗記アプリなどを使用したりして、復習を行うと、より学習効果がアップします。
そして覚えた単語は、日々の生活の中で積極的に使っていく事が大切です。
英語の歌を使った勉強法③発音を真似する
歌詞を確認したら、歌の中でどのように発音がされているか注意して聞いてみましょう。
時には、2つ以上の音が連結し、まるで1つの単語に聞こえる「リンキング」と呼ばれる音の変化が起こります。これをマスターすると、よりネイティブに近い発音になるので、ぜひ意識してみましょう。
主なリンキングの例
「get up」→「ゲラップ」
「talk about」→「トーカバウッ」
「far away」→「ファラウェイ」
「would you」→「ウッジュー」
また音が弱く、もしくは全く発音されなくなる「リダクション」という現象もあります。このリダクションのパターンを覚えるとヒアリング力が格段に向上するので、英会話での聞き取りもより楽になります。
主なリダクションの例
「Help me」→「へゥミー」
「wait」→「ウェィッ」
「internet」→「イナネッ」
「want to」→「ワナ」
以下の記事では、音の変化についてより詳しく書いておりますので、是非ご覧になってください。
英語の歌を使った勉強法④何度も繰り返す
自分のレベルに合った歌を選び、歌詞の意味を理解し、音の変化などを意識しながら真似をした後は、繰り返しあるのみです!
最初は歌詞を見ながら、発音に注意してワンフレーズだけ、サビの部分だけ、といったように少しずつトライして行きましょう。だんだん慣れてきたら、歌詞を少しずつ覚えていきます。この「覚える」事がポイントです。車や電車の中、料理をしている最中など、覚えた部分を何度も反芻して歌う事で、頭に定着させていきましょう。
また、いつまでも歌詞カードを見ていると、発音がスペルに引っ張られてしまうので、できるだけ耳から覚えるように意識しましょう。歌手が歌っているミュージックビデオがある場合は、口の形を真似してみるのもおすすめです。
ある程度繰り返したら、新しい歌に挑戦する
ある程度まで歌えるようになったら、新しい曲にも挑戦してみましょう。
実は、一度に全て覚えようとするよりも、少し時間を開けてから復習する方が脳への定着率が良いと言われています。記憶の定着には「忘れた頃に思い出す」という作業が必要で、これは間隔反復(spaced repetition)と呼ばれ、科学的に実証された学習法として知られています。数多くの英語学習メソッドでも採用されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
まずは2曲程度を交互に練習していくと良いでしょう。
英語の人気の歌を使ったおすすめ勉強法! まとめ
この記事は英語の人気の歌を使ったおすすめ勉強法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
せっかく英語の勉強をするなら、楽しく、効率良く学びたいですよね。最初は英語の歌のスピードがとても早く感じると思いますが、何度も練習することで少しずつ理解できるようになってきます。
是非今回ご紹介した方法を実践してみて下さいね!
英語の歌を使った効果的な勉強法
- まずは簡単な曲から始める
- 歌詞をしっかり確認する
- 発音を真似する
- 何度も繰り返して歌う
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引用元:英語の人気の歌を使ったおすすめ勉強法!簡単な歌で効率よく英語を学ぶ! | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)