2018年11月19日
PwCあらた有限責任監査法人
PwCコンサルティング合同会社

PwCあらた有限責任監査法人（東京都千代田区、代表執行役：木村 浩一郎）とPwCコンサルティング合同会社（東京都千代田区、代表執行役CEO：足立 晋）は11月19日より、「アマゾン ウェブ サービス（以下：AWS）」のクラウドセキュリティ評価の定額パッケージの提供を開始しました。

本サービスは、PwCがクラウド利用に関するアドバイザリーや保証業務で培った知見、経験をもとに、各ソリューションベンダーのサービスも組み合わせてパッケージとして提供することで、網羅的かつ効率的な評価を実施し、企業のAWS利用におけるセキュリティをはじめとしたシステムリスク管理を支援します。

クラウドサービスは、新規サービスのリリースやアップデートがクラウドサービスプロバイダーにより頻繁に実施されることから、ビジネスの成長にあわせて柔軟にサービス環境の構成を見直して設定を変更していくことが必要です。残念ながら、近年、必要なサービス環境の構成の見直しや設定の変更がされないことに起因したセキュリティのインシデントが増加傾向にあります。クラウドサービスを適切に利用するためには、組織の管理面の対応に加え、サービス環境の技術面の評価を定期的に実施し、その評価結果にもとづいた対策を講じることが重要となります。

両社はAWS利用における多くの相談を既に受けていることから、企業におけるAWS利用が基幹システムをはじめとした重要なシステムや外部との連携など広範囲に及んでいる中、必要なリスク管理に対応することで企業のデジタライゼーションの推進に貢献したいと考えています。

AWS利用におけるクラウド評価の基本パッケージ

クラウド管理態勢の評価

• クラウドCoEをはじめとした組織体制
• 基準、ガイドライン、規制対応

クラウド利用技術対策の評価

• 構成管理
• アクセス権限管理
• ログ管理
• バックアップ管理
• 暗号化対策
• データベース対策
• ネットワーク対策
• 脆弱性診断（プラットフォーム診断）

AWS利用におけるクラウド評価のオプションサービス

• 基本パッケージの評価結果にもとづいた対策への支援
• クラウドサービスに関連したガイドライン、チェックシートの策定
• 脆弱性診断（Webアプリケーション診断）
• 脆弱性対策（ペネトレーションテスト）
• その他、クラウドサービスに関する各種支援

以上