本コーナーでは、英語学習に興味のある公認会計士の皆様に向けて、プログリットによる英会話学習勉強法に関するコラムをお届けします。
英単語の意味は語源から覚える?自分に合った覚え方を見つけよう!
英単語の意味が分かれば、「TOEICのスコアが伸びるのに」「あと一歩で英検が受かるのに」「単語ひとつひとつ調べるのも面倒くさいし」。そう感じているのであれば、ぜひ「語源」の意味を理解しましょう。ここでは英単語を暗記する勉強法のコツをご紹介します。
英単語を覚えられないあなたへ
TOEIC700点レベルの語彙数は約6,000語。800点レべルおよび英検準一級では約8,000~9,000語が目安となっています。もっと上を目指すのであれば、更に英語力を身につけなければなりません。これだけ膨大な数の英単語をひとつひとつ暗記できるの?みんなそんなに細かく英単語を暗記しているの?と疑問に思うかもしれません。
答えは、「No」です。英単語を覚える近道の勉強法は「語源」です。「語源」と聞くと難しそうですが、全くそんなことはありません。英語力アップには覚え方のコツがあるのです。
英単語の意味を覚える方法①イメージする
英語から少し離れて、みなさんの母国語である日本語に着目してみましょう。内閣告示表に示されている小・中学校で習う常用漢字は2,136字です。みなさんはこれだけの量をどのように覚えることができたでしょうか?
言葉の意味のイメージを持つ
ご自分の小学校時代を振り返ってみましょう。漢字を覚えるために、国語の先生はこんな方法で教えませんでしたか?
「火」はメラメラ燃える炎に似ていることから、この形になりましたよ。
「木」は幹があって枝が生えている様子から、この形になりましたよ。
このように漢字の「イメージ」を持たせ、書く練習をしたことが暗記力向上につながりました。英単語の暗記もこの漢字を覚える方法と共通する点があります。
語源の意味をイメージで捉える
イメージで捉えると、覚える力が増すことが分かりました。実は、英語も同じように一部分のイメージを持つことで、英語の理解力を増やすことができます。英単語をひとつひとつランダムに暗記する方法は必要ないのです。ある「部分」を理解すればいいのです。この「部分」が「語源」です。語源の意味をイメージで捉えることによって、より簡単に単語を覚えることができるようになります。
英単語の意味を覚える方法②語源で覚える
英単語はただのアルファベットの羅列ではありません。漢字の成り立ちに意味があるように、英単語もパーツごとに意味を持っています。そのパーツを足したり、変えたりすることで言葉の意味が変化します。その「パーツ」=「語源」を見てみましょう。
語源とは
語源とは、それぞれの単語の一番初めの音形と意味のことを言います。
多くの英語の語源はラテン語です。
例えば「water」のラテン語は「aqua」です。水に関係するものとして「aquarium(水族館)」「aqueduct(水路)」「Aquarius(みずがめ座)」が挙げられます。
仮に「aquarium」「aqueduct」「Aquarius」の意味が分からなかったとしても、「aqua=水」のイメージが定着していれば、英単語の意味が水と関係していることが、理解できますね。
このように英単語の語源を暗記する勉強法をとることで、英単語を効率よく覚えられるのです。
英単語を語源で覚える勉強法①アプリを使う
語源を定着させるには、英語の語源を調べるアプリを活用することも有益な英語勉強法のひとつです。今回は「語源アプリ」を3つご紹介します。
語源アプリ①「語源で覚える4700語」
「語源で覚える4700語」はその名の通り4700語もの英単語を収録しています。「これは語源かな?」と疑問に思う英単語も、簡単にアプリで検索をすることができます。また、その語源で始まる他の英単語もチェックできます。ひとつの語源から、複数の英単語を関連付けて覚えられるので、英語力アップが望めます。
語源アプリ②「Tsuna tan」
「Tsuna tan」は「語源とつなげて覚える」「意味グループとつなげて覚える」「単語からつなげて覚える」の3つのカテゴリーに分かれています。例えば、「bio」を「語源とつなげて覚える」カテゴリーで検索すると「生」ということが分かります。そこから、「biography」は「bio(生)」「graphy(書く)」=「伝記」とつなげながら、理解を深めていくアプリとなっています。英語の「パーツ」をつなげて頭に入れられるので、暗記しやすくなりますね。
語源アプリ③「Etymology Dictionary」
すべて英語で書かれているアプリですが、世界的に有名なオックスフォード大学出版から出ているアプリですので、網羅性は抜群です。英語を英語のまま理解したい、より深く知りたい方におすすめのアプリです。
ただ、有料のアプリですので、アプリを取得するまえにサンプルをしっかり確認してから購入しましょう。
英単語を語源で覚える勉強法②「接頭辞」に注目する
英単語の頭につけて、意味を変える働きをするものを「Prefix」といいます。文法名は「接頭辞」です。では、具体的に英単語の「接頭辞」とはどんなものなのかを見ていきましょう。
英単語の「接頭辞」の働きとは
英単語の「接頭辞」はどんな働きをするのかを見ていきましょう。
例えば、動詞の「plug」という英単語。
「plug」 = コンセントを入れる
I plug in the charger.
充電器のコンセントを入れる。
ここに「un」を足してみましょう。
unplug = コンセントを抜く
I unplug the charger.
充電器のコンセントを抜く。
「un」を足したことで意味が「入れる」から「抜く」に変わりました。このように英単語の頭に「語源」を足したことで、意味が変わりました。
英単語の「接頭辞」の種類
語源がどのような役割を果たすのかが分かりました。では、語源の種類はどうでしょうか。下記の「接頭辞一覧表」には覚えやすいものをピックアップしました。表の右側「英単語の意味」を隠しながら、「語源の意味」→「語源」→「英単語」→「覚え方」と読んでいき、最後の「意味」を「イメージ」しながら、推測してみましょう。きっと、「こういう意味なのか!」と感じていただけると思います。
更にここでは4つの接頭辞「un,pre,over,sub」を詳しく見ていきます。
接頭辞一覧表
語源の意味 | 語源 | 英単語 | 覚え方 | 英単語の意味 |
近づく | al | almost | 「al」+「most」 「近づく」+「一番」 |
もう少しで |
全て | al | already | 「al」+「ready」 「全部」+「準備ができている」 |
すでに |
反対の | anti | antisocial | 「anti」+「social」 「反対」+「社会」 |
社交嫌い 人付き合いが悪い |
2つ | bi | bicycle | 「bi」+「cycle」 「2つ」+「車輪」 |
自転車 |
共に | co | coed | 「co」+「ed」 「共に」+「教育」 |
男女共学 |
否定 | dis | dislike | 「dis」+「like」 「否定」+「好き」 |
好きではない |
否定 | im | impolite | 「im」+「polite」 「否定」+「礼儀正しい」 |
失礼 |
間 | inter | international | 「inter」+「national」 「間」+「国」 |
国際的 |
真ん中 | mid | midsummer | 「mid」+「summer」 「真ん中」+「夏」 |
真夏 |
誤って | mis | misunderstand | 「mis」+「understand」 「誤って」+「理解する」 |
誤解 |
多くの | multi | multivitamin | 「multi」+「vitamin」 「多くの」+「ビタミン」 |
マルチビタミン |
~し過ぎる | over | overcook | 「over」+「cook」 「し過ぎる」+「料理」 |
焼きすぎる |
後 | post | postwar | 「post」+「war」 「後」+「戦争」 |
戦後 |
前 | pre | precook | 「pre」+「cook」 「前」+「料理」 |
下ごしらえ |
もう一度 | re | redo | 「re」+「do」 「もう一度」+「する」 |
やり直す |
下 | sub | subconscious | 「sub」+「conscious」 「下」+「意識」 |
潜在意識 |
3つ | tri | tricycle | 「tri」+「cycle」 「3つ」+「車輪」 |
三輪車 |
なくなる 取り消す |
un | unfair | 「un」+「fair」 「なくなる」+「公平」 |
不公平 |
1つ | uni | unicycle | 「uni」+「cycle」 「1つ」+「車輪」 |
一輪車 |
上 | up | upgrade | 「up」+「grade」 「上」+「品質」 |
アップグレード 機能の改善 |
接頭辞「un」を使った英単語の覚え方と勉強法
「un」を足すと「入れる」から「抜く」という意味に変化することが分かりました。他の単語もどのような方法で接頭辞がついているのかを見ていきましょう。
「lucky」 = ラッキー
Lucky me! I won the lottery.
宝くじが当たったよ!ラッキー!
「unlucky」 = アンラッキー
Both my smartphone and PC broke at the same time! How unlucky…
スマホとPCが同時に壊れるなんて!ツイてないな、、、
「un」の語源は「取り消す」「~なくなる」ということが分かりますね。特に「アンラッキー」は日本語でそのまま使いますので、暗記しやすいですね。
「un」が前につく英単語とその意味
語源「un」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
取り消す ~でない |
unpack | 「un」+「pack」 「取る」+「荷物」 |
荷物をほどく | I unpack my things. 自分の荷物をほどく。 |
unwrap | 「un」+「wrap」 「~取り消す」+「包装」 |
包装を取る | Go and unwrap the present! プレゼント、開けてみて! |
|
unemployed | 「un」+「employed」 「~でない」+「雇用」 |
無職 | He is currently unemployed. 彼は現在無職です。 |
接頭辞「pre」を使った英単語の覚え方と勉強法
次に「pre」を見ていきましょう。日本語でも「プレ」「プリ」を耳にしますね。
プリペイドカード
プレママ
プレオープニング
プレビュー
プリペイドカードは「入金済みのカード」、プレママは「ママになる前」、プレオープニングは「オープニング前」、プレビューは「前もって見る」、という意味です。この例からも分かるように、 「pre」の語源は「前」です。語源アプリにもいろいろな表現が載っていますので、暗記しやすいものから取り入れていきましょう。
「pre」が前につく英単語とその意味
語源「pre」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
前 | prepaid | 「pre」+「paid」 「前」+「支払い」 |
前払い済み | Orders are prepaid. 注文は前払い制です。 |
precook | 「pre」+「cook」 「前」+「料理」 |
下ごしらえ | The radish is already precooked. 大根は下ごしらえ済みよ。 |
|
precaution | 「pre」+「caution」 「前」+「警戒」 |
予防策 念のため |
As a precaution, I took medicine. 念のため、薬を飲んだ。 |
接頭辞「over」を使った英単語の覚え方と勉強法
日本語で「オーバー」を耳にすると、何を連想しますか?「ゲームオーバー」「オーバーリアクション」などがありますね。「ゲームオーバー」の「オーバー」は「終わる」を意味します。「We’re over」は「私たちの関係は終わりね」です。例文で「over」の使われ方を確認しましょう。
react = 反応する
How will he react to the news?
彼はそのニュースにどんな反応をするかしら?
overreact = 過剰に反応する
You are totally overreacting!
過剰に反応し過ぎよ!
「over」は「=し過ぎる」という意味を持つことが分かりますね。では他のどんな英単語に「over」を足すことができるのか、見ていきましょう。
「over」が前につく英単語とその意味
語源「over」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
超える し過ぎる |
overdo | 「over」+「do」 「過ぎる」+「する」 |
やり過ぎる | I overdid the salt. 塩を振りすぎちゃったわ。 |
overdue | 「over」+「due」 「超える」+「期日」 |
期限を過ぎる | The payments are overdue. 支払期限が過ぎている。 |
|
overindulge | 「over」+「indulge」 「過ぎる」+「甘やかす」 |
甘やかしすぎる | Don’t overindulge in alcohol. お酒を飲み過ぎちゃだめよ。 |
接頭辞「sub」を使った英単語の覚え方と勉強法
次の2つの英単語を見てみて下さい。
submarine = 潜水艦
subway = 地下鉄
2つとも、「下」が共通していることに気付くでしょうか。「submarine」は水の中へ沈んでいき、「subway」は地下を走ります。このことから「sub」は「under」という意味があることが分かりますね。
「sub」が前につく英単語とその意味
語源「sub」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用法 |
下 | subtitle | 「sub」+「title」 「下」+「タイトル」 |
サブタイトル | A subtitle goes under the title. サブタイトルはタイトルの下にある。 |
submerge | 「sub」+「merge」 「下」+「混合」 |
水中に沈める | The diver submerged himself. ダイバーは水中へと沈んでいった。 |
|
subconscious | 「sub」+「conscious」 「下」+「意識」 |
潜在意識 | To activate the subconscious. 潜在意識の活性化 |
英単語を語源で覚える勉強法③「接尾辞」に注目する
英単語の「接頭辞」を理解する勉強方法を見てきました。次に「Suffix」を見ていきましょう。英単語の後ろ=「尾」につけて、意味を変える働きをするものを「Suffix」といいます。文法名は「接尾辞」です。こちらにも「尾」の漢字がついていますね。では、具体的に英単語の「接尾辞」とはどんなものなのかを見ていきましょう。
英単語の「接尾辞」の働きとは
英単語の「接尾辞」はどんな働きをするでしょうか。
「king」を例にして、見ていきましょう。
king = 王
Michael Jackson is the king of pop!
マイケル・ジャクソンはポップ界のキング(王)だ!
では「尾」の部分に「dom」を足します。
kingdom = 王国
The king of the animal kingdom is the lion.
動物界の王はライオンだ。
「dom」を足したことで「王」から「王国」に変わりました。
このように英単語の尾に「語源」を足したことで、意味が変わりました。
英単語の「接尾辞」の種類
後ろに語源を足すことで意味が変わることが分かりました。下記の「接尾辞一覧表」で他の接尾辞も確認しましょう。接頭辞一覧表の場合と同じように、右側の「英単語の意味」を隠しながら、「語源の意味」→「語源」→「英単語」→「覚え方」と見ていき、どんな意味なのかを推測してから、答えを確認をしましょう。
また、4つの接尾辞「dom,able,less,ist」を詳しく見ていきます。
接尾辞一覧表
語源の意味 | 語源 | 英単語 | 覚え方 | 英単語の意味 |
できる | able | payable | 「pay」+「able」 「支払い」+「可能」 |
支払い可能 |
~と関係して | al | final | 「fin」+「al」 「終わり」+「関係して」 |
最後 最終 |
人 | an | Hawaiian | 「Hawaii」+「an」 「ハワイ」+「人」 |
ハワイ人 |
世界 領域 |
dom | kingdom | 「king」+「dom」 「王」+「世界・領域」 |
王国 |
~になる | en | brighten | 「bright」+「en」 「明るい」+「なる」 |
明るくなる |
もっと | er | deeper | 「deep」+「er」 「深い」+「もっと」 |
もっと深い |
人 | er | teacher | 「teach」+「er」 「教える」+「人」 |
先生 |
人 | or | counselor | 「counsel」+「or」 「助言」+「人」 |
カウンセラー |
一番 | est | tallest | 「tall」+「est」 「背」+「一番」 |
背が一番高い |
満ち足りた | ful | powerful | 「power」+「ful」 「力」+「満ち足りた」 |
強力な |
~っぽい | ish | feverish | 「fever」+「ish」 「熱」+「っぽい」 |
熱っぽい |
専門 | ist | scientist | 「science」+「ist」 「科学」+「専門」 |
科学者 |
~がない | less | sugarless | 「sugar」+「less」 「砂糖」+「ない」 |
砂糖を含まない |
~のような | like | childlike | 「child」+「like」 「子供」+「のような」 |
子供のような |
~学 | logy | biology | 「bio」+「logy」 「生物」+「学」 |
生物学 |
場所 | tory | lavatory | 「lava」+「tory」 「洗う」+「場所」 |
お手洗い |
状態 | ship | friendship | 「friend」+「ship」 「友達」+「状態」 |
友情 |
状態 | ty | humidity | 「humid」+「ty」 「湿度の高い」+「状態」 |
湿気 湿度 |
方向 | ward | forward | 「for」+「ward」 「前」+「方向」 |
前へ |
~的には | wise | business-wise | 「business」+「wise」 「ビジネス」+「的には」 |
ビジネス的には |
接尾辞「dom」を使った英単語の覚え方と勉強法
「dom」を足したことで「王」から「王国」という意味に変化することが分かりました。他の単語はどうでしょうか?
star = スター
She is a true star.
彼女は本物のスターね。
stardom = スターダム
She rose to stardom with her hit single .
彼女は曲の大ヒットでスターの座についた。
このように「dom」には「世界」「領域」という意味があることが分かります。
「dom」がうしろにつく英単語とその意味
語源「dom」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
世界
領域
|
freedom
|
「free」+「dom」 「自由」+「世界」 |
自由 | They obtained their freedom. 彼らは自由を手にした。 |
boredom | 「bore」+「dom」 「退屈」+「領域」 |
退屈 | How can I relieve this boredom? どうやってこの退屈を紛らわそうかしら? |
|
wisdom | 「wis」+「dom」 「賢い」+「領域」 |
知恵 | My grandfather is full of wisdom. 祖父は知恵であふれている。 |
接尾辞「able」を使った英単語の覚え方と勉強法
「can」は「できる」という意味です。同じ助動詞で「be able to」がありますね。この「able」を動詞の後ろに付け足すだけで「~ができる」という意味を持たせることができます。次の例文を比べてみましょう。
can walk = 歩ける
I can walk this distance.
この距離なら歩けるよ。
walkable = 歩ける
This distance is walkable.
この距離なら歩けるよ。
「able」を単語の後ろに付け足すたけです。
「able」が後ろにつく英単語とその意味
語源「able」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
できる |
movable
|
「move」+「able」 「動く」+「できる」 |
動ける | The table is movable. このテーブル、移動式よ。 |
believable | 「believe」+「able」 「信じる」+「できる」 |
信じられる | I find your story believable. その話なら信じられるわ。 |
|
unbelievable | 「unbelieve」+「able」 「信じない」+「できる」 |
信じられない | I find your story unbelievable. そんな話、信じられないわ。 |
接尾辞「less」を使った英単語の覚え方と勉強法
「less」は「なし」という意味です。妊娠中はカフェインをとらないことが大切なので、お店では「カフェインレス」のコーヒーや紅茶などが売っていますね。「less」を英単語の後ろに付け足すだけで「~なしで」という意味になります。
age = 年を取る
I age every year.
毎年老けていくわ。
ageless = 年を取らない
Being ageless is every woman’ s dream.
エイジレスでいる(老けない)ことは女性みんなの永遠の夢よね。
「less」が後ろにつく英単語とその意味
語源「less」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
~がない | powerless | 「power」+「less」 「力」+「ない」 |
無力 | I feel powerless in this situation. 私はこの場では無力だわ。 |
fearless | 「fear」+「less」 「恐れ」+「ない」 |
恐れのない | He’s fearless of dying. 彼は死を恐れていない。 |
|
flawless | 「flaw」+「less」 「欠点」+「ない」 |
欠点のない | She has flawless skin. 彼女の肌はシミひとつないの。 |
接尾辞「ist」を使った英単語の覚え方と勉強法
「ist」は暗記しやすい語源です。なぜなら、「ネイリスト」「メンタリスト」など、日本語で耳にするからです。ただネイリストは和製英語で、正しい英語は「manicurist」のため注意が必要です。例を見ていきましょう。
manicure = マニキュア
She painted her nails with a pink manicure.
彼女はピンクのマニキュアで爪を塗りました。
manicurist = ネイリスト
I have an appointment with my manicurist.
ネイルの予約を入れているの。
上の例から分かるように「ist」は「専門」という意味であることが分かりますね
「ist」が後ろにつく英単語とその意味
語源「ist」の意味 | 英単語 | 覚え方 | 意味 | 使用方法 |
専門 | specialist | 「special」+「ist」 「特別」+「専門」 |
専門家 | I want to be a computer specialist. 僕はパソコンのスペシャリストになりたい。 |
psychologist | 「psychology」+「ist」 「心理学」+「専門」 |
心理学者 | He is a criminal psychologist. 彼は犯罪心理学者だ。 |
|
archaeologist | 「archaeology」+「ist」 「考古学」+「専門」 |
考古学者 | Indiana Jones is an archaeologist. インディー・ジョーンズは考古学者です。 |
英単語の意味は語源から覚える? まとめ
語源を使って英単語を暗記する勉強法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
語彙力を増やすために、やみくもに英単語を暗記する方法はとても難しく、長続きもしないでしょう。ですが、短い語源を覚えるのは簡単です。この記事でご紹介した9個の接頭辞「aqua, un, pre, over,sub」と接尾辞「dom, able, less,ist」はほんの一部です。
アプリや本などのツールを使いながら、他の語源も勉強方法に取り入れ、暗記していくことで英単語の理解は無限大に広がります。長い英単語を暗記するよりも、小さい語源を理解し、類推する力を身に着けていきましょう!
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引用元:英単語の意味は語源から覚える?自分に合った覚え方を見つけよう! | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)