現在は新型コロナウィルスの関係で海外渡航が難しくなっており、海外キャリアを目指している会計士の皆さんは、歯がゆい思いで事態の収束を見守っておられることと思います。
そんな中で今回、公認会計士ナビの公式Youtubeチャンネル『公認会計士ナビチャンネル』で取り上げるテーマは、『海外で活躍する公認会計士』です。海外で働く会計士がどのようにキャリアを築いているのか、また、海外で働くというのはどういうことなのかというテーマについて、シンガポールにて会計事務所『CPAコンシェルジュ』を起ち上げ独立した公認会計士の萱場 玄(かやば げん)さんにお聞きします。
萱場 玄(かやば げん)
CPA CONCIERGE PTE LTD
代表 公認会計士・税理士
1978年生まれ。兵庫県西宮市出身。2002年に公認会計士2次試験合格後、現あずさ監査法人大阪事務所へ入所し、主に製造業の会計監査に従事。その後、東京共同会計事務所にてSPC決算、SPC監査、DD、各種評価、ストラクチャードファイナンス、国際税務、IFRS、その他会計税務コンサルに携わった後、2012年よりシンガポールへ移住。TMF GROUPシンガポールオフィスのジャパンデスク責任者を経て2014年にシンガポールの会計事務所CPA CONCIERGEを創業。シンガポールにおける法人設立、ビザ申請、記帳・税務申告、カンパニーセクレタリー業務などを手がける。
シンガポールは観光地として有名な一方で、東南アジアの金融センターとして高度な経済成長を遂げており、外資系企業を積極的に誘致している国でもあります。
そんなシンガポールにおいて、萱場さんはどのように独立し、どういったサービスを提供しているのでしょうか?動画では、シンガポールの会計マーケットの特徴や現状、海外で独立する会計士に求められるスキルなど、3回に渡ってお届けします。
Part1. シンガポールで日本人会計士が提供するサービスとは?
Part1の『シンガポールで日本人会計士が提供するサービスとは?』では、萱場さんが現地に進出してくる日系企業に対して提供しているサービスや、日本企業がシンガポールに進出する際に戸惑う実務のポイントなどの話を通じて、公認会計士が海外で税務会計サービスを提供する際のポイントについてお届けします。
Part2. 日本の公認会計士がなぜシンガポールで独立?
Part2の『日本の公認会計士がなぜシンガポールで独立?』では、日本のBIG4監査法人で働いていた萱場さんがシンガポールで独立するまでの話を通じて、公認会計士が海外で働く際のポイントや、公認会計士の海外キャリアの可能性についてお届けします。
Part3. 新型コロナ、シンガポールの会計士ビジネスへの影響は?
Part3の『新型コロナ、シンガポールの会計士ビジネスへの影響は?』では、コロナ禍にあるシンガポールの経済状況や、現地の公認会計士や会計事務所ビジネスの動向、萱場さんが取り組んでいる今後の戦略をお届けします。
公認会計士ナビチャンネルでは、今後も会計士業界やキャリアの情報をお届けしていきます。ぜひチャンネル登録してご覧ください!
(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)