スタートアップ業界が活況で、スタートアップCFOを目指している若手会計士の方は、少なからずいらっしゃると思います。
ただ、監査法人で法定監査の経験しか積んでいないと、CFOに必要なファイナンスの知識がなかったり、どのようにスタートアップのCFOのキャリアを目指せばよいのかよく分からないという方もおられるのではないかと思います。
そこで、今回、公認会計士ナビ公式Youtubeチャンネル『公認会計士ナビチャンネル』では、Gemstone税理士法人 代表社員/公認会計士・税理士 石割 由紀人(いしわり ゆきと)氏をゲストにお迎えし、スタートアップのCFOの仕事やファイナンスについてお話を伺いました。
石割 由紀人(いしわり ゆきと)
Gemstone税理士法人 代表社員
公認会計士・税理士
1970年東京都生まれ。1995年、公認会計士試験二次試験合格、青山監査法人入所。監査、株式公開支援、税務業務に従事後、外資系通信ベンチャーのCFO、大手ベンチャーキャピタルを経て、2003年に石割公認会計士事務所を設立し独立。2016年1月よりGemstone税理士法人を設立し代表社員に就任。法政大学経営学部卒業。
石割先生の名前に聞き覚えがあると思った方は、結構なスタートアップ業界通の方、もしくは昔から長くベンチャー業界におられる方かと思います。今でこそスタートアップに強い会計事務所や、スタートアップに強い会計士は増えてきていますが、石割先生は10年以上前からスタートアップ支援を専門に活躍してこられた、スタートアップ支援会計士のパイオニア的存在です。
そんな石割先生にご出演頂き、『会計士とスタートアップCFO(基礎編)』と題し、これからスタートアップのCFOを目指そうと考えている公認会計士のみなさんために、スタートアップファイナンス(資金調達、ストックオプション等)の基礎知識やCFOを目指すためのキャリアのポイントについてのトークをお届けします。
Part1:CFOを目指す会計士が理解しておくべきこと
Part1の『CFOを目指す会計士が理解しておくべきこと』では、CFOとしての即戦力を身につけるために監査法人では何をすればよいのか、会計士がCFOとして高いポテンシャルがある理由、石割先生流の監査法人にいながらファイナンスについて学ぶ方法などについてお届けします。
Part2:バリュエーションや投資契約の注意点
Part2の『バリュエーションや投資契約の注意点』では、実務で行われているバリュエーションの決定方法について、スタートアップの成長ステージごとに具体的な数字を交えて解説したり、スタートアップとVCの投資契約でCFOが知っておくべき条項などについてお届けします。
Part3:ストックオプション発行の注意点は?
Part3の『ストックオプション発行の注意点は?』では、企業側が従業員に対してインセンティブとしてストックオプションを出すときありがちな失敗や注意点、会計士がCFOになるとき知っておくべきストックオプションの実務について、お届けします。
Part4:会計士CFOの強みとは?
Part4の『会計士CFOの強みとは?』では、スタートアップCFOになったとき発揮できる会計士ならではの強みや、投資銀行やファンド出身のCFOと比較して会計士が苦手とする実務、会計士CFOがスタートアップで働くうえで求められるマインドについて、お届けします。
Part5:スタートアップで役立つ監査法人での経験は?
Part5の『スタートアップで役立つ監査法人での経験は?』では、スタートアップに転職する会計士が監査法人でどの段階まで経験を積んでおくと良いのかや、買収調査やPPA(無形資産の価値評価)など、監査法人でどのような経験をすればスタートアップCFOに役立つのかなどについてお届けします。
公認会計士ナビチャンネルでは、今後も会計士業界やキャリアの情報をお届けしていきます。ぜひチャンネル登録してご覧ください!
(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)