「今月の会計士キャリア・転職ニュース」のコーナーでは、月に1~2回程度、公認会計士ナビに掲載したキャリアや転職、求人情報に関する記事をピックアップしてお届けします。
今月のキャリア・転職記事ピックアップ!
第1回:金融専門の公認会計士、ロンドンへ行く【連載:不動産金融の勃興の中で】
今回より複数回に渡り、東京共同会計事務所・シニアアドバイザー(業務委託)であり、日本の不動産投資市場を黎明期より見続けた公認会計士・原田昌平(元・新日本有限責任監査法人常務理事)氏による連載がスタートします。
1990年代の後半から2000年代の前半にかけての日本の不動産投資市場の勃興期から、近年に至るまで、原田氏がその歴史や自身の若かりし頃を振り返ります。
今月の注目求人情報ピックアップ!
「注目求人ピックアップ!」では、公認会計士ナビの転職エージェントサービスにて取り扱っている求人の中からおすすめのものをピックアップしてご紹介します。今回は2件のおすすめ求人をお届けします。
米国ユニコーン・急成長中の世界的RPAスタートアップがアカウンティングマネージャー募集!
【募集ポジション】アカウンティングマネージャー/シニアアカウンタント
【年収】600~1,000万円
スタートアップや外資系企業でのキャリアに興味のある公認会計士の方、注目の求人です。
急成長中の外資系RPAスタートアップの日本法人がファイナンスチームの本格構築のためにコアメンバーとなってくれる人材を募集。複数名の採用を検討しています。
日本法人は設立してまだ日が浅いですが、急成長中のため、今後、様々な会計・税務論点も発生してくる可能性があります。また、日本法人の会計・税務やグローバルへのレポーティングといった実務のみならず、業務プロセスや組織体制の構築、内部統制等も含めた業務に携わることができます。
上司となるCFOは、BIG4監査法人からキャリアをスタートし、複数のグローバル企業での管理職経験を持つ30代の会計士。若手会計士の方にとって、チャンスも学びも多い環境です。
IPO支援トップクラスの会計ファームがIPOコンサルタント募集!公認会計士、税理士歓迎!
【募集ポジション】IPOコンサルティング
【年収】500~800万円
業界トップクラスのIPO支援実績を持つ会計ファームがIPOコンサルタントを募集します。公認会計士・税理士資格者や監査法人・税理士法人・ファンドでの経験をお持ちの方を対象とした求人です。
IT系スタートアップから、老舗企業まで、IPOを目指す企業まで、事業計画・予算策定、資本政策、組織・内部管理体制構築、東証申請書類作成まで多岐に渡る支援業務に携わって頂きます。IPO支援でトップクラスの実績を有するファームでキャリアを積んでみませんか?
公認会計士ナビの転職エージェントでは、その他、多数の求人を取り扱っております。詳細は下記をご覧ください。
開催中の転職・キャリアセミナー、イベント情報
公認会計士ナビでは、転職やキャリアに関するセミナーやイベントも開催しています。本コーナーでは、現在開催中のセミナーやイベントの中からお勧めのものをご紹介します。
【開催中!】1年後の転職を考える!公認会計士のための転職準備セミナー(個別予約形式・無料)
公認会計士ナビでは、転職やキャリアについてまずは相談してみたいという方向けに個別形式の転職・キャリアセミナーを開催しております。
今回は、1年後(来期・来年)の転職を考える公認会計士の方々を対象とした転職・キャリアセミナーです。2018年度も間もなく後半戦に入りますが、次の期末監査後の転職に興味のある方、転職に向けて準備をされたい方は本セミナーをご活用ください。
今月のワンポイントナレッジ!
今月のワンポイントナレッジでは、公認会計士のキャリアや転職に関するよくある質問にお答えします。
Q:会社のメールに突然、ヘッドハンターから連絡がありました。どうしたら良いですか?
先週、会社のメールアドレスにヘッドハンターからメールが届きました。
ヘッドハントされるなんでカッコいいのでちょっと嬉しいのですが、知らない会社からの突然の連絡で、何で自分の連絡先を知っているのかなどとまどってもいます。どうしたら良いでしょうか?(20代後半~30代、公認会計士)
A:ヘッドハンターは指定された人をスカウトするだけでなく、企業に紹介する候補者と普段からコンタクトしています。
みなさん、こんにちは。公認会計士ナビ編集長の手塚です。
今回の質問、たまたまこの数ヶ月の間に複数人の知人会計士から同じ質問が来たので取り上げてみました。
全員に共通しているのが、下記の3点です。
- 会ったこともない、知らない会社のヘッドハンターから突然、連絡がきた。
- 会社のメールに連絡があった。(なぜ、相手が自分のメールアドレスを知っているのかわからない)
- メールの内容は「ある企業からサーチ依頼を受けて人材を探している、一度会えないか?」というもの。
- メールを受け取ったのは、全員が20代~30代の公認会計士。メディアに出てもいないし、決して有名というわけではない。(余談ですが、私から見て全員が人柄も良く優秀。)
さて、みなさんは「ヘッドハンター」と言うとどんなイメージをお持ちでしょうか?
企業から「●●さんを当社にスカウトして欲しい」と言われて、「年収数千万円プレーヤー」や「業界でも著名な人材」をスカウトしにくると言ったイメージをお持ちの方もおられるかもしれません。
ですので、突然、ヘッドハンターから会いたいと連絡を受けると「え、誰かが自分をスカウトしてくれたの!?」と思ってしまうかもしれません。
もちろん、ヘッドハントはそう言ったスカウトも行っていますが、実はヘッドハンターも、毎回特定の個人をバイネーム(指名)でスカウトしているわけではありません。
特に指名を受けていなくても、普段から企業に紹介できる人材にコンタクトをとって候補者を広範に集めています。(ヘッドハント会社によっては候補者のサーチチームがあって、システマチックに候補者に声をかけているところもあります。)
スカウトの対象者は、年収で言うと、700~800万円くらいの人も対象になりますし、上記のような20代の人材に連絡がくることもあります。20代といえども、会計士であれば、興味を持つヘッドハンターも少なくはないでしょう。
こういった場合、どこかで入手したメールアドレスやLinkedInなどを通じて連絡があります。文面は往々にして「とある企業から人材のサーチ依頼を受けていて、あなたに連絡をした。まずは一度、あなたのキャリアについて情報交換をしたい。」といった内容です。
ここで注意が必要なのが、ちゃんと文章を読むと「サーチ依頼を受けた」とは言っているものの、「あなたをスカウトしてくれと頼まれた」とは言っていない点です。
もちろん、会ってみればちゃんと良い求人を取り扱っていて紹介してくれるヘッドハンターもいますが、紹介できる人材を増やしたいので、思わせぶりなメールで強引に会おうとするようなヘッドハンターもいます。
ですので、そういった連絡が来た場合の対応パターンとしては下記のような感じでしょうか。
- とりあえずフランクに会うだけ会ってみる。(高級ホテルのラウンジなど指定して、経費でごちそうしてもらうのもありです笑)
- 勧誘されたり個人情報を伝えるのが嫌、もしくは、まったく転職に興味がないのであればメールを無視する。
- 事前にどんな求人を紹介してもらえるのか確認し、良さそうであれば会う。(ただし、「会うまで詳細は言えない」と言ってくることが多いと思います。)
ちなみに、公認会計士ナビでは、転職エージェント事業を行っていますが、個別にスカウト(ヘッドハント)することは行っておらず、転職エージェントサービスに登録してくれた方に求人を紹介し、転職をサポートするスタイルで行っています。(これを「登録型エージェント」と言います。)
こちらから特定の個人を指名してのヘッドハントをおこなっていない理由は、当社は会計業界専門で主要な会計ファームとはひと通り取引関係にあることから、指名でスカウトするとどうしても当社のクライアント企業から引き抜く可能性が高くなり、利益相反になることがあるためです。
以上、ヘッドハンターから連絡があった際には参考にして頂ければと思います。
公認会計士ナビの転職エージェントサービス
公認会計士ナビを運営するワイズアライアンスでは、公認会計士を専門とした転職エージェントサービスを行っております。業界屈指のノウハウをもとに、転職を希望する業界や職種についてわかりやすく解説。転職活動やキャリアプランの作成を親身に、かつ、論理的にサポートします。
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