【本記事はPwCあらた有限責任監査法人様からのプレスリリースです】
クラウド化移行によるコストシミュレーションなどをまとめた調査レポートを発行
2017年5月23日
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:足立 晋)は、5月23日、PBX(構内電話交換機)のクラウド化に向けたアセスメントサービスの提供を開始します。オンプレミス(自社運用)型からの移行を検討している企業に対し、現状調査、コスト試算、実行計画策定まで支援します。
昨今、テクノロジーの進歩やビジネスのボーダーレス化による環境変化に対応するため、企業はさまざまな場面でクラウドサービスを利用しています。一方で、PBXの領域については、先行事例の少なさやステークホルダーの多さなどがネックとなり、クラウドサービスの積極活用が進んでいるとは言えません。当社は、PwCグローバルネットワークで蓄積する知見を活用し、クラウド型PBXの導入検討において課題となる、改善インパクトの定量的可視化、社内での合意形成、ベンダー評価、実現に向けたロードマップ策定まで一貫して支援します。
【図1】PBXのクラウド化アセスメント

本サービスの開始に先立ち、国内上場企業の協力を得て、オンプレミス型PBXからクラウド型PBXへ移行する場合のコスト削減効果について調査を実施しました。現状の音声通話環境を維持するために年間約20億円を投じていたある企業の場合、クラウド型PBX環境への移行により、5年総額で約27%のコストが削減できるという試算結果となりました。調査結果は、「クラウド型PBXサービスによるコスト削減効果について」と題したレポートにまとめています。
クラウド型PBXは、メール、コラボレーション、メッセージング、Web会議などの機能を統合したユニファイドコミュニケーションツールとして導入することで、よりに大きな効果をもたらすと当社は考えています。顧客や市場の声をいち早く吸い上げ、部門横断で情報を共有、アイデアを交換し、新しいビジネスを創出していく上で、コミュニケーション基盤の統合は欠かせません。PBXのクラウド化によるコスト削減だけでなく、新たな価値創造や働き方改革の可能性などについても調査レポートで考察しています。
調査/レポート「クラウド型PBXサービスによるコスト削減効果について」は下記より参照可能です。
以上
PwCコンサルティング合同会社について
PwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援します。