米国公認会計士(USCPA)の転職とその市場価値/第2回:米国公認会計士とシナジーのある経験とは?

USCPA・米国公認会計士

前回からお送りしていますコラム『米国公認会計士の転職とその市場価値』の第2回は『米国公認会計士とシナジーのある経験とは?』と題して、米国公認会計士資格を取得すると転職市場での評価が高まりやすい職種や経験について解説します。

第1回はこちらをご参照ください。

前回のコラムでは、「資格はそれだけでは効果がなく、資格とシナジーのある経験と合わせることが重要である」と言うことをお伝えしました。

それでは、どのような経験が米国公認会計士資格とのシナジーが高いのでしょうか?

もう少し詳しく見てみましょう。

米国公認会計士の構成要素:「会計・財務・金融」と「英語」

米国公認会計士の資格は主に「会計」「財務」「金融」の3分野で評価されます。

そのため、例えば、経験面では、下記のように経理や会計監査と言った会計系の職種を筆頭に、財務やM&Aアドバイザリー、内部監査など財務や金融に関連する経験を有している人が米国公認会計士資格を取得すると、シナジーが高く、キャリアアップにつながりやすい傾向にあります。

もしくは、そういった経験がない方の場合、米国公認会計士の試験に合格した後に、そういった分野に転職できる可能性があるかどうかがキャリアアップできるかどうかにつながります。

米国公認会計士とシナジーの高い職種の例

  • 経理経験
  • 監査法人での会計監査経験
  • 財務、または、会計系コンサルティング経験
  • 金融機関やコンサルティングファームでのM&Aアドバイザリー経験
  • 内部監査経験 等

また、米国公認会計士資格には、『英文会計』『英語』の要素も含まれていますので、下記のように海外子会社が多い企業や外資系企業、海外の会計基準に基づいた決算業務を行なっている企業、クロスボーダーの(海外企業の)M&Aアドバイザリーを行なっている金融機関やコンサルティングファームなどで評価されやすい傾向にあります。

米国公認会計士が評価されやすい企業の例

  • 海外連結子会社の多い企業
  • 海外市場に上場している企業
  • 外資系企業
  • 米国会計基準(US GAAP)や国際財務報告基準(IFRS)での決算を行なっている企業
  • クロスボーダーM&A(海外企業のM&A)のアドバイザリーを行なっているコンサルティングファームや金融機関 等

このように、「海外展開する企業や外資系企業」などで「会計・財務」などの経験があると、米国公認会計士資格とのシナジーは最大になります。

また、例えば、前述のような経理や財務、コンサルティングなどの経験者の方には、「会計関連の実務経験はあるが、英語は使ったことがない」という方もおられるかと思います。

そう言った人の場合、米国公認会計士資格とのシナジーは小さくなりますが、前述のような

「英語を使う経理職」

「英文会計や海外の会計基準に関する知識を必要とする職種」

への転職を考えている場合は評価につながります。

これまで英語を使った実務に携わっていなかった方でも、「もっと国際的な会計業務にチャレンジしたい!」と考えておられる場合は、米国公認会計士の取得にチャレンジしてみるのも効果的です。

第2回は以上です。

次回に続きます。

第3回はこちら

 第3回:実務未経験の米国公認会計士が監査法人や経理への転職で評価されるポイント(米国公認会計士の転職とその市場価値

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【手塚佳彦/公認会計士ナビ編集長・株式会社ワイズアライアンス代表取締役CEO】 神戸大学卒業後、会計・税務・ファイナンス分野に特化した転職エージェントにて約10年勤務。東京、大阪、名古屋の3拠点にて人材紹介・転職支援、支社起ち上げ、事業企画等に従事。その後、グローバルネットワークに加盟するアドバイザリーファームにてWEB事業開発、採用・人材戦略を担当するなど、会計・税務・ファイナンス業界に精通。また、株式会社MisocaのアドバイザーとしてMisoca経営陣を創業期から支え、弥生へのEXITを支援するなどスタートアップ業界にも造詣が深い。 2013年10月、株式会社ワイズアライアンス設立、代表取締役CEO(Chief Executive Officer)就任、公認会計士ナビ編集長。

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