【PR：DataSnipper（データスニッパー）様】
DataSnipperで、証憑突合と有価証券報告書のレビューを革新
- 会社名 BDO三優監査法人
- 従業員数 383名（2025年7月1日現在）
- 分野 監査・保証・アドバイザリー
BDO三優監査法人は、世界5大会計事務所の一つであるBDOのメンバーファームとして、IPOを目指す多種・多様な業種・業態の成長企業を中心に、監査・保証業務を提供しています。「成長を続け、信頼を築く監査法人。」をVISION（ありたい姿）として掲げ、常に監査品質の向上を追求し続けています。
今回は、同法人がDataSnipperを導入した背景と、その活用方法について伺いました。
導入のきっかけ
監査業務では、限られた時間の中でさまざまな対応を求められます。その中でも特に私たちが重視していたのは、より判断が求められる重要な作業に適切な時間を確保することでした。そのためには、転記や突合といった繰り返しの多い作業にかかる時間を見直し、業務全体の時間配分を工夫していく必要がありました。
そうした中で目に留まったのがDataSnipperです。実際に使ってみると、Excelアドインであることに加え、操作も非常にシンプルだったため、すぐにでも単純作業の効率化に役立つと見込み、導入を決めました。
レビュアーの立場から見ると、FSSのおかげで有価証券報告書のチェックが本当に速くなりました。100ページ以上あるPDFの中から、確認が必要な箇所を自動で表示してくれるので、延々とスクロールする必要がなくなって非常に助かっています。レビュー時間は3分の1ほどに短縮されたと感じています。
工藤 博靖 氏、パートナー
ソリューション
Snip
導入後、もっとも活用しているのがSnip（スニップ）機能です。クライアントのレコードとエビデンスを突合し、処理が正しく行われているかを確認する証憑突合の業務で特に役立っています。
突合作業は、100件、200件といった大量の件数に対応しなければなりません。それぞれの情報をExcel上で突合するために、以前はエビデンスから情報を手作業でExcelに転記していましたが、Snipを使うことで情報を自動で抽出できるようになり、作業時間を大幅に削減できました。
また、例えば確認手続により、紙ベースで入手した在庫リストなどをクライアントの台帳と突合する際には、TableSnip（テーブルスニップ）を活用しています。数十ページにわたるPDFファイル上の表データを一括で抽出できるため、突合作業の効率が大きく向上しています。
レビューの観点でも、Snipで抽出された情報と抽出元のエビデンスを同じ画面上で確認できるため、レビュー業務の効率化にもつながっています。
Financial Statement Suite
Financial Statement Suite（ファイナンシャルステートメントスイート、FSS）も非常によく活用しています。特にレビューの観点から、その効果を強く実感しています。例えば、これまでは100ページを超えるPDFの有価証券報告書内の各情報の整合性チェックを、スクロールしながら一つひとつ確認していて、場合によっては紙に印刷してチェックすることもありました。でも、FSSを使用すると、どの項目が一致していてどこに不一致があるのかをPCの画面上だけで素早く検証できるため、そうした手間が一切不要になり、レビュー時間が大幅に短縮することができています。
さらに、成果物として、チェックした箇所に印やコメントを付けた状態の有価証券報告書をエクスポートできるため、レビュー内容が明確に残り、確認の抜け漏れがないという安心感にもつながっています。
導入後の変化
ミスなく情報量を十分に含んだ、ハイクオリティな成果物が作成できるようになったと感じています。実際にExcelを見ても、情報量が明らかに増えているのが分かります。これまで手作業で転記していた内容が、DataSnipperによってワンクリックで抽出できるようになり、より多くのデータを正確に残せるようになったことで、監査調書のクオリティが上がりました。こうした情報量を確保しようとすると、以前はかなりの時間をかける必要がありました。それが今ではより短い時間で実現できるようになり、定量的にも明らかな時間削減につながっています。
また、DataSnipperの導入をきっかけに、社内でもツールを取り入れて業務を効率化しようという前向きな雰囲気が広がっています。デジタルツールを活用して働くことが当たり前になってきている今だからこそ、実際にそうしたツールを使用していることを、リクルート活動の場でも伝えるようにしています。
さらなる活用に向けて
今後は、新人研修や階層別研修のプログラムにDataSnipperのトレーニングをデフォルトで組み込んでいきたいと考えています。最終的には、ExcelやPowerPointのように当たり前に使われるツールとして、現場に根付かせていきたいです。
DataSnipperが活用できそうな場面があれば、まずは使ってみる。そんな姿勢が広がり、ツールを活用することが日常の一部として定着する環境を整えていければと考えています。
証憑突合の自動化による単純作業削減
Snip機能の活用により、証憑からの情報転記や突合作業を自動化。従来、100件以上に及ぶ証憑に手作業で対応していた工程が効率化され、単純作業の負担が大幅に軽減されました。
ハイクオリティな成果物の作成
必要な情報を的確に含んだミスのない成果物を、短時間で作成できるように。情報の網羅性が高まり、監査調書のクオリティ向上が実現しています。
有価証券報告書レビュー時間の大幅短縮
FSSを活用することで、有価証券報告書のレビュー業務を自動化。これまで100ページを超えるPDFを延々とスクロールしたり、紙に印刷して確認したりしていた作業が不要となり、レビュー時間は従来の約3分の1にまで短縮されました。
世界100か国以上に、50万人を超えるユーザー
