大好評の、監査法人OBトークのシリーズ第3弾、今回はEY新日本有限責任監査法人のOBトークをお届けします。
今回、公認会計士ナビ公式Youtubeチャンネル『公認会計士ナビチャンネル』では、『EY新日本監査法人OBトーク』と題して、2003年合格の汐留パートナーズグループの前川さん、2008年合格のグローウィン・パートナーズの長田さん、 2016年合格の堀尾公認会計士事務所の堀尾さんの3名をお迎えして、EY新日本時代をどのように過ごしていたのか、EY新日本に対してどんなイメージを持っているのかなど、EY新日本での体験談について様々な角度からトークを繰り広げます。
今回、お話を伺ったのは下記3名の公認会計士の皆さんです。
前川 研吾(まえかわ けんご)
汐留パートナーズグループ グループCEO
公認会計士(日米)・税理士・行政書士
2003年、公認会計士試験合格。新日本有限責任監査法人監査部門で国内監査業務に従事。また同法人公開業務部門でIPOの支援なども行う。2008年に退所・独立し汐留パートナーズグループを立ち上げる。株式公開準備会社を中心として、IPO支援、内部統制支援、海外展開支援、デューデリジェンスや株価算定業務を行う。またグループ会社として、税理士、社会保険労務士、弁護士、司法書士、行政書士などの専門家集団を集め、企業に対するワンストップサービスの提供と海外事業のサポートを行う。2018年に国際会計ネットワークであるPKFインターナショナルへの加入を実現。1981年生まれ。北海道出身。
参考:汐留パートナーズグループ
EY新日本監査法人の在籍期間:2003年10月~2008年8月(4年11ヶ月)
長田 新太(おさだ しんた)
グローウィン・パートナーズ株式会社 FA第1部長
公認会計士
2008年、公認会計士試験合格後、新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所。法定監査の他、財務デューデリジェンス業務等に従事。
その後、フロンティア・マネジメントに入社。主としてミドルキャップ案件を扱うFA1部にて、数多くのM&A案件において、M&A戦略策定・ストラクチャリング・バリュエーション・交渉支援を含めた一連のFA業務に従事。
グローウィン・パートナーズ参画後は、FA業務のみならずデューデリジェンスから無形資産評価を含む各種Valuationに至るまで、M&Aアドバイザリー業務をシームレスに提供している。またFA部長として、人材採用・教育、部門戦略策定等のマネジメント業務にも携わっている。
EY新日本監査法人の在籍期間:2008年12月~2014年8月(5年9ヶ月)
堀尾 仁志(ほりお ひとし)
堀尾公認会計士事務所 代表
公認会計士・税理士
2012年に東京大学経済学部卒業後、IT系広告代理店に入社。システム開発や経営管理に従事しながら、2016年に公認会計士試験合格。
2017年にEY新日本有限責任監査法人 金融部に入所し、大手証券会社等の監査に従事。日本/米国/国際会計基準での会計監査、内部統制監査、開示の翻訳、英会話を交えたプロジェクトマネジメント、デリバティブを中心とした金融商品の時価検証業務、移転価格税制の検証業務等に従事。
2020年1月より独立開業し、上場企業の内部統制構築及び文書化のコンサルティング、スタートアップ企業のIPO準備、決算早期化/適正化、資金調達及び利益改善のコンサルティング、新設会社の創業支援、研修講師業務などに従事。1989年生まれ。愛知県出身。
EY新日本監査法人の在籍期間:2017年2月~2020年1月(2年11ヶ月)
Part1 なぜEY新日本監査法人を選んだのか?
Part1の『なぜEY新日本監査法人を選んだのか?』では、前川さんが2003年の就職氷河期、長田さんが2008年の売り手市場、堀尾さんがつい最近である4年前の2016年と、それぞれ異なる時代に就職活動を行った3人の、EY新日本監査法人との出会いや就職活動について語ります。
前職のベンチャー企業に勤務しながら社会人合格した堀尾さんは、学生合格の同期とのディスアドバンテージをいかに埋めようかと考えて、最終的にEY新日本監査法人を選んだなど、これから就職活動をする方にとって役立つエピソードも教えてくれました。
Part2 EY新日本監査法人で働いた感想は?
Part2の『EY新日本監査法人で働いた感想は?』では、EY新日本で働いてみて良かったところや、他のBIG4との違いについてトークを繰り広げます。EY新日本は穏やかで優しい人が多いという意見が満場一致となる場面や、前川さんや長田さんが公認会計士の交流会に参加したときに感じたEY新日本と他の監査法人との違いについては、興味深い考察も…。
EY新日本監査法人で働いてみたくなるような、アットホームなエピソードが繰り広げられます。
Part3 なぜEY新日本を辞めたのか?
Part3の『なぜEY新日本を辞めたのか?』では、現在活躍中のEY新日本監査法人OB3人が、コンサルティングやM&Aなど、監査からキャリアチェンジしようと思ったきっかけについて、ざっくばらんにトークを展開します。
受験生に向けてのメッセージでは、受験時代には、減価償却や会社法の知識は実務では使わないと思っていたけど、実際は使う機会が多かったという堀尾さんの経験談など、コロナ禍で受験勉強に取り組む受験生の皆さんに役立つメッセージもいただいたので、是非参考になさってください。
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(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧)