※お申込みが100名を超えました。定員は180名です。(4月2日 現在)
株式会社AGSコンサルティングと南青山グループは、所属組織の垣根を超え、公認会計士資格者がその活躍領域を拡げていくことを目的に、「あしたの会計士を考える会」を設立しました。
同会は、最初の取り組みとして、「公認会計士限定の働き方セミナー」を2019年4月4日に開催します。
「あしたの会計士を考える会」設立背景
全盛期に比べると、出願者が大幅に減少している公認会計士。
資格試験の受験者数は下げ止まりつつあるとはいえ(下図参照)、業界全体の魅力を高めていくためには、会計士一人ひとりがもっと活躍していく必要があると感じています。
そこで、そんな会計士としてのキャリアを改めて見つめ、さまざまな可能性を感じてもらうことで、会計士コミュニティを盛り上げていきたいと考えました。
[参考] 公認会計士試験の願書提出者数推移
公認会計士限定の“働き方”セミナー
「会計士として、自分は将来何をしたいんだろう」
会計士ならば、誰しも一度は考えたことがあるのではないしょうか。
今回、キャリアに悩む若手会計士の方々に多様な可能性を知っていただき、「あしたへの一歩」を促すために公認会計士限定の“働き方”セミナーを企画いたしました。
近年公認会計士の活躍する場が広がると同時に、AIや情報技術の発展の影響もあり、今一度会計士としての働き方が問われ始めています。監査法人で働く生き方だけが、会計士の生き方ではない、では、どのようなキャリア、可能性があるのか。
セミナー当日は、滅多に話を聞くことのできない、計8名の多彩な会計士をお呼びし、どのような想い・苦悩・夢を持ち、今の働き方に至ったのかについてお聞きしていきます。
あしたの会計士を考える会 開催概要
- 開催日:2019年4月4日(木)
- 時間:19:00~21:15(受付開始:18:30~)
- 会場:日経カンファレンスルーム
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-3-7
(アクセス:https://goo.gl/maps/MBgKkXMaEHL2) - 定員:先着180名 ※4月2日現在、100名超の方にお申込み頂いております。
- 参加費:無料
- 参加資格:公認会計士及び試験合格
- 注意事項:受付にてご本人確認をしますので、必ずお名刺と研修カードをお持ちいただきますよう御願いいたします。
※本セミナーの終了後、CPE研修の有志主催研修として申請予定です(承認の場合2単位付与)
パネルディスカッションの内容
第1部:独立会計士の”人生設計”とは~開業から現在に至るまでの軌跡
彼らはなぜ“独立”の道を選んだのか。その決断までに、どのような考え・苦悩・夢があったのか。
このセッションでは、独立後も各分野で活躍を続けている4名に、独立や現在までの軌跡、
そして、独立したからこそ実感している会計士の可能性、ご自身が考える“会計士のあした”について語っていただきます。
登壇者
第2部:CFOからベンチャー起業まで~会計士の幅広い可能性に迫る
監査業務はもちろんのこと、会計士として培ってきた知識と経験は実に幅広いフィールドで活かすことができます。
このセッションでは、上場会社CFO、起業家、国際コンサルタント、さらには作家と、華麗なる(?)転身を遂げた4名に、仕事の面白さや苦労話について赤裸々に語っていただきます。
登壇者
当日スケジュール概要
登壇者詳細プロフィール
第1部
■第1部:モデレーター 南青山グループ CEO仙石 実 氏
公認会計士 税理士 公認内部監査人 AIPE認定知的財産アナリスト
2002年、監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)に入所。国内第2番目となる国際財務報告基準(IFRS)任意適用会社の監査及び助言指導業務、東証一部上場企業等の各種法定監査業務、株式公開支援業務、外部向け研修サービスに従事。2011年、コンサルティングファームにパートナーとして参画。事業会社、銀行等の組織再編における会計・税務アドバイザリー業務に従事。
2013年、南青山FAS株式会社、南青山税理士法人の代表に就任。2017年、日本経済新聞企画による経営者向けセミナーで600名を超える聴講者に対して、事業承継、自社株の重要性を解説。
現在は、上場・非上場を問わず多数の取引先の会計税務支援サービスのみならず、M&Aにおけるバリュエーション業務、デューデリジェンス業務に従事している。知的財産教育協会や各種実務セミナーの講師としても活躍中であり、豊富な実務経験を活かした実践的でわかりやすい講義には定評がある。
■第1部:パネリスト CaN International Group代表 大久保 昭平 氏
2003年、新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所。マネージャーとして国内外の様々な業種の大手企業に対して会計監査及びコンサルティング業務を行う。2010年、シンガポールに渡りSCS Global Groupに参画。シンガポール及び日本の監査法人のパートナーとして会計監査、財務デューデリジェンス、各種コンサルティング業務に従事。2011年、SCS Global Financial Advisory Pte. Ltd.設立、代表取締役就任。専門はコーポレート・ファイナンス、経営戦略、国際経済。日本に帰国後、2012年12月にCaN International Holdings株式会社(2014年3月よりHoldings化)を創業。
クライアントのクロスボーダーにおける経営課題を共に解決していくプロフェッショナル・ファームとして、海外進出に係るコンサルティング、クロスボーダーM&A、国際税務、現地における会社設立、財務会計支援、税務支援、会計監査サポート等の幅広いサービスを提供している。
現在、日本、シンガポール、香港、タイ、ベトナムに自社拠点を設置しており、他国においては複数の信頼できる提携先を有している。
■第1部:パネリスト アールパートナーズ代表 平林 亮子 氏
公認会計士。太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)にて国内企業の監査に多数携わった後2000年に25歳で独立。士業プロフェッショナルネットワーク・アールパートナーズ代表。株式会社Lumiere専務取締役。レオン自動機株式会社(東証一部上場)社外監査役。ビジネスやプロジェクトのたち上げから、経営全般に至るまであらゆる面において経営者をサポートしている。また、女性プロフェッショナルに関するプロジェクト「SophiaNet」をプロデュース。経営サポートに必要な幅広いネットワークを持つ。2018年には女性会計士のみのコンサルティング会社である株式会社Lumiereを設立し専務取締役に就任。公認会計士業界の活性化や、エグゼクティブ人材と企業とのマッチングにも力を入れている。
コンサルティング業務のかたわら、テレビ朝日『モーニングバード!』のレギュラーコメンテーター(2011年)、ラジオNIKKEI『平林亮子と岸田恵美子のちょっぴりおとなのマネー&マーケット』(2012年)のメインパーソナリティーを務めるなど、マスコミでも活躍。中央大学商学部客員講師(2010年度)、上場企業等の社内研修講師、中小企業総合展(中小企業基盤整備機構主催)特別講演講師を務めるなど、学校、ビジネススクール、各種セミナーなどで講義、講演も積極的に行っている。『決算書を楽しもう』(ダイヤモンド社)、『お金が貯まる5つの習慣』『<新版>相続はおそろしい』(幻冬舎新書)『レシートで人生を変える7つの手順』『損しないのはどっち?』(幻冬舎)など、著書は監修も含めると60冊を超える。
■第1部:パネリスト グローウィン・パートナーズ株式会社 代表取締役CEO 佐野 哲哉 氏
1992年、有限責任監査法人トーマツ入所。
2000年、創業CFOとしてIT企業(現東証1部)の設立に参画後、「プロの経営参謀」としてクライアントを成長(Growth)と成功(Win)に導くべく、2005年にグローウィン・パートナーズを設立。
現在、上場企業クライアントを中心に450件以上のM&Aサポート実績を誇るフィナンシャル・アドバイザリー事業、経理部門の働き方改革を「会計」×「IT」で実現するAccountingTechR Solution事業、ベンチャーキャピタル事業の3つの事業領域でサービスを展開。その他、上場企業の社外役員、TOB/MBO案件の第三者独立委員などを務める。
■第1部:パネリスト 江黒公認会計士事務所 代表 江黒 崇史 氏
1999年3月早稲田大学商学部卒業。2001年公認会計士二次試験合格。2001年10月から2004年まで大手監査法人において製造業、小売業、IT企業を中心に多くの会計監査に従事。法定監査のみならず、株式公開業務や財務調査業務、アニュアルレポート業務も担当する。
2005年にハードウェアベンチャー企業の最高財務責任者(CFO)として、資本政策、株式公開業務、決算業務、人事業務に従事するとともに、株式上場業務を担当。同社の財務体質改善に貢献。2005年より中堅監査法人に参画し、情報・通信企業、不動産業、製造業、サービス業の会計監査に従事。M&Aにおける買収調査や企業価値評価業務、TOBやMBOの助言業務も多く担当。
2014年7月より独立し江黒公認会計士事務所を設立。会計コンサル、経営コンサル、IPOコンサル、M&Aアドバイザリー業務の遂行に努める。
※「あしたの会計士を考える会」実行委員
第2部
■第2部:モデレーター 株式会社AGSコンサルティング 代表取締役社長 廣渡 嘉秀 氏
1967年、福岡県生まれ。90年に早稲田大学商学部を卒業後、センチュリー監査法人(現 新日本監査法人)入所。国際部(ピートマーウィック)に所属し、主に上場会社や外資系企業の監査業務に携わる。
94年、公認会計士登録するとともに株式会社AGSコンサルティングに入社。2004年に代表取締役専務、06年に副社長を経て08年より社長就任。
09年のAGS税理士法人設立伴い同法人代表社員も兼務し、現在に至る。
※「あしたの会計士を考える会」実行委員
■第2部:パネリスト 一般財団法人芸能文化 会計財団理事長 山田 真哉 氏
1976年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業後、東進ハイスクール勤務を経て、中央青山監査法人入所。2004年に独立し、2011年より一般財団法人芸能文化会計財団理事長に就任。
監査法人在職中に『女子大生会計士の事件簿』で作家デビュー。2005年、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が160万部を突破し、流行語大賞にノミネート。
現在は会計士・税理士業の傍ら、「浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド」(文化放送)のパーソナリティーのほか、内閣官房行政改革推進会議WG委員や株式会社ブシロード社外監査役等を務める。
■第2部:パネリスト GMOインターネット 株式会社取締役副社長CFO 安田 昌史 氏
1994年早稲田大学法学部を卒業後、公認会計士二次試験に合格し、KPMGセンチュリー監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)へ入所。
2000年にGMOインターネット株式会社に入社。2002年取締役経営戦略室長、2003年常務取締役、2005年専務取締役を歴任し、2015年3月に取締役副社長に就任。2003年から現在までの15年間、CFOとしてグループの経営に従事。
現在はCFO業務に加えて、グループ代表補佐業務、グループの管理部門統括役員を管掌する。
■第2部:パネリスト 株式会社Voicy 代表取締役CEO 緒方 憲太郎 氏
大阪大学基礎工学部卒業後、大阪大学経済学部卒業。同年公認会計士合格。2006年に新日本監査法人へ入社。その後Ernst&Young NewYork、トーマツベンチャーサポート、にてスタートアップから大企業まで経営者のブレインとなるビジネスデザイナーとして多数の会社を支援。途中1年間かけて地球一周放浪しながら、アメリカでNPOの立ち上げやオーケストラ公演のディレクターも行う。現在も5社以上のベンチャー企業の役員や株主として参画中。
2015年医療ゲノム検査事業のテーラーメッド株式会社を創業、3年後業界最大手上場企業に事業売却。
2016年次世代音声市場のリーディングカンパニーの株式会社Voicy創業。
社会と生活を変えて、新しいワクワクする価値を生む会社が好き。メンバー大募集中。
■第2部:パネリスト 株式会社AGSコンサルティング シンガポール支社マネージャー 八鍬 信幸 氏
税理士資格保有者。
2008年 KPMG税理士法人(インターナショナルコーポレートタックス部門)入社。大手外資系企業、日系上場企業の国際税務アドバイザリー業務に従事。2014年より AGSコンサルティングシンガポール社の立ち上げに参画。その後、シンガポールにおける日系企業の海外進出コンサルティング、会計税務支援業務に従事。
2017年からAGSマレーシアジャパンデスクの現地ダイレクターとして立ち上げを担当。現地のビジネスマガジンへのコラム連載や、海外進出企業への講演に多数登壇。