経理や人事のスキルを活かせるのはバックオフィスだけじゃない!faces-HR・Accounting-の初イベントをレポート

  • 2017/1/16

ベンチャー企業ベンチャー企業で働きたい方をマッチングするイベントfaces(フェイシズ)。これまでエンジニアやデザーナーなど様々な職種をテーマに開催されてきていますが、2016年11月末、HR・Accounting、即ち、人事・経理をテーマとしたイベントが開催されました。

facesとしては人事、経理をテーマとした初のイベントとなります。 

また、今回はさらに「人事・経理だけどフロントで働く」がサブテーマとして掲げられました。

 

一般的に人事や経理と聞くと、バックオフィスを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、ベンチャー業界ではバックオフィスをより効果的・効率的にするサービスも登場してきています。それらのサービスを提供する企業では、人事や経理のスキルをお持ちの方々にも「フロント」での活躍の場があるというわけです。

人事や経理のスキルをお持ちの方が転職をしようとする場合、次の職場でもバックオフィスとして同じような仕事を想定するだけでなく、今持っているスキルはフロント職としても役立てるよ!ということを伝えたくて今回は「人事・経理だけどフロントで働く」というサブテーマを掲げました。

ちなみに、このfacesはトーマツベンチャーサポートの納富隼平氏によって企画・運営されています。

納富氏は当日の司会・進行も務め、軽快なトークでイベントを盛り上げました。

トーマツベンチャーサポート株式会社 事業開発部 納富隼平 氏

さて、バックオフィスにイノベーションをもたらすベンチャーと登壇者は以下の通りでした。

  1. 株式会社KUFU 代表取締役 宮田 昇始 氏
  2. freee株式会社 クラウドバックオフィスコンサルタント 公認会計士 高木 悟 氏
  3. 株式会社ビザスク 代表取締役CEO 端羽 英子 氏

順番に紹介していきましょう。

労務管理はクラウドで効率的に!クラウド労務管理ソフトウェア「SmartHR」

株式会社KUFU 代表取締役 宮田 昇始 氏

この日トップバッターを務めたのはSmartHR(スマートエイチアール)を提供する株式会社KUFU(クフ)社の宮田さん。SmartHRは名だたるピッチコンテストで何回も優勝している、今最も勢いのあるサービスの一つです。

なぜ労務系WEBサービスを始めたのか?労務にテクノロジーを

宮田さんがSmartHRをはじめたきっかけは自身の病気。一時は車椅子で生活し、顔面麻痺、聴覚・味覚障害まであったそうです。その際に社会保障の恩恵に預かり、その重要性を認識したそうです。

しかし、労務の手続きは簡単なものではありません。

例えば、社会保険加入のための書類にはなぜか6択ある性別欄、労務所やハローワークなどあちこちに提出するいくつもの書類、何度も記入しなければならない同じような内容、役所に行ってみれば何時間も待たなくてはならないことも、、、

社会保険は病気の自分を救ってくてら素晴らしい制度だけど、ここにはテクノロジーが足りていない。そこで宮田さんが取り組んだのがSmartHRの開発でした。

SmartHRはクラウドの労務管理ソフト、労務管理がWEB上で簡単に!

SmartHRはクラウドの労務管理ソフトウェアです。例えば、入社の際に、新しく入社される方とのやりとりはメール等が一般的かと思います。しかし、SmartHRならその方にリンクを送りフォームに必要事項を入力してもらうだけ。入力が終われば自動で会社に通知がくるため非常に簡単です。

また、総務省のシステムとも連携しているため、SmartHRから書類申請が可能です。これであちこちに書類を提出したり、長い待ち時間からも解消されますね。このように、SmartHRを使えば様々な手続きが簡単に行えるようになっています。

もちろん、クラウドサービスなので、日々、新機能も続々と追加されていきますし、リリース済の機能も継続的にアップデートされますので、一度契約すると常に最新版を利用することができます。

人事労務の知識を活かせる!募集している4職種

クフ社は現在以下の4職種を募集しているそうです。
(編注:イベント実施時。また、今回のイベントに合いそうな募集をプレゼンしていただいたので、実際には他の職種も募集している可能性があります。)

  1.  セールス
  2.  CS(カスタマーサービス)
  3.  マーケティング
  4. 経理

クフ社には、労務の経験があった方も在籍されており、セールスやCS関連の仕事をされていたりするそうです。

労務分野は様々な法律や制度に関連する細かい話だったり専門的な話もあり、お客様とお話にする際は労務関連の知識や経験が役立っているようです。また、専属の経理担当はいないらしいので、ご興味のある方は是非ともクフ社にご連絡ください!

▼クフ社の求人
http://kufuinc.com/recruit

セールス、CS、マーケ、経理も募集中!

会計バックグラウンドを活かしてクラウド会計ソフト「freee」の成長に寄与

freee株式会社 クラウドバックオフィスコンサルタント 公認会計士 高木 悟 氏

続いて登場したのはfreee(フリー)の高木さん。本日唯一社員として登壇し、現場での体験を語ってくれました。

クラウド会計ソフト「freee」って?

さて、freeeはクラウド会計ソフトです。銀行の御来バンキングやクレジットカードアカウントと連携させれば自動で明細を取得して記帳したり、請求書の自動作成機能があったり、スマホだけで経費精算ができる機能もあるなど経理業務を効率化、省力化できる機能が搭載されています。

freeeのサービス内容については以下の動画もご覧ください(当日流したものと同様です)。

監査法人を辞めてクラウド会計ソフトベンチャーへ

高木さんは公認会計士で、元々大手監査法人に勤めていました。しかし、監査法人というのはある意味で間違いを見つける仕事。モチベーションが上がらないこともあったそうですが、友人の紹介で会社見学にいったところfreeeという会社にすっかり魅了され、ジョインすることになりました。「freeeに転職してから大変なことはたくさんあったけど、辞めたいと思ったことは一度もない」という言葉が印象に残っています。

freeeでの最初の仕事はユーザサポートだったそうです。

一見すると公認会計士としてのバックグラウンドが活かせなさそうですが、freeeは会計サービスを提供しているということで、ユーザサポートでも会計の知識を活かすことができたそうです。その後、セールスを経て、今ではマーケティングの仕事を担当し、広告を出したりイベントに出店したり、ユーザが増えるための施策はなんでもやっています。

このように様々な仕事を経験している高木さん。freeeは会計サービスなので、フロントのどの立場になっても会計の知識は必須で、会計士というバックグラウンドは非常に役立っているそうです。

ちなみに、高木さんの経歴やfreeeでの活躍についてはこちらの記事もご参考ください。

大手監査法人を2年で辞めてfreeeに飛び込んだ会計士の話(公認会計士のリアル 第7回:高木悟)

freeeには専属の経理担当がいない!?freeeを使えば経理は自動で!

ところで、freee社にはイベント開催時点で250名の従業員がいましたが、なんと、専属の経理担当者はおらず、他の業務と兼務しているメンバーで経理をまわしているとのことでした。これは決して人員不足だからではなく、自らが開発するfreeeの機能を活かしきれば専属の担当者を置く必要がないのだとか。

そんなfreee社では様々な職種で人材を募集しています。企業や会計事務所向けのセールス、マーケティング、カスタマーサポートなど、会計バックグラウンドがある方は是非ともチェックしてみて下さい。

▼freee社の求人
https://jobs.freee.co.jp/

人とスキルをマッチングするスポットコンサルティング「ビザスク」

株式会社ビザスク 代表取締役CEO 端羽 英子 氏

最後に登場したのはビザスクの端羽さん。

端羽さんは学生結婚→外資系投資銀行に就職するも出産と子育てのために1年で退職→USCPA(米国公認会計士)を取得し外資系化粧品会社へ→子連れで海外へMBA留学→プライベート・エクイティ・ファンド→起業という珍しい経歴を持っています。

ビジネスパーソンがスキマ時間で活躍できる!スポットコンサルティングサービス「ビザスク」

そんな端羽さんの経歴を活かして作ったサービスがビザスクです。

ビザスクはスポットコンサルティングサービス。「ビジネスパーソンがスキマ時間で活躍する、新しい知見のマッチングプラットフォーム」(ビザスク社HPより)をコンセプトに、ビジネスパーソンが自身の知見を活かせる分野でアドバイザーとして登録、その分野のアドバイスを求める企業とのマッチングがビザスク上で行われます。

例えば、人事向けのサービスを開発している企業が人事経験のある方にヒアリングを実施する、新規事業をする際にその業界に知見のある方に話を聞く、東南アジアのマーケティング調査のために東南アジアに詳しい方からお話を伺う等、ビザスクでは日々、様々な相談がなされています。

現在の登録アドバイザー数は25,ooo名にも及ぶとのこと。

このビザスクによって、企業はビジネスで生じる様々な課題について有用なアドバイスをくれる専門家を容易に見つけることができ、ビジネスパーソンはアドバイザーとして副業として社外で知見を活かす場を見つけることができます。(副業ができない、もしくは、報酬を目的としないアドバイザーはビザスクで受け取った報酬を寄付することもできます。)

また、最近では鳥取県と提携して起業支援をしたりと、地方創生にも積極的に取り組んでいることもトピックスのひとつです。

以下のコンセプトムービーも是非ご覧下さい。(イベント当日にも流されたものです)

ビザスク社にはどんなメンバーがいるの?多様なメンバーが活躍

当日のお話の中では、ビザスクの社内にはどんなメンバーがおられるかも詳しく触れられました。

ビザスクというサービスの特性もあるのか、同社の社員のバックグラウンドは、大企業、ベンチャー企業、官公庁など様々で、ビザスクのスポットコンサルティングの仕組みに強く共感した方がジョインされているようです。会社の雰囲気もベンチャー企業らしく、熱意に溢れ、風通し良く意見を言い合える環境ということ。

欲しい人材としては、ビザスクというサービスを提案する営業ができる方人と企業の課題をマッチングすることに興味ある方には是非お越しいただきたいとのことでした。とりわけ、管理部門マーケティングは端羽社長が自ら担当していることもあり、任せられる人材がいれば是非採用していきたいとのことでした。

▼ビザスク社の求人
http://visasq.co.jp/recruit

ベンチャーに興味のある人事・経理の方はfacesのFacebookをフォロー!

「人事・経理だけどフロントで働く」をテーマに開催した第1回、faces-HR・Accounting-。今後も人事や経理の方がベンチャー・スタートアップにジョインするためのイベントや情報発信を継続的に行っていく予定です。ご興味のある方は是非facebookページにいいね!をしていただいて情報が届くようにしてみてください!

▼faces-HR・Accounting-のFacebookグループはこちら▼
https://www.facebook.com/faceshraccounting/

 

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