【倒産】第一中央汽船株式会社(東証一部上場):上場企業の倒産
第一中央汽船株式会社が東京地裁へ民事再生法の適用を申請。
【負債総額】1,764億6,700万円
【市場】東証一部
【備考】
- 100%子会社のSTAR BULK CARRIER CO.,S.A.(パナマ共和国)も同日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請。
- 負債は2015年6月末時点で第一中央汽船(株)が約1,196億800万円、STAR BULK CARRIER CO.,S.A.が約568億5,900万円で、2社合計で約1,764億6,700万円だが、今後の民事再生手続きにおいて増加する可能性があるとのこと。
- 2015年の上場企業倒産は江守グループホールディングス株式会社(4月民事再生法、東証1部、負債711億円)に次いで3社目で、同社を抜いて負債総額は今年最大。
- 海運業者の倒産としては三光汽船株式会社(1985年8月会社更生法、負債5,200億円)に次いで過去2番目。
【参考サイト】
【手塚佳彦/公認会計士ナビ編集長・株式会社ワイズアライアンス代表取締役CEO】
神戸大学卒業後、会計・税務・ファイナンス分野に特化した転職エージェントにて約10年勤務。東京、大阪、名古屋の3拠点にて人材紹介・転職支援、支社起ち上げ、事業企画等に従事。その後、グローバルネットワークに加盟するアドバイザリーファームにてWEB事業開発、採用・人材戦略を担当するなど、会計・税務・ファイナンス業界に精通。また、株式会社MisocaのアドバイザーとしてMisoca経営陣を創業期から支え、弥生へのEXITを支援するなどスタートアップ業界にも造詣が深い。
2013年10月、株式会社ワイズアライアンス設立、代表取締役CEO(Chief Executive Officer)就任、公認会計士ナビ編集長。